新入社員

新入社員が陥りやすい3つの落とし穴とは?

  • 更新日:2019/05/01

「研修がやっと終わった~!」という新入社員の人も多いと思います。

ゴールデンウィークでほっと一休みというところでしょうか?


そして、ゴールデンウィーク明けからは、いよいよ配属先で本格的な仕事がスタートです。「まだ、そんなことは考えたくない!」という人もいるかもしれません。

でも、ぜひ新入社員の人には知っておいてもらいたいことがあります。


それは、多くの新入社員がこの時期に陥りやすい落とし穴がある、ということです。今回は、この「落とし穴」とその「乗り越え方」を紹介します。


新入社員が陥りやすい3つの落とし穴とは?

落とし穴

新入社員研修が終わって、いよいよ配属先で勤務がスタート。多くの新入社員が「がんばるぞ!」という意欲と「大丈夫かな……」という不安を抱える時期です。

そんな新入社員には、誰もが陥りやすい3つの落とし穴があるんです。それは、次の3つです。


(1)リアリティショック

(2)教えてもらえるのが当たり前!

(3)仕事がつまらない症候群


それぞれを見ていきましょう。


リアリティショック

新入社員の落とし穴

<落とし穴>

一つ目の落とし穴は「リアリティショック」です。これは、仕事や職場のメンバー(上司や同僚)の現実を知って、ショックを受けることです。特に配属先で働き始めた直後に陥りやすい落とし穴です。


配属前には、いろいろと仕事や職場のことを想像します。ネガティブなことを想像する人もいますが、多くの人がポジティブなことを想像します。でも、現実は想像の通りにはなりません。

新入社員の現実を知って、会社の現実を知って、多くの人がショックを受けます。思うように仕事ができずに、そんな自分自信にショックを受けてしまう人もいます。

これが乗り越えなければならない最初の落とし穴です。残念ながら、これを乗り越えられずにすぐに退職してしまう人もいます。


<乗り越える方法>

では、このリアリティショックはどうやって乗り越えればいいのでしょうか?その方法は次の3つです。


①できるだけ早く職場の文化(ルールや人間関係など)を解読して、その職場で仕事をする「コツ」を掴む

②上司や先輩、同僚とうまくやっていく方法を学ぶ

③「こうあるべき」などの自分の考えや価値観に固執せず、他者の考え方や価値観を理解しようと努力する


特に①は重要です。上司や先輩に話を聞いてみるのも良い方法です。自分から積極的に理解しにいきましょう!


教えてもらえるのが当たり前!

指導

<落とし穴>

リアリティショックを乗り越えた後に陥りやすい落とし穴が「教えてもらえるのが当たり前!」です。

これは、「新入社員だから、丁寧に教えてもらえるのが当たり前」「新入社員だから、教えてもらってないことはできないのが当たり前」と考えて、教えられるのを待ってしまうことです。


でも、これでは「できない新人」という評価を受けてしまいます。職場で認められず、最悪の場合、居場所を失うことになるかもしれません。

学生は教えてもらうのが役割でした。先生も「教えること」が仕事です。だから、「学生」は教えてもらえるのが当たり前でした。でも、社会人になったら教えてもらうことは当然ではないんです!これは知っておきましょう。


<乗り越える方法>

社会人は自分から学びにいかないと、誰も教えてくれません。

教育を担当する先輩社員や上司にとって、「教えること」は仕事の一部でしかありません。


さらに、新入社員にとって「仕事を覚えること」も仕事です。教えられるのを待って、仕事を自分から覚えようとしないのは、仕事をしていないのと同じなのです。会社では自分から学びにいかない者はどんどん取り残されます。

これらを自覚して、自分から学びに行きましょう!そして、常に組織に貢献するために自分ができることを考えましょう。これが職場のメンバーの一員として認められる第一歩です。


仕事がつまらない症候群

仕事がつまらない

<落とし穴>

仕事に慣れてくると陥りやすい落とし穴が「仕事がつまらない症候群」です。これは、自分のやっている仕事が簡単で、価値の低い仕事に感じられてしまうことです。


新入社員が任される仕事は最初は簡単な仕事です。なので、すぐに覚えて、できるようになってしまうことが多いでしょう。

そうすると周りを見る余裕が出てきます。そして、先輩や上司を見ると、みんな忙しそうに仕事をしています。配属前に想像していた「かっこいい」仕事をしている先輩もいます。

それらと比べると、自分は価値の低い仕事をしているように感じてしまいます。そして、「こんなのが私のやりたかった仕事なの?」と考えるようになるのです。


<乗り越える方法>

この「仕事がつまらない症候群」を乗り越えるにはどうすればいいのでしょうか?それは周りからの期待を知ることです。


自分の仕事がつまらない、というのは自分のことだけしか見えていない状態です。でも重要なのは、会社や上司、先輩があなたにどんな期待をしているか、なのです。

今の簡単だと感じる仕事は、将来あなたに活躍してもらうために必要な仕事です。上司や先輩は、あなたが将来活躍するために必要なステップを考えて、仕事を与えてくれています。このことは知っておきましょう。


もし、「仕事がつまらない」と感じたら、上司や先輩に相談してみましょう。きっと、あなたがどんなことを期待されているのかわかるはずです。

そして、自分から「何かお手伝いできる仕事はありませんか?」と聞いていけるといいですね。これが、上司や先輩から信頼してもらえる第一歩です。


最後に

仕事

新入社員の人に最後にお伝えしておきたいことがあります。それは「仕事は理不尽に感じることの方が多い」ということです。

ただし、あなたが「理不尽だ!」と感じたことは、あなたの価値観での判断でしかないことは知っておきましょう。会社には会社の理屈があり、それに従わざるを得ないことも多いです。

学生時代は、自分の価値観で「理不尽だ!」と感じたことには文句を言ったり、逃げたりすればよかったです。でも、社会人になったらそうはいきません。


そんな中では、理不尽なことにあって、腐って成長を止めてしまう人もいます。一方で、理不尽なことを乗り越える中で、知恵と精神力を手に入れて成長する人もいます。

あなたならどちらを選びますか?


あなたが理不尽なことや厳しい現実から逃げずに、社会人として成長していくことを期待しています!



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  • 浦田大暁 (キャリアコンサルタント/中小企業診断士)

    1977年生まれ、静岡県出身。「このまま今の仕事を続けていていいのかな?でも本当にやりたいことがわからない…」 こんな悩みで苦しんでいる30代を支援する、やりたい仕事探し専門のキャリアコンサルタント。

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