はじめての転職

はじめての転職 ― 転職活動の基本的な進め方とは?

  • 更新日:2019/06/19

もうすぐ夏のボーナスですね。

「ボーナスをもらったら転職しようかな」こんなことを考える人も増える時期です。


でも転職を考えても、転職の経験がないとこんな不安を感じてしまいます。

・転職ってどうやってするんだろう?

・転職して大丈夫かな?

・失敗したらどうしよう


そこで、今回は転職初心者の人へ転職活動の基本的な進め方をご紹介します。


転職活動の基本的なステップ

転職活動

転職する方法はたくさんあります。転職で意外とあるのは、知人からの紹介です。公的なサービスであるハローワークもあります。

でも、一番多いのは転職サービスの利用でしょう。

インターネットで「転職」と検索すれば転職サービスがたくさん表示されます。ただ、ネット検索だと情報が多すぎて「どすればいいの?」となってしまいます。

そこで、転職の初心者にお勧めの転職活動の進め方をご紹介します。


<初心者にお勧めのステップ>

(1)どんな仕事、会社へ転職したいのかを整理する

(2)履歴書、職務経歴書を準備する

(3)転職エージェントに登録する

(4)転職サイトも見てみる

(5)求人を見て条件に合う会社に申し込む

(6)面接~内定


それぞれを簡単に見ていきましょう。


(1)どんな仕事、会社へ転職したいのかを整理する

転職活動において、最初に行うべき最も重要なステップがここです。

でも、多くの人がこのステップを飛ばしてしまいます。そうすると転職に失敗しやすくなります!

転職を考えるには、何か理由があるはずです。それが、やりたい仕事がある、行きたい会社がある、であれば問題ありません。でももし、こんな理由であれば、しっかりと考える必要があります。


・今の会社や仕事内容に不満がある

・労働条件(給料や労働時間など)に不満がある

・今の仕事が自分に合っていない気がする


これらは今の会社を辞めたい理由です。ここから、どういう仕事内容や労働条件であれば、自分は満足するのかを考えることが必要なのです。これをしないと、転職しても同じような不満を抱えて悩むことが多いです。

このように、どんな仕事、会社へ転職したいのか、その条件をまとめていきましょう。


(2)履歴書、職務経歴書を準備する

次に履歴書と職務経歴書を準備します。第3ステップの「転職エージェントに登録する」際に必要となるためです。

転職エージェントが指定のフォーマットをもっていることがほとんどなので、先に登録してからそれを使っても構いません。

準備といっても書く内容を整理するだけです。履歴書は志望動機以外の内容をまとめましょう。


志望動機以外というのは、志望動機は会社ごとに変えて書く必要があるからです。ちなみに一番ダメな志望動機の書き方は、どんな会社にも当てはまる抽象的な内容にすることです。人事担当者はすぐにわかるため、不合格になりやすいので気をつけましょう。


そして、大切なのが職務経歴書です。中途採用(転職)で求めらるのは「即戦力」です。ここが新卒採用との大きな違いです(新卒採用はポテンシャル採用)。

そのため、職務経歴書で書く内容は自分で作った「実績」です。

実績というと「そんなすごいものはないんだけど……」と言う人が多いです。でも、書くべき実績というのは「すごい成果」ではないです。


・自分で考えて行った仕事

・目標を達成した経験

・マネジメントの経験(管理職やリーダーの経験)


こんな感じでいいんです。もちろん、表彰などわかりやすい実績があれば書きましょう。

ただし、応募する会社によって求められる実績は違ってきます。なので、できる限り実績を書き出して、応募する会社によって使い分けられるようにしておきましょう。


(3)転職エージェントに登録する

ここまできたら、転職エージェントに登録します。転職エージェントを利用するのは、基本無料なので有効に活用しましょう。


転職エージェントは、インターネットで検索するとたくさん出てきます。各社それぞれ特徴があり、得意な業界や会社規模なども変わってきます。まずは面談を申し込んでみましょう。


一般的には2~3社に登録することが多いです。面談を受けた印象や求人の内容で登録するエージェントを決めるといいでしょう。


(4)転職サイトも見てみる

転職エージェントだけでも問題ないのですが、転職サイトも見てみるといいでしょう。転職サイトもたくさんあります。こちらも得意な業界や会社規模なども変わってきますので、いくつか見てみてください。


(5)求人票を見て条件の合う会社に申し込む

転職エージェントからの紹介や転職サイトで見つけた求人で、条件に合うものがあれば申し込みをします。

履歴書や職務経歴書の書き方に不安がある場合は、登録している転職エージェントに相談してみるといでしょう。


(6)面接~内定

最後は面接です。面接は2~3段階で設定されることが多いです。


面接で気を付けたいポイントは次の3点です。

①面接では、応募した会社が求めている人物像に、あなたがどれだけマッチしているかをアピールする場であることを意識する

②応募する会社の企業分析は十分行ってから面接にのぞむ

③入社がゴールにならないように、入社後の姿、やりたいことを考えてから面接にのぞむ


転職活動で知っておきたいこと

転職活動

最後に転職活動で知っておきたいことを3つお伝えします。


①一旦退職してからの転職活動は危険!

よくあるのが、「失業手当をもらって、しばらくゆっくりしてから転職しよう」です。でも、これは良い方法とはいえません。

働いている期間にブランクが空いていると、会社は採用を敬遠する傾向があるからです。

仕事をするにも「勘」というものがあります。ブランクが空くと、この「仕事勘」というものが失われます。即戦力がほしい中途採用で不利になるのはわかりますよね。

そして、給料面の交渉でも足元を見られやすくなります。転職は、今の会社で働きながら行いましょう!


②給料を上げたいのであれば、将来の給料を見る

まず、知っておきたいのは転職で給料が上がるのは稀なケースということです。人件費は会社からみればコストです。なので、会社はできるだけ安い人件費で人を雇いたいと考えます。そのため、今の年収と同じであれば良い方だと考えた方がいいでしょう。


給料を上げることしか考えず、目の前のちょっと高い給料に飛びついて転職したらブラック企業だった、なんて話はよく聞きます。もしくは、入社してみたら給料が全然上がらない人事制度だったなんてこともあります。


給料を上げたいのであれば、目のまえの給料ではなく、将来、給料が上がる人事制度になってるかを確認しましょう。


③転職は大変

正直にいって転職はかなり大変です。体力的にも精神的にも削られます。これは覚悟しておきましょう。

特に面接で不合格になると落ち込みます。ただ、これは引きずらないことが大切です。

中途採用となると、社風に合うかどうかがより重視されます。なので、不合格になったときは、あなたとその会社との相性が悪かっただけなんだと考えましょう。決してあなたが否定された訳ではないのです。


最後に、面接で即戦力としてアピールする成果がないのであれば、一旦転職は先延ばしすることも必要です。今の会社で実績を作ってから転職した方が、より良い条件の転職ができるからです。

焦って転職すると条件が下がることが多いことは覚えておきましょう。


目の前の苦しさから逃げたくて転職を考えることもあるかもしれません。でも、重要なのは将来を見て転職を考えることです!



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  • 浦田大暁 (キャリアコンサルタント/中小企業診断士)

    1977年生まれ、静岡県出身。「このまま今の仕事を続けていていいのかな?でも本当にやりたいことがわからない…」 こんな悩みで苦しんでいる30代を支援する、やりたい仕事探し専門のキャリアコンサルタント。

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