ドラマ恋のツキ

リアルなアラサーのヒリヒリを好演! ドラマ『恋のツキ』主演・徳永えりさんインタビュー【後編】

  • 更新日:2018/08/04

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後編ではドラマの主人公・ワコと同じアラサー女子である徳永さんの内面に迫ってみました!

30歳に早くなりたかった

──ドラマ『恋のツキ』では年下の伊古君と同棲中のふうくんとのあいだで揺れるワコですが、物語の後半では元カレの土屋(安藤政信)も絡んできて、その展開からは益々目が離せなくなりますね。徳永さん御自身としてはこの三人の男性なら誰を選びますか?


徳永::それ、私もすごく考えたんです! 今の土屋さんだったら圧倒的に彼なんでしょうけど、でも、ふうくんの、出会って最初の頃の真っ直ぐな気持ちは絶対嘘じゃないと思うし、伊古君の未熟だけど女の人に対して優しいところはとても素敵なんですよね。

そういう意味では皆さんそれぞれに素敵なところもありダメなところもあって……ということで、私的には誰も選べないというのが答えですね(笑)。


――この3人…正直かなり難しい選択ですよね。わかります(笑)


ところで、徳永さん御自身も現在30歳ということで、30歳になって価値観や考え方が変わったことはありましたか?


徳永: 感覚的には仕事に対しての取り組み方が大きく変わったと思います。私自身、実は30歳に早くなりたいとずっと思っていたんです。30歳に成ったときに「イェ~イ!」ってガッツポーズをしたくらい嬉しかったんです(笑)。


──それはまたなぜですか?


徳永: 人としての年輪が欲しくて欲しくてたまらなかったんです。実際、20代と30代とで大きく違うは何だろうって思うと、周りから見られ方によるものだと思うんです。数字の違い……とでもいうんですかね。

徳永えりさんインタビュー

30歳になって一番変化を感じたのは周囲からの“見られ方”でした

──数字の違い?


徳永: 20代の“2”と30代の“3”って、当人が思っている以上に周りがイメージを当てはめてくることが大きいんじゃないかなって。


──「30歳超えたから、あなたもそろそろ結婚しなきゃ」とかですか?


徳永: そうそう。私も実際、30歳の前と後とではインタビューの質問内容が変わってきました。20代の頃は「好きなタイプは?」だったのが、30歳近くになってきたら、「結婚しないんですか?」ってリアルに“結婚”という言葉が出てくるようになってきたり……。

自分がというより周りからの“見られ方の変化”が一番大きいのかなって思います。


──周りの見方が変わるから、それに順応して変わっていく……ということですかね。


徳永: そうですね。『恋のツキ』ではワコも「結婚」についていろいろ言われたから、“考えなきゃいけないのかな”という感覚になったんだと思うんですね。それが世間の基準じゃないですけど、「なんとなく30歳だから、こうだよね」っていう“なんとなく、世間的に当たり前のこと”が、かえって苦しめる要因にもなっている気がしますよね。

恋のツキ

30代はまだまだ若造です(笑)

──30歳になって楽になったことはありますか?

徳永: 早く30歳に成りたかった理由がもう一つありまして、それは上の世代の方たちがすごく伸び伸びと楽しそうにお仕事をされている姿を見て「あぁ、30歳になったらどれだけ自由になれるんだろう」って楽しい想像をしていたんです。私自身が10代や20代の頃には「若いから」という理由で蓋をされてしまう悔しさを感じたことがあったんです。


──“若い”というだけで、理不尽だなって思うことや納得のいかないことは沢山ありますよね。


徳永: 以前、映画『春との旅』で御一緒させていただいた大先輩でもある仲代達矢さんが「役としてお芝居をする上ではスタート・ラインは同じだから、全く気にしなくていいよ」って仰って下さったんですけど、その言葉がいま、全てではないですが、ようやく判るようになってきた気がします。

徳永えりさん恋のツキインタビュー

──歳や経験値の違いはあっても、舞台に上がれば関係ないという事ですかね。


徳永: 今、きっと私が年下のコたちに思う気持ちは、あのときの仲代さんと同じなのかなって。もっとも、上の人から見たら、30代の私なんてまだまだ若造なんですけどね(笑)。


──逆に、苦しいなとか辛いなって思うことはありますか?


徳永: 体力と回復力。もう、これは圧倒的ですね(笑)。肌もそうですけど、やっぱり抗えないのかなって。10代、20代の頃はがむしゃらに頑張らなきゃって思う部分があったんですけど、30歳になったら出来ないことは出来ないとちゃんと認められるようになったんです。それは甘えかもしれないんですけど、そういうことも含めて今はすごく楽しいです!


――素敵なお話をありがとう御座いました。放送を楽しみにしています!



女性の浮気心がありありと描かれ、女性にとってはある意味『都合の悪いドラマ』とも言える本作、3話以降もヒリヒリするシーンの連続です!放送をお見逃しなく!!

恋のツキ

木ドラ25『恋のツキ』は毎週木曜日深夜1時~1時30分、テレビ東京にて放映中。

BSジャパンでも毎週火曜日深夜0時~0時30分で放映中。

またNetflixでも11月30日より配信予定。

公式Twitter:@tx_koinotsuki

公式Instagram:@tx_koinotsuki

恋のツキ

プロフィール

徳永えり

1988年5月9日、大阪府生まれ。T156。2004年、ドラマ『放課後。』で女優デビュー。2006年、『放郷物語 THROES OUT MY HOMETOWN』で映画初出演にして主演を果たした。2010年、映画『春との旅』で毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞と日本映画批評家大賞新人女優賞受賞。最新出演作にはドラマ『デイジー・ラック』、『へッドハンター』、『健康で文化的な最低限度の生活』などがある。


©新田章/講談社 ©「恋のツキ」製作委員会

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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