ママになれてよかった

どれだけ大変でも「ママになれてよかった」と思う瞬間【#92】

  • 更新日:2020/09/07

妊娠中や出産、育児がどれだけ大変でも、子どもを産んだことを後悔はしません。第1子を産んでから3人を出産した6年間、「ママになれて本当によかった」と思う瞬間が日々あるからです。


自分より大切なものができる尊さ

子どもたち

2歳の次男は、夜、寝るときにいつも私のお腹の上に頭を載せて寝ます。重いし、寝つけなくてお腹の上でゴロゴロされたり、さらには起き上がり、お腹の上に座った姿勢で飛び跳ねられたりするとなかなかつらいものがあります。


でも、大丈夫。私はいつも子どもと一緒に布団に入ってそのまま寝るので、そのあとに何か控えているわけでも、焦っているわけでもありません。ゆっくりお腹の上でゴロゴロさせています。


日中は保育園に行っている分、寝るときには子どものペースで、のんびり甘えてほしいと思うのです。重くても、私にとってとても幸せな時間です。


ただし、隣で寝ている他の子たちまで寝不足になると困るので、その時間もあまり長引くと「おお~い、早く寝てね」という気持ちになりますけどね。


自分にとって一番大切なものが見えてくる

先日、小学1年生の長男が「なぜ勉強しないといけないの?」というので、あれこれ話していたら、なんとなく「お母さんのほうが先にいなくなるんだから、何も知らないまま大人になったら困る」という話の流れになりました。その瞬間、長男はじわっと涙が出て、「そういうことは言わないで」と言っていて、私も「しまった」と後悔しました。人は誰もがいつかは死んでしまうけれど、「ママがいつか死んでしまう」という考えは、長男はとても苦手で、いつも涙が出てしまいます。


そんな長男を見ていると、ありがたくも愛おしく感じます。そして、自分が死ぬのはもちろん嫌だけれど、それによって彼を悲しませるのはもっと嫌だな、と思うのです。これからの人生にも、きっといろいろなことがあるでしょう。でも、子どもたちが今まで通り笑顔でいられるようにできたら、こんなにうれしいことはありません。


心から満たされることを知る

母子

4歳の長女はよく、私の腕にしがみついて「宇宙イチで好き」と言ってくれます。私も「ママも宇宙イチで長女ちゃんが好き」と返します。その瞬間、本当に娘が宇宙イチで大好きで、そこに何も嘘がないことを感じ、心から満たされます。


恋愛では、いくらピークの状態にあっても、どこかで「この男性は本当に私のことが好きなのだろうか?」とか「いや、私の気持ちこそどうなんだろう?」と疑ってしまうタイプでした。でも我が子が相手だと、少なくとも今は、お互いの気持ちを1ミリも疑っていません。本当の相思相愛は、人生をぐっと豊かで彩りのあるものにしてくれるのだな、と思います。


きょうだいがいるので、その全員が宇宙イチなわけですが、恋愛と違って後ろめたさはありません。下の子に手がかかって、あまり相手をしてあげられなくてごめんね、と思うことはありますが、愛情は平等だからです。


子どもから本当のやさしさがもらえる

とはいえ、私はすぐ感情的になったりする、まったく至らない母親です。反省すべきことだらけで、自分が嫌になることも多々あります。


そんなときも、誰よりも広い心で受け入れてくれるのが子どもたちです。もちろん、それに甘えるだけではなくて、子どもの気持ちに応えるべく、精進しないといけないな、と思います。


私が仕事で忙しいときは、「大きくなったらお手伝いするからね」と言ってくれますし、私が腹痛で休んでいるときには、子どもたちが3人集まってお腹をなでてくれたこともありました。家事をしていて寝室に行くのが遅くなると、「ママが心配だから」と様子を見に来てくれたりもします。


甘えたいだけかもしれませんが、甘えたいと思ってくれることも、自分の存在価値を認めてくれているようでうれしいです。子どもたちが小さいうちに、しっかり甘えておいてもらいたいと思っています。


夫との信頼関係が深まる

先日、朝食を作りながら何気なく夫と会話をしていたら、長女に「ママはパパと仲良しだねえ」と言われました。「えっ、今、そんな仲良さそうな会話してなかったよね!?」と驚いたのですが、子どもにそう感じてもらえるならよかった、と思いました。


子どもたちが産まれて、苦しいときも、悩んだときも、夫に話してきました。ろくに聞いてくれなかったり、求めている反応が得られなかったり、そんな思いをぶつけあったりしたこともありましたが、それでも積み重ねてきた育児の戦友としての絆は月日とともに深まっています。


大人同士でも育児ほど密に長く、一緒に取り組むプロジェクトはなかなかないのかな、と感じたりもします。


大変なときこそ家族で助け合おう

家族

育児には大きな責任が伴います。その分、いっぱいいっぱいになることも多いですが、自分ひとりで抱えるのではなく、子どもや夫とも助け合いながら頑張っていきたいと思っています。


もちろん、人生はいいときばかりではなく、今後、さらに大変なことに直面する場合もあるかもしれません。そんなときも、子どもの存在が力を与えてくれるように感じています。



▼知っておきたかった妊娠・出産・育児のはなし|バックナンバー

・【#87】妊娠中のマイナートラブルとMy対処法6選

・【#88】「妊活したい」。パートナーへのベストな伝え方と始め方

・【#89】「妊娠したい」と思ったら何をする?3人高齢出産した私が始めたこと

・【#90】えっ、そうなの!?初めての妊娠でショックだったこと【前編】

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・『3人産んだ今だから言えること』我が家の少子化対策#1

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  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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