心理テスト

この人、理解できない!職場でのそんなイライラを和らげる方法とは?

  • 更新日:2019/10/30

「何この人?理解できない!」

仕事をしていると、こんなふうに感じてしまうこともありますよね。でも、「仕事だから我慢しなきゃ」と自分に言い聞かせる。そして、イライラしてストレスが溜まります。

そうは言っても、仕事をする上では理解できない人を避ける訳にはいかないことも多いです。そこで、そんなイライラを和らげることができれば、どうでしょうか?少し仕事がしやすくなりそうですよね。

今回は、そんな理解できない人と仕事で一緒になったときの対処法についてご紹介します。


心の額縁

さまざまな人

「この人、理解できない!」が起こる理由、それは「心の額縁」にあります。専門用語では内的準拠枠(ないてきじゅんきょわく)と言いますが、ちょっと難しいので「心の額縁」と呼びます。


目の前に額縁を想像してください。そして、その額縁を通して世界を見ている姿です。

人は誰でも、見えない額縁が目の前にあります。そして、その額縁を通して世界を見ていて、理解していて、いろいろなことを感じています。

そして、重要なのがこの心の額縁は人によって違うということです。大きな額縁の人もいれば、小さな額縁の人もいます。また、この額縁にはフィルターがはられていて、そのフィルターは人によって違います。

この額縁の大きさやフィルターは、その人の経験によって作られたものです。だから、まったく同じ経験をしている人がいないように、額縁も人によって違うのです。

そして、この額縁が人によって違うことで、同じ出来事を見ても、人によって理解の仕方や感じ方が異なるということが起きます。

そうすると「何で?この人理解できない!」となります。


なので、重要なのは「心の額縁」は人によって違うことを前提にすることです。他人が自分と違う理解や感じ方をするのは当たり前なのです。むしろ、ぴったり合う方が珍しいのです。こう考えると、少し楽になりませんか?


さらに、可能であれば相手がどんな心の額縁を通して世界を見ているのかを理解する努力をしてみましょう。具体的な方法は、相手の話をじっくりと聴いてみることです。

100%知ることはできませんが、少し理解できれば、イライラも軽くなるはずです。


イライラを起こす思い込み

イライラする女性

ここまでは「心の額縁」の話をしてきました。この心の額縁にはフィルターがはられているという話をしましたが、この心のフィルターが問題を起こすことがあります。


それはフィルターによって起こる「思い込み」がイライラを起こす原因になってしまうことです。この思い込みが起こると、人間関係が悪化したり、仕事がうまくいかなくなります。


仕事をする上で多くの人に起こりやすい「イライラを起こす思い込み」は次の5つです。

(1)べき思考

(2)0か100か思考

(3)行き過ぎた一般化

(4)感情的決めつけ

(5)拡大解釈・過小評価


それぞれを見ていきましょう。


(1)べき思考

○○すべきだよね、○○であるべきだね、○○しなければいけない、と考えてしまうことです。これが起こると、自分の考えが正しく、他は受け入れられないという心理状態なってしまいます。


(2)0か100か思考

白か黒か、成功か失敗か、敵か味方か、などと極端に考えてしまうことです。これが起こると、グレーで曖昧な状況が許せなくなってしまいます。


(3)行き過ぎた一般化

一部のことを取り上げて、それがすべてに当てはまると考えてしまうことです。これが起こると、「みんな言っている」「みんなそうだ」となってしまいます。


(4)感情的決めつけ

自分の感情を根拠にして状況を判断することです。例えば、嫌いな人の言うことはすべて間違っていて、好きな人の言うことはすべて信じる、などです。

これが起こると、ネガティブな感情が増幅してイライラがさらに強まってしまいます。


(5)拡大解釈・過小評価

短所や失敗を拡大解釈して、長所や成功を過小評価することです。これは自分のこともそうですし、他人も同じように拡大解釈・過小評価をします。

これが起こると、自分や他人の短所や失敗ばかりが目につくようになりイライラしてしまいます。


イライラを起こす思い込みを見直す方法

笑顔の職場

では、上記のようなイライラを起こす思い込みが起こってしまったらどうすればいのでしょうか?それは次の3つのステップで対処することです。


ステップ1:イライラしている心の声を書き出す

ステップ2:自分に3つの質問をする

ステップ3:思い込みを検証する


それぞれのステップでやるべきことを見ていきましょう。


ステップ1:イライラしている心の声を書き出す

イライラしている自分に気づいたら、自分の心の声に耳を傾けてみましょう。そして、その声が言っている状況などを書き出します。

例えば、「△△は、○○すべきなのにやっていない」などです。


ステップ2:自分に3つの質問をする

心の声を書き出したら、それについて次の3つの質問をします。

①それって事実?

②それをより正しく見るとしたら?

③それを別の視点から見ると?


例えば、「△△は○○すべき、と私は思っているけど、△△の立場で考えたらどうだろう?」などです


ステップ3:思い込みを検証する

ステップ2の質問の答えから、自分に「イライラを起こす思い込み」が起こっていないかを検証してみます。もし、思い込みがあったら、冷静に正しい状況の捉え方を考えてみましょう。


例えば、「△△は○○すべき」は私の立場の意見だけど、△△が○○しないのは事情があるかもしれないな。△△と話をしてみようかな」となったりします。そうすると、イライラが和らいでいくはずです。

試してみてくださいね!



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  • 浦田大暁 (キャリアコンサルタント/中小企業診断士)

    1977年生まれ、静岡県出身。「このまま今の仕事を続けていていいのかな?でも本当にやりたいことがわからない…」 こんな悩みで苦しんでいる30代を支援する、やりたい仕事探し専門のキャリアコンサルタント。

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