転職する理由

転職する理由には男女差があった!女性に多い転職理由とは?

  • 更新日:2019/04/17

「ボーナスももらったし、転職活動を始めようかなぁ。」こんなことを考える人が増えるのがこの時期です。

もしかして、あなたもそうですか?


転職をする理由は人それぞれです。

・キャリアアップのため、やりことを仕事にするため、などのポジティブな理由

・今の職場や仕事が嫌になったから、などのネガティブな理由

・会社の倒産や契約期間の満了、などのやむを得ない理由

などなど


そんな転職理由を転職をした人に聞いた調査があります。これを見てみると、転職する理由に男女差があることがわかります。


今回はそんな転職する理由の男女差と、転職理由別の「転職する前に知っておくべきこと」についてのお話です。


男女別の転職理由

男女別の転職理由

転職した人が前職を辞めた理由(個人的な理由)を男女別にまとめたものが次の表です。


■転職した人が前職を辞めた理由 男女別 上位3つ

※定年、契約満了、会社都合など個人によるものでない理由を除く、その他の理由を除く

転職した人が前職を辞めた理由

参考資料:平成28年雇用動向調査結果の概況(厚生労働省)


こうやって見てみると、転職理由に男女差があることがわかります。

女性は「労働時間、休日等労働条件が悪かった」が最も多いのに対して、男性は「給料等収入が少なかった」が最も多くなっています。


また、女性は「職場の人間関係」を重視しているのに対して、男性は「会社の将来性」を重視していることがわかります。


転職の理由別、転職する前に知っておきたいこと

それでは、女性の転職理由で多い上位3つについて、転職理由別に「転職する前に知っておくべきこと」を見ていきましょう。


(1)労働時間、休日などの労働条件が悪かった

残業

女性の転職理由で最も多いのが「労働条件」の問題です。例えば、残業が多かった、土日勤務だった、勤務がシフト制で不規則だった……こんな理由です。


この理由で転職を考えている人は、次のことに気をつける必要があります。それは、「労働時間や休日などの労働条件」が仕事をする上で、あなたにとってどれぐらい優先順位が高いのか?です。


日々、労働時間や休日などの労働条件に不満をもって仕事をしていると、そのことで頭がいっぱいになってしまいがちです。そして、そこだけに動かされて、労働条件を最優先で転職すると後悔することがあります。


例えば、労働条件はいいんだけど……

・仕事のやりがいがなくなった

・給料がかなり低くなってしまった

・仕事に興味がもてない

など


そこで、こんな後悔をしないために、次のステップで転職について考えましょう!


①絶対に譲れない労働条件を明確にする

②労働条件以外であなたが仕事に求めることをリストアップする(仕事内容、給料、やりがいなど)

③上記の2つを合わせて優先順位をつける


上記のステップで自分が転職で優先したいことがわかったら、転職活動を開始しましょう。


(2)職場の人間関係が好ましくなかった

職場の人間関係

次に女性の転職理由で多いのが「職場の人間関係」の問題です。

職場の人間関係は、職場のストレスの原因として最も多いという調査結果もあります。


職場の人間関係

資料:「職場における心の健康づくり」厚生労働省


職場の人間関係で悩んで、そのまま働き続けることで心の健康を崩してしまうぐらいなら、転職した方がいいでしょう。


しかし、職場の人間関係の問題で悩んだら、次の点を一度確認してみましょう。


・私が会社から求められているものって何なんだろう?

・会社の中で私が期待されている役割って何だろう?

・私の仕事は会社の中でどう役立っているのだろう?

・私がやっている仕事の前後の工程は、誰がどうやってやっているんだろう?


これらの質問に答えられますか?実は、「会社や職場の中の自分」について理解できていないことが、人間関係の問題を引き起こす原因であることは多いんです。


もしかしたら、あなたの人間関係の問題はここが原因かもしれません。一度、振り返ってみましょう。


(3)給料等収入が少なかった

給料が少ない

女性の転職理由で3番目に多いのが「給料」の問題です。


「給料がもっと高い会社に転職したいなぁ」と思っている人は、まず考えるべきことがあります。

それは、「これだけは譲れない!」という生活水準を満たすためには、給料はいくら必要なのか?です。

実は給料はいくらあっても満足することはありません。これは、アメリカの臨床心理学者のハーズバーグの理論です。


給料は、自分が望む最低限の生活ができない水準だと不満を生み出します。しかし、その水準を超えて給料が増えても、満足することはないんです。

つまり、自分の「これだけは譲れないという生活水準」を明確にして、それを実現するための給料を知ることは重要なんです。

でも、これを知らずに、給料を上げることだけを目的に転職した場合、たとえ給料が上がったとしても、また同じように給料に不満を覚えるようになってしまいます。


ちなみに、転職した多くの人は給料が上がっていると思いますか?その答えは次の表にあります。


■転職後の給料の変動

転職後の給料の変動

参考資料:平成28年雇用動向調査結果の概況(厚生労働省)


転職活動は大きなエネルギーと多くの時間を必要とします。そして、ストレスにもなります。

さらに、転職後は新しい環境に慣れるのにエネルギーを必要とします。


だから、転職は慎重に行う必要があるんです!もし、あなたが転職を考えているのであれば、一度立ち止まって、じっくり自分と向き合ってみることをお勧めします。

そして、自分が満足できる転職を実現してください!


参考資料:平成28年雇用動向調査結果の概況 厚生労働省



▼著者:浦田 大暁さんの人気コラム▼

夏のボーナスの新たな使い道!キャリアを高めるための自己投資をしてみませんか?

どうしよう、内定がもらえないよ……そんなときに行うべき3つのステップ

キャリアを会社任せにするとリスクが高まるワケ

もしかして、あなたも事務職希望ですか?

子育て中のママの再就職を支援してくれる制度を知っていますか?

  • 浦田大暁 (キャリアコンサルタント/中小企業診断士)

    1977年生まれ、静岡県出身。「このまま今の仕事を続けていていいのかな?でも本当にやりたいことがわからない…」 こんな悩みで苦しんでいる30代を支援する、やりたい仕事探し専門のキャリアコンサルタント。

この記事がいいと思ったら
いいね!しよう

Related関連記事

Pick Up編集部ピックアップ

Rankingランキング

#tag