
「重い女」をやめる方法 なぜあなたのLINEは既読無視されるのか?
- 更新日:2019/04/12
- 公開日:2019/04/12
女子カレ読者のみなさんこんにちは。ライターの小山です。
さて、突然ですが、読者のみなさんは「重い」と言われたことがありますか?
「おまえ、重いよ」
「いい加減ウザい」
こんなコメントと共にスパッと振られたり、LINEの返事が返ってこなくなったり、そんな経験はないでしょうか?
「重い」というのは男性にとっては最大の忌避ポイントのひとつ。
それもあって、なるべく女性は軽やかに振る舞った方が得なのですが、当の「重い女」たちにとっては、「自分の何が悪いのかわからない」という方も珍しくありません。
「重い」って何?
どうすれば「重い女」をやめられるの?
重い女のみなさんのそんな疑問に、本記事では答えていきます。
「重い」ってどういうこと?

当たり前ですが、「重い」というのは体重のことではありません。体重が多い女性は「重い女」ではなく「デブ」と表現されます。
(自分はそっちだ!と思われた方は是非ダイエット関連の記事を読んでください)。
「重い女」というのは体重ではなく「心が重い」というタイプの女性を指す言葉です。
心が重い、ちょっと抽象的な言葉ですね。まずは具体的な事例をあげていってみましょう。
<「心が重い」と思われる行動一覧>
・ひっきりなしにLINEやメールを送ってくる。
・異常に高価なプレゼントを贈る
・好きアピールをしまくる
・「好き?」と何回も聞いてくる
・結婚や将来について過剰に問いただしてくる
・手料理や手編みのマフラーなど、異様に手間のかかった贈り物を好む
まだまだありますが、とりあえず代表的なところをあげてみました。
男性からするとまさに「うわっ」と言いたくなるような行動のオンパレードです。

しかし、このリストを見ても「重い女」のみなさんはあまりピンと来ないかもしれません。
「なんで高価なプレゼントはダメなの?」
「好きって言ったりするだけで駄目なの?」
「手料理は普通喜ばれるのに、なぜ上だと重い行動みたいに書かれてるの?」
こんな疑問を抱く方、きっと沢山いらっしゃいますよね。
なぜこういった行動は「重い」のでしょう。普通のプレゼントや、普通の「好き」や、普通の手料理と、「重い女」たちのそれは何が違うのでしょうか。これには「返報性の原理」という人間心理のメカニズムが関わってきます。なんだか難しい言葉ですが、わかりやすく説明していきましょう。
返報性の原理
「返報性の原理」とは、要するに「お返しをしなきゃいけない」と思う人間の心理のメカニズムです。身近な例を挙げてみましょう。
例えば年賀状。
年賀状を出してない人から年賀状をもらったら「あ、自分も出さなきゃ」と思いますよね。
怒られたり、損をしたりといったデメリットがなくとも、多くのひとは他人に何かをされたら「自分もお返ししなきゃ」と考えます。
この「返報性の原理」に基づいたシステムは人間社会の各所に見られます。
例えばお歳暮。もらったら返すのが社会通念上当然とされています。会釈やお辞儀などの挨拶もそうですね。された側は「返」さなければなりません。
人類が都市化を始める前は、婚姻や貿易などの契約の多くも、この「返報性の原理」に基づいて構築されていました。このように「何かをもらったら、何かを返す」というのは人間という動物の本能に深く根付いた行動なのです。
さて、それではこの「返報性の原理」がなぜ「重い女」たちが嫌われる原因に結びつくのでしょうか。はっきり言ってしまえば、「重い女」とは「「返報性の原理を無意識に利用して他人を攻撃する人間」であるからです。

例えばお歳暮で考えてみましょう。
もしあなたに、会社の大して仲良くもない同僚から5万円分の伊勢海老がお歳暮として届いたとします。
大して知りもしない人からもらった5万円の伊勢海老を前にして、あなたは喜べますか?
「うわっ」
「えっ!?」
となるのが普通の反応です。
高価なものをもらったら、こちらも高価なものを贈り返さなければならない。しかし、自分と相手は高価なものを贈りあうような仲ではない。
もし5万円分の商品を返したならそれは大変な出費です。
逆に返さなくても「5万円分の借りがある」という後ろめたさからは逃げられません。
ここに、“混乱”と“イラ立ち”の原因があるのです。
では、「重い女」たちの行動を今一度見返してみましょう。
・ひっきりなしにLINEやメールを送ってくる。
・異常に高価なプレゼントを贈る
・好きアピールをしまくる
・「好き?」と何回も聞いてくる
・結婚や将来について過剰に問いただしてくる
・手料理や手編みのマフラーなど、異様に手間のかかった贈り物を好む
これらの行動は、どれも「暗にお返しを求める行動」に他なりません。
LINEを送るということは、返事を期待するということです。
高価なプレゼントを贈るということは、高価なお返しを期待するということです。
「好き」とひっきりなしに伝えてくるのは、こちらにも「好き」と言えと脅迫しているのと変わりません。
こういった、相手の気持ちを考えない行動が「重い」と思われてしまう、本当の原因なのです。
重くないコミュニケーションとは

「重い女」を卒業するには、どうすれば良いのでしょうか。
その唯一の方法は、「相手との距離感に合わせて行動する」ことです。
お歳暮で例えるなら、よく知りもしない同僚に5万円のビール券は送らない。500円分のQUOカードにする。それが社会通念上の「適切な距離」だからです。
恋人同士でもそれは同じです。
いくら彼氏彼女といえ、「距離」はゼロではありません。各人なりの、また交際関係・交際期間なりの「距離」があります。
その「距離」をしっかり見定め、それに合わせたコミュニケーションを取ること。
それが「重い女」を卒業する唯一の方法です。
交際3日目の彼氏に「結婚しよう」とか毎日LINE送って振られた経験があるみなさん!
みなさんが学ぶべきは、恋愛テクニックでもメイクテクニックでもありません。
“相手との適切な距離”
この一点だけです。
適切な距離を保って、相手に苦痛を押し付けない恋愛を、どうか楽しんでくださいね。
▼著者:小山晃弘さんの人気コラム▼
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小山 晃弘
(ブロガー・フリーライター)
「セラヴィ」「リクナビNEXTジャーナル」「ASREAD」など、さまざまな商業Webメディアで活動中。
ライブドアブログ OF THE YEAR 2015受賞
公式サイト:人類応援ブログ
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