二人目を迎えるチャンス

「赤ちゃんに会いたい」と思ったときが2人目を迎えるチャンス【#64】

  • 更新日:2020/02/24

2人目はほしいけど、いつ計画したらいいか迷ってしまう……というママへ。私や周りのママたちが2人目を考えたときのタイミングをご紹介します。


2人目はほしい。でも1人目だけで精一杯

子育て

結婚したときから子どもは2人ほしいと思っていた。または、1人目を育てていて、きょうだいが欲しいかも、と思えてきた。そんなママたちの多くが、「でも、本当に2人も育てられるかな……?」という不安に直面すると思います。


子どもはかわいいけれど、1人目の育児は本当に大変だった。というか、今でもずっと大変で、自分のキャパシティでは、今の苦労が倍になるなんてちょっと考えられない。そんなジレンマに、日々悩んでいるママもたくさんいることでしょう。


年齢や経済的にも迷いは尽きない

悩む女性

しかも、年齢的には早いほうがいい気がする。〇〇歳までには産みたい、などと自分の中でタイムリミットを考えている人もいることでしょう。育児をサポートしてほしい両親も高齢にさしかかっているし、「自分も体力が衰える前に、一刻も早く産んだほうがいいのでは?」と、焦る気持ちもよくわかります。


さらに、経済的にも子ども2人となると不安という夫婦も多いでしょう。何が起こるかわからない育児だからこそ、「何人でも経済的にはまったく心配ない!」というご家庭のほうが少ないのではないでしょうか。


「自分は本当に2人目がほしいの?」と迷ったら

はてな

あれこれ考えていると、自分は本当に2人目を望んでいるのかどうかさえ、わからなくなってくることもあります。親や人に相談すると、「あなたが欲しいなら、出産を考えたら?」と言われるけれど、当の自分の気持ちが揺れてしまう……ということもよくあることです。1人目の出産が大変すぎて、その直後は「子どもはもういい」と思っていた人でも、時間とともに出産時の記憶が薄れ、自然に2人目を考え始めることもあるでしょう。


3人出産した私も、長男がかわいすぎて、「この子がいれば、もうこれ以上はいらないのでは」と本気で思ったことが何度もありました。周りのママの話を聞くと「最初から子どもは2人、と決めていたから」という人も多いですが、2人目を出産するまでに迷ったことがあるという人もたくさんいます。やはり、1人目の育児が大変だったからということもありますし、1人目だけでも親は子どもから十分な幸せを与えてもらえるからです。


理性を超えた「赤ちゃんに会いたい」という思い

ベビーベッド

私は34歳で結婚したときから「40歳までに2人は産みたい。子どもはできれば3人くらいほしい」という希望がありました。年齢的にタイムリミットを考えながらの妊娠出産計画だったので、長男をさずかった1年後に2人目の妊活をはじめたときは、自分の中で自然なことでした。


実際は、1歳の子どもの育児に奮闘中で、小さなことに迷ったり、悩んだりと、いっぱいいっぱいの日々でした。それでも妊活を始められたのは、「赤ちゃんに会いたい」という素直な気持ちがあったからです。


3人目のときは、上の子2人の育児にさらにあたふたしていて、なかなか妊活を始める気にはなりませんでした。ただ、3人目をあきらめたわけではなく、夫からも「3人目を考えるなら早いほうがいいと思うけど、どうする?」と聞かれていましたが、焦りませんでした。


それは、1人目、2人目のときのように、心の底からわきあがってくるような「赤ちゃんに会いたい」という思いが現れるのを待っていたからです。


直感を信じればきっと乗り越えられる

妊婦

歳の近い上の子2人の育児は本当に大変でした。でも、つらいときも2人目を産んで後悔したことはもちろんありません。支えになったのは、「自分自身が本当にこの子に会いたいと思って産んだのだから」という思いです。この思いがあったから、心ない他人から「もうちょっと歳を離して産んでおけばラクだったのにね」と言われることがあっても、笑って聞き流すことができました。


子どもは授かりものです。タイミングは夫婦だけで完璧に決められるものではないですし、そのとき産まれた子どもは、別のタイミングでは産まれなかったかもしれない。別のタイミングなら、また別の個性を持った他の子だったかもしれないのです。


また、産後の体はママ本人が思う以上にダメージを受けている場合があります。元気だと思えても、まだ次の子を妊娠したいと心から思えないなら、どこかが本調子ではないのかもしれません。そういった意味でも、2人目はママが自分の心と体の声に耳を傾けるのは大切だと思います。


私の場合、3人目はこのまま「赤ちゃんに会いたい」という気持ちがわいてこなければ、あきらめてもいいと思っていました。しかし、2人目の生後1年半を過ぎ、「やっぱりもう一人、赤ちゃんに会いたい」と心から思えたので、妊活を始めました。


「上の子」が助けに

子供たち

「赤ちゃんに会いたい」という直感があっても、物理的に2人目育児の手が足りないのでは、という心配がある場合もあるでしょう。でも、1人目とまったく違うのは、ママ自身にも、パパやじいじ・ばあばにも、経験があること。性格的に、上の女の子より下の男の子のほうがずっと大変だった、というパターンもありますが、数でいえば「下の子は上の子よりずっとラク」と思っているパパママが大半です。


また、1人目育児とは違う点として、上の子の存在が助けになります。上がお姉ちゃんで、下の子の面倒を見てくれるともちろん違いますが、上が面倒見のいいタイプではなかったとしても、「会話ができる人が近くにいる」というだけで、ママの精神的な負担は変わります。たとえ小さくても、意思疎通ができる上の子の存在が、新生児育児の孤独感を和らげてくれることもあるのです。


我が家でも、2人目の産後で私が心身ともにつらいとき、上の子の「赤ちゃんかわいいね」という言葉に何度も救われました。


親子で助け合って成長しよう

産まれる前から100%の自信があるママなんていません。


今、2人目を育てていく100%の自信がなかったとしても、産まれてから親子一緒に助け合って成長していけばいいのです。あれこれ悩んでも、「赤ちゃんに会いたい」と心から思えたら、2人目を考えてみてはいかがでしょうか。



▼知っておきたかった妊娠・出産・育児のはなし|バックナンバー

・【#60】「育児で一番大変なのは1歳まで」って本当?

・【#61】「お腹に赤ちゃんがいる」ことに実感が持てなくても変じゃない!マイペース育児のススメ

・【#62】「産後クライシス」を避けるために夫婦が気をつけたいこと

・【#63】育児に見返りはない?赤ちゃんを育児中のママに知ってほしいこと

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  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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