親離れ

親離れはいつから?育児がラクになるタイミングとは【#65】

  • 更新日:2020/03/02

出産直後から始まる、ママと赤ちゃんが一心同体の日々。ママにとっては我が子が愛おしくも、24時間気を抜けない、戦いのような毎日ですよね。


では、子どもはいつママから離れていくのでしょうか?子どもがママ離れして、育児がふっとラクになるタイミングをご紹介します。


「ママべったり」の赤ちゃん期

赤ちゃん期

小さな子どもは「ママ大好き」です。ママのほうも、かわいい我が子に求められたら、できる限りは応えてあげたいですよね。


しかし、いつでもどこでも「ママ、ママ」と求められると、だんだん負担を感じるようになるものです。後追いが激しくて、落ち着いてトイレにも行けない、という人も多いことでしょう。掃除をしていても洗濯物を畳んでいても、常に脚にくっついてきたり、袖を引っぱられたり。「ちょっと待ってね」と言いたくなることもあるのは当然です。


この愛おしいけれどしんどい時期は、永遠に続くわけではありません。子どもは日々成長し、段階的に「ママ離れ」のステップを踏んでいきます。


数時間、離れていても平気になったら

一人遊び

最初のステップは、「ママと数時間離れていても泣かなくなる」こと。せっかく子どもを夫やじいじ、ばあばに預けても、ずっと泣いていたと言われたら、ママの気持ちは休まりません。


仕事などがあれば割り切れますが、「預けなくても、まあ何とかなる」という場合、自分が無理をしてしまうママも多いでしょう。


でも、たとえ泣かれても預けることを繰り返すと、ふと泣かなくなる日が来るのです。預け先の場所に慣れ、「ああここね、数時間したらママ来るんでしょ」という感じで、平気で遊び始める我が子に、ホッとしつつ、ちょっと残念なような寂しさを覚えることでしょう。


我が家の子どもたちは、1歳くらいでこのステップを登る子もいれば、赤ちゃん時代はむしろ平気で、1歳でダメになり、2歳ごろでまた平気になって……と波がある子もいました。


パパがいれば1日いなくてもOKになったとき

パパと子供

平日は園に行っていても、休日には「1日中ママといたい!」という子もいます。我が家の長男もそうで、お休みの日にパパに連れ出してもらったり、私だけが外出したりしようとすると、すごく嫌がって泣いていました。


美容院に行っても、カットだけして「早く帰らなきゃ!」と急いで帰っていましたが、それではリフレッシュにはなりません。


それが、美容院に買い物を組み合わせたりして外出時間をじわじわと伸ばし、「パパがいれば1日ママがいなくてもOK」になったときは、正直、ほっとしました。長男は2歳くらいでそうなったように思います。


ママが外泊しても大丈夫になったとき

日中、離れていられるようになっても、ちょっとハードルが高いのが「ママの外泊」です。「寝るときはママがいないと嫌だ!」という子は多いでしょう。


私の場合、仕事で前日から入れるといいな……という時も、「ママがいい」と泣く子どもたちを夫にお願いすると大変だろうな、と遠慮していました。


泊まりの仕事を入れても、たまになら大丈夫になったのは長男が4歳の頃。「本当は一緒に寝たいけれど、お仕事だからしかたがない。お外で寝るときもあなたたちのことを考えているし、明日になったら帰ってくるよ」と説明して、理解できるようになってからのことでした。きちんと納得した長男は、夫に絵本を読んでもらい、泣くこともなく寝られたようで、「ママがいなくても大丈夫だったよ!」と誇らしげに報告してくれました。自分でも、成長したことを実感できたようでした。


ママが2泊外泊してもOKになったら

外出

2泊外泊してもOKになったのはつい最近で、長男が5歳のタイミングです。この頃には、かなりものがわかってくるので、「お仕事で2泊するんだけど」と説明すると、「えーっ」と嫌がりつつも、理解してくれました。


実はその半年ほど前に下の子が入院をして、私も付き添いで3、4日ほど病院泊になり、強制的に上の子たちと離れて寝る機会がありました。長男はそのときは目に涙をためて頑張っていたので、「また誰かが入院しなきゃいけなくなったときの練習になるね」と言ってくれました。


それでも、「大丈夫かな」と心配しながら出たのですが、帰ってみると「ママがいなくても全然平気だった!」とのこと。さらに、それまで「ママが世界一大好き」と言っていたのに、「幼稚園のクラスにママより好きな子がいる」と言う出すではありませんか。2泊でずいぶん大きくステップアップされてしまったな、と、成長を喜びつつ、寂しくも思いました。


添い寝卒業のタイミング

ここまでくると、次に考えるのは添い寝卒業のタイミングです。我が家では、寝かしつけた後も私が隣で寝ていないと子どもたちが目を覚まして、リビングまで何度でも迎えに来てしまうので、しっかり寝てもらうためにずっと添い寝をしていました。子どもを寝かせる9時までにすべての家事や仕事を済ませなければならないので忙しいし、子どもが寝てからテレビを観たり、夫婦で会話をしたりといった自由時間が持てたらずいぶん違うのにな……と思います。


春には長男が小学生となるのですが、周りのママ友によると「子どもが小学生になるときが添い寝卒業の第一のタイミング」とのこと。子どものぬくもりを感じながら一緒に寝られなくなるのは、すごく寂しいです。でも、親はラクになるし、子どもの自立にもいいそうです。


長男は「そんなの嫌だ。一生ママと一緒に寝る」と言っていますが、そういうわけにはいきません。1年生が無理でも、遅くても3年生くらいまでには、リビングで「おやすみ~」と言って子ども部屋で寝てもらえるのが理想です。そのときを考えると寂しくてつらくなりますが、子どもの親離れも大切なら、親の子離れも重要です。親は親、子どもは子どもで、それぞれがたくましく生きていけるよう、今から準備を始めたいと思っています。


「かわいいとき」を楽しもう

母親と子供

ここまで長男の話ばかりをしているのは、実は下の子たちは、長男や夫がいれば、私がいなくても比較的早くから大丈夫だからです。生まれた順によるのか、性格によるものかはわかりませんが、子どもによって「ママべったり」の強さや期間には差があります。


いずれにせよ、育児生活の中で、「ママべったり」期は意外とすぐに過ぎてしまいます。そして、一番しんどいですが、一番かわいいときでもあります。ひとつずつステップを登る我が子の成長を確認しながら、大切に楽しんでくださいね。



▼知っておきたかった妊娠・出産・育児のはなし|バックナンバー

・【#61】「お腹に赤ちゃんがいる」ことに実感が持てなくても変じゃない!マイペース育児のススメ

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  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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