悩み

恋愛・人間関係・仕事の悩みを解決するたったひとつの秘訣とは?

  • 更新日:2019/05/01

「好きな人にふられた。私は都合のいい存在だったのかも」

「仕事で成功している友達に嫉妬してしまう」

「頑張っているのに誰も認めてくれない」

「もう○歳なのにこのままでいいのだろうか。将来が不安」

そんな風に日々悩んだり、フラストレーションを感じたりしている女性は少なくないでしょう。


なぜ、人はこんな風に悩まされてしまうのでしょうか?


ベストセラー『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』の著者で僧侶の草薙龍瞬(くさなぎ りゅうしん)さんは、「心が反応してしまうことが原因」であり、「ムダな反応をしないこと」で、すべての悩みは根本的に解決できる、断言しています。


今回は、本書を参考に、すべての悩みを解決するためのヒントとなる、悩みを根元から消し去るための「ムダな反応をしない」方法をご紹介します。


悩みをなくすには、「ムダな反応をしないこと」が大切。ただし、「我慢すること」とは違う

我慢

・他人と比べて劣等感を感じてしまう

・好きな人を失ってしまい苦しい

こういった苦しみ・悩みは、心の反応によって生まれます。


不本意な現実に直面したとき、反応することなく、平和な心を維持できたら、幸せに生きることができるでしょう。ただし、反応しないということは、無理やり我慢することとは違います。我慢してもフラストレーションが溜まるだけですから、そもそも、「最初からムダな反応をしない」ことが大切になってきます。


著者は、「最初から反応をしない」ためには、「反応」ではなく「理解」を心がける必要がある、と述べています。


「反応」ではなく「理解」するための3つの方法。ポイントは、「心の状態を見る」こと

著者は、悩みを解決する秘訣は「反応せずに、まず理解すること」であり、「特に心の状態を見るという習慣を持つことで、ストレスや怒り、心配などのムダな反応をおさえることが可能になる」と主張しています。


ここでは、「心の状態を見る」ための、具体的な3つの方法についてみていきましょう。

3つの方法

心の状態を見る方法1:言葉で確認する

仕事中でも、家族といるときも、「今、自分の心は、どんな状態だろう?」と意識するようにします。「疲れを感じているな」「気力が落ちているな」「イライライしているな」「考えがまとまらないな」というように、客観的に確認します。「言葉で確認する」ことを、仏教に世界では「ラベリング」と呼ぶことがあります。心の状態にぺたりと「名前」を貼って、客観的に理解してしまうのです。このラベリングを、日常の動作にも、同じようにやってください。掃除をしているときには、「わたしは今、掃除をしている」。(略)パソコンで作業しているときには「作業している」と、ありのままに言葉で確認します。こうして、心の状態、体の動作を、客観的に言葉で確かめる習慣を身につけるのです。(P.37)


ラベリングをすること(言葉で確認すること)で、(被害)妄想や不安にとらわれることなく、ありのままを認識できるようになり、落ち着きを取り戻すことができる、というわけです。


心の状態を見る方法2:体の感覚を意識する

日頃動かしている体の感覚を、よく感じ取るようにすることによって、疲れた心をリフレッシュできる効果があるといいます。

体の感覚を意識するための練習としては、下記のような行動が挙げられます。


まず、目を閉じて、自分の手を見つめてください。暗闇のなかに、「手の感覚」がありますね。その手を見つめながら上に挙げてください。「動く感覚」があります。このとき、「手の感覚がある」「手の感覚が動いている」と意識します。手を肩のあたりまで挙げて、元の場所まで下ろします。その間、目をつむったまま、手の感覚を見つめます。今度は、手のひらを上に向けた状態で、脚の上におきます。そこで手を握ったり、開いたりしてみます。「手を握ると、このような感覚が生まれる」「手を開くと、このような感覚が生まれる」と確認します。(P.38)


心の状態を見る方法3:分類する

反応しそうになったら、その心の状態が、①貪欲②怒り③妄想、のどれに当てはまるかを分類してみましょう。


①貪欲

これは、過剰な欲求に駆られている状態です。平たくいえば、求めすぎ、期待しすぎ。焦りや、人間関係をめぐる不満は、たいていが、この「求めすぎる心」から来ています。自分に、他人に「求めすぎていないか」を、つねに気をつける習慣をつけたいものです。(P.38-40)


②怒り

これは、不満・不快を感じている状態です。イライラしている、機嫌が悪い、ストレスを感じているときは、「これは怒りの状態だ」と理解するようにしましょう。(略)「わたしは怒りを感じている。でもこの怒りは、‘求める心’が作り出している、あまり根拠のない怒りである」と正しく理解して、心を鎮めるように心がけましょう。(P.40-41)


③妄想

「妄想」こそは、人間が最も得意で、大好きで、ほぼ一日中絶え間なく繰り広げている、ナンバーワンの煩悩です。(略)妄想をリセットする基本は、「今、妄想している」と客観的に言葉で確認することです。(P.42)


ただし、妄想にはまり込んでいる間は、それが妄想であることを忘れてしまっているケースが多々あります。そういった事態を抜け出すための方法として有効なのが、「妄想と妄想以外とを区別する」というものです。体の感覚に意識を向けたり、今視界に入っているものを見たりして、「妄想以外のもの」を認識することで、自分を苦しめていたものが現実には存在しない妄想に過ぎないことに気が付けるきっかけになります。


さいごに。心の状態を冷静に見つめることで、ストレスや悩みは軽減される

ストレスフリー

著者は、人が悩みから抜け出せないのは、「自分の心が見えていないから」だと述べています。

「自分が今悩まされているのは妄想だ」「欲が働いている」など、しっかりと心の状態を見ることで、「ムダな心の反応」を引き起こすことなく、自分の心を理解することができるのです。


『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』は、感情や妄想にふりまわされず、ストレスフリーに生活したいという方におすすめの一冊です。



今回ご紹介した本

『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』

著者:草薙龍瞬

出版社:KADOKAWA



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  • 今来 今 (フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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