岩田剛典さんドラマ『シャーロック』インタビュー

岩田剛典「パフォーマーと役者は全然違う」 月9『シャーロック』インタビュー【後編】

  • 更新日:2019/10/21

【後編】では役作りとシャーロック=誉獅子雄役のディーン・フジオカさんの印象を中心にお話を伺いました。

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潤一は振り回されていてリアクションばかりしている

──ワトソン医師=精神科医・若宮潤一の役作りについてはいかがですか。

岩田: 原作でワトソンは軍医でアフガンから帰ってきたという設定になっているんですが、それは流石に “令和の東京”にはハマらないというか視聴者の方も感情移入してもらえ辛いんじゃないかって。

岩田剛典さんドラマ『シャーロック』インタビュー

──元々の原作は19世紀末のイギリス・ロンドンが舞台ですからね。

岩田: そうですね。なので僕のところにお話が来たときにはもう精神科医という設定になっていたんです。精神科医の仕事って正直よく判らなかったんですが、シャーロックって圧倒的な変わり者で、そんなシャーロックに振り回され、それに対してツッコミを入れるポジションがワトソンなのかなって思ったんです。その辺りはディーンさんと何度かリハーサルさせてもらっているうちにワトソンが持っているチャーミングさを掴めてきた感じがします。ドラマ全体を通して、軽快な掛け合いやクスっと笑える作風になるのかなって。


──岩田さんは、そのチャーミングさをどんなところに感じましたか。

岩田:潤一って基本的にあんまり能動的に動くタイプではないと人間だと思うんですね、第一話だけを見ると。なので、とにかく獅子雄に振り回されてリアクションばっかりしているので、そこですかね。その分、表情は豊かなので、演じている時も見え方を意識して、ちょっと大げさに演ってみたり、色々試しつつ西谷弘監督と相談しながらやっています。


ディーンさんはお茶目だけど紳士

岩田剛典さんドラマ『シャーロック』インタビュー

──シャーロック=誉獅子雄役のディーン・フジオカさんの印象は?

岩田: すごく品があって凛とされているイメージがあって、現場でもホントに落ち着いていらして、いつもお芝居のことを考えていらっしゃるんですよね。監督ともたくさん相談されていますし、お芝居について意見を交わしている様子を近くで拝見していると、俳優としてのプライドをすごく感じますね。その一方で、先日番宣で御一緒させてもらった際に、このとき結構なムチャぶりをされたんですけれど、僕が思っているよりもはっちゃけていて、こんなお茶目な一面もあるんだなって思いました。


──ディーンさんも岩田さん同様ミュージシャンとしても活躍なさっていますよね。

岩田: そうですね。このあいだも休憩時間に作曲の話とかしましたよ。
お互いあんまり人見知りでもない感じで、かといって気を遣わせる感じでもなくって、後輩の僕が言うのもヘンだけど、どこかまろやか……というか、すごく良い距離感を感じる居心地の良い方だと思います。ホント、そのまま紳士な方です。


──ちなみに、岩田さん御自身はシャーロックとワトソン、どちらのキャラに近いと思いますか。

岩田: それはワトソンですね。シャーロックってやっぱり変人で、常人では理解できない、ある種の超越した存在だと思うんですね。一方のワトソンってしっかりと地に足が付いた人間だと思うんです。まぁ、二人とも人間味はあるんでしょうけれど、ワトソンの方が共感できる部分は多いと思います。それは視聴者の方も同じだと思いますよ(笑)。


パフォーマーと俳優、職業としては全然違う

岩田剛典さんドラマ『シャーロック』インタビュー

──第一話は獅子雄と潤一の共同生活が始まるところで終わりますが、岩田さんが誰かと共同生活を送るとしたら、最低限守ってもらいたいことはありますか?

岩田: 自分で使った食器は自分で洗う……ぐらいですかね(笑)。飲みかけのドリンクをテーブルに置きっぱなしとか、散らかしっ放しというのは考えてもらいたいですね。僕自身、一人暮らしが長いから基本、大抵のことははやれますので。


──最低限のエチケットは守って欲しいということですね。話は変わりますが、岩田さんは俳優として演技されているときと、三代目J SOUL BROTERSのパフォーマーとして舞台に立たれているときってやっぱりスタンスなんかも違うんでしょうか?


岩田: もう職業として全然違うんですよね。だから、正直似ている部分が無いから似ている部分も言えない……似ていないところも判らないくらい似ていないと思います。

岩田剛典さんドラマ『シャーロック』インタビュー

──モチベーションなんかも全然違ってくるんでしょうか?

岩田: お客さんに喜んでもらうとか元気になってもらう……そういう根底は一緒だと思うんです。もちろん、現場の温度感は全然違うし、パフォーマーとしてダンスと曲が共により良いカタチで伝わるように頑張るということと、自分でやれる限りの芝居を引き出して頑張るということはエンターテイメントの精神としては一緒かもしれないけど、ベクトルとしては違いますからね。だから、やっぱり違ってるんじゃないですかね。


──これからもパフォーマーとして楽しいステージを、俳優として素敵な演技を見せて下さい。今日はありがとうございました。

岩田剛典さんドラマ『シャーロック』インタビュー


プロフィール

岩田剛典(いわた・たかのり)

1989年3月6日、愛知県生まれ。B型。2010年、三代目J SOUL BROTERSのメンバーに成り、2014年にEXILEに加入。2011年、ドラマ『ろくでなしBLUES』で俳優デビュー。以降、多くの映画やドラマ、CMに出演を果たす。今年8月には3rd写真集「Spin」をリリースし話題に。公開待機作に『AI崩壊』がある。


月9ドラマ『シャーロック』は、毎週月曜よる9時~放送中

©フジテレビ


Writing:鈴木一俊/Photo:貴田茂和



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