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転職の採用面接で落ちる人・受かる人

心理テスト

冬のボーナスをもらって、転職を考える人が増えるこの時期。

そんな転職を考えている人が不安に思うことのひとつがこれです。

「採用面接をうまく乗り切れるかなぁ……」


特に転職がはじめての人だと、この不安は大きくなりますよね。

そこで、これまでに2,000人以上の採用面接をしてきた人事のプロが中途採用面接のポイントを紹介します。これを見れば、転職の採用面接で落ちる人・受かる人がわかります。


中途採用と新卒採用の違いとは?

採用

採用には、新卒採用と中途採用があります。転職はもちろん、中途採用になります。

では、この新卒採用と中途採用の違いとは何でしょうか?それは採用する人に「会社が求めるもの」の違いです。


新卒採用は、正社員として働いた経験のない学生の採用です。なので、新卒採用する人に会社が求めるものは「ポテンシャル」です。

具体的には「将来、この会社で活躍できそうか?」という潜在能力や可能性です。


一方、中途採用する人に会社が求めるものは何でしょうか?

それは、「即戦力として、会社ですぐに活躍できる力」です。これは、まず意識しなければいけないポイントになります。


中途採用の面接で人事が見ているポイント

人事

会社は、中途採用する人には「即戦力として、会社ですぐに活躍できる力」を求めます。では、これを備えているかを見極めるために、採用面接では人事は何を見ているのでしょうか?

主な3つのポイントをご紹介します。


(1)実績

まず面接で聞かれるのは、実績です。

今までの仕事で、何を目標にしてきて、それを達成できたのか?目標を達成するために、何を考えて、何を大切して、どんな工夫をしたのか?

これを話せない人は、「何も考えずに、言われたことだけやってきたのかな」と感じます。これでは、即戦力とは判断されないですよね。


実績について話せない人は、転職を考える前に、まずは今の会社で実績を作るところからはじめましょう。大きな実績が必要ということではなく、自分で考えて生み出した実績が必要なんです。


(2)入社への意欲

これは、ちゃんと企業研究をしているかで判断します。

入りたいと思った会社であれば、その会社がどんな会社なのかを調べますよね?ということです。


実は、まったく会社のことを調べずに面接に来る人が多いんです。

例えば、電子書籍関連の会社での面接だとします。


応募者「御社の電子書籍事業に魅力を感じて志望しました」

面接官「へぇー、じゃー電子書籍を普段から使っているのかな?」

応募者「いえ、電子書籍は見たことはありません」

面接官「……見たことないんだ。じゃー、当社のホームページを見て電子書籍事業を知ったの?」

応募者「ホームページはちょっと見たのですが、詳しくは見ていないです」

面接官「じゃー、どうやって電子書籍事業に魅力を感じたの?」

応募者「えっーと……」


これでは、採用されませんよね。でも、こんな面接が本当に多いんです。

本当にその会社に入りたいと思うなら、その会社のことを調べましょう。もし、調べる意欲がわかないのであれば、その会社への応募は見送った方がいいかもしれません。

そんな興味のわかない会社では、例え入社できたとしても後悔することになるからです。


(3)入社後のことを考えているか

転職を考えている人で多いのが、転職(入社)することがゴールになっている人です。でも、入社することがゴールになっている人は、入社後に伸びないことを人事はよく知っています。


なので、面接ではこんな質問をすることが多いんです。

・弊社で働く自分の姿は想像しましたか?

・弊社に入社して何がやりたいの?

・弊社に入社して5年後の姿って思い浮かびますか?


この質問に答えられない人も多いんです。入社はゴールではなく、スタートです。入社後のことも考えて、転職活動をしましょう。


残念な中途面接

残念な人材

ここまでは、中途採用面接で人事が見ているポイントを見てきました。次は、こんな中途採用面接は落ちるという残念な事例を3つ紹介します。


(1)ネガティブさん

答えがすべてネガティブ。

例えば、

・自己アピールで自分の弱みばかりを話す

・エピソードが失敗談ばかり

・「私には話せるような実績がありません……」


こんな人は採用したいと思いませんよね?


(2)裏表さん

面接では、面接官は人事の管理職が行い、案内などは人事の担当が行うことが多いです。そんなときによく見られるのが、こんなものです。


・面接では丁寧で愛想が良かったのに、案内役の担当へは不愛想で横柄な態度

・待合室での態度が酷い

・電話での担当への言葉使いや態度が悪い


面接官である管理職は、必ず部下である担当に「あの人の印象はどう?」と聞きます。面接以外のところも見られているという意識は必要です。


(3)マニュアルさん

準備した文章や面接のマニュアルによく書かれている文章しか話せない人です。こういう人は、想定外の質問などに答えられません。


でも面接では、面接官は応募者の人柄なども見たいと思っているため、それを引き出すためにいろいろな質問をします。準備は必要ですが、自分の言葉で自分の考えを話せることが重要です。


中途採用面接に臨むにあたって必要なこと

調べる女性

ここまでのことをまとめると、中途面接では次のことを話せることが必要です。


・今までの自分の仕事の実績と、それを応募した会社でどう活かせるのか

・仕事をする上で自分が大切にしていること

・なぜ応募した会社に入社したいのか(志望動機)

・応募した会社の事業内容(ホームページに掲載されていること)

・応募した会社で将来何をしたいのか


これらを整理して面接に望みましょう。


そして、最後にお伝えしたいことがあります。

それは、中途の採用面接では「社風に合うかどうか」も重視されるという点です。


実はこれは、本人ではどうにもできないことなんです。

でも重視されます。なぜなら、社風に合わない人は離職してしまう可能性がかなり高いからです。


だから、もし十分に準備をして面接に臨んだにもかかわらず落ちてしまったとしても、自分を責めないでください。たまたま、その会社との相性が悪かっただけ。また、相性の合う会社を探せばいいのです。


社風に合うかどうかは自分ではコントロールできません。しかし、それ以外の準備は今回の内容を参考に進めることができますよね。

転職へチャレンジするときは、十分な準備をして面接に臨みましょう!



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