ダンスウィズミー

ハッピーと笑顔を贈るミュージカル映画『ダンスウィズミー』インタビュー【前編】

  • 更新日:2019/08/17

『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』など、観る者にハピネスと勇気を与えてくれる日本映画界を代表する矢口史靖監督の最新作、『ダンスウィズミー』が間もなく公開。胡散臭い催眠術師・マーチン上田に催眠術を掛けられ、音楽を聴くと踊らずにはいられなくなってしまったOL・静香。催眠術を解くために、催眠術の“サクラ”を務めていた千絵とマーチン上田探しの旅に出かける静香は途中でストリートミュージシャンの洋子と出会い……というコメディ・ミュージカルです。【前編】では静香役の三吉彩花さん、千絵役のやしろ優さん、洋子役のchayさんに本作出演にお話を伺いました!


オーディションはカラオケBOXで(三吉)

三吉彩花

──みなさん、今回はオーディションで選ばれたそうですが。

三吉彩花(以下、三吉): 私はカラオケBOXでオーディションだったんです。


──カラオケBOXでオーディションって聞いたことありませんね(笑)。

三吉: 私もどういうことだろうと最初は思ったんです。で、行ってみたら課題曲2曲を歌って、ダンスをやってセリフの読み合わせをしたんです。でも、矢口監督の表情が読めなかったので手応えを全く感じなくて「落ちたんだな」って思っていてたんです。決まったという連絡をいただいたときはもう驚きしかなかったです。


──ちなみにそのときの課題曲は?

三吉: 『くちばしにチェリー』と『あなたに恋をしてみました』だったんですけど、まさか『あなた~』を歌っている御本人と共演できるなんてね(笑)。


chay: 私も後から聞いてビックリしました!


──chayさんも『あなたに~』を歌われたんですか?

chayさん

chay: いやいや(笑)。私の場合は“洋子役がなかなか決まらない”というときに、スタッフさんの間で「『あなたに~』を歌っているchayさんはどうだろう」って話が出たそうで、それでオーディションを受けさせてもらったんです。そこで矢口監督の前でギターの弾き語りでシンディ・ローパーの『トゥルー・カラーズ』と劇中でも歌った『ウエディング・ベル』を歌わせてもらいました。


やしろ優(以下、やしろ): 私の場合は、この台本をたまたま読んだマネージャーさんに「この千絵って役、メチャクチャやしろみたいだから、受けてみたら」って言われたんです。で、オーディション会場に行ってみたら普通の会議室だったんで、ドッキリかなって(笑)。そこで矢口監督の前で倖田來未さんの『キューティーハニー』を歌って、最後に「ハニーフラッシュ!」って矢口監督に向けてやったら受かっちゃった(笑)。

やしろ優

──(笑)。
はじまりから矢口組っぽいですね。


印象に残ったのはタマネギをかじって「美味しい」って言うシーン(やしろ)

やしろ優さん&chayさん

──演じられて、印象に残ったシーンというと?

三吉: やっぱり、レストランで踊りだすシーンですね。ワイヤーアクションを使ったアクロバティックな撮影もあって4日間ぐらい掛かったんです。


──えっ、上映時間にしたら10分ぐらいですよね。

三吉: そうなんですけど、催眠が掛かって「狙いうち」を歌って踊り出してテーブルクロスを引きポールダンスをやってシャンデリアにぶら下がって、最後はシャンデリアが落ちてくる……という流れをそれぞれのブロックに分けて撮ったんです。

最後にシャンデリアに付いている雫の形をしたガラスが顔に当たって……。


やしろ&chay: え~っ、危ないっ!


三吉: だけど、私は上を向いて歌わなきゃいけなかったので大変でした(笑)。


三吉彩花さん&やしろ優さん

やしろ: 私は催眠術に掛かってタマネギをかじって「美味しい」って言うシーンですね。催眠術の指導で参加されている本物の催眠術師、十文字幻斎先生に本当に掛けてもらったんです。掛けてもらう前は辛くて「うえっ」ってなるんですけど、本当に美味しかったです(笑)。


三吉:その撮影の途中でお昼休みになって、みんなでお弁当を食べていたら、段々、「口の中が辛くなってきました~」って言っていたよね(笑)。


やしろ: そうそう。口の中がすっごく辛くなって大変だったんです。つまり、それぐらい掛かり易いから良かったんですけどね。


最初はなかなか叫べなかった(chay)

chayさん

chay: 結婚式のシーンですね。最初、練習で「はい、叫んで!」って言われたんですけど、叫べなかったんです。

──思うように声が出なかった?

chay: そうなんです。やっぱり、知っているスタッフさんも大勢いる中で、最初は羞恥心との戦いもあってなかなか殻を破れなかったんです。そしたら矢口監督が“叫びのレッスン”をして下さって。


──叫びのレッスン?

chay: 監督を含め5~6人のスタッフさんと私で円になって、丁度撮影が昨年の夏だったので、矢口監督から「暑いんだよ!」とか「冷やし中華食べたい!」みたいに他愛もないことを順々に思いっ切り叫んでいって、最後に私がセリフを叫ぶ……ということを何周かグルグルやったら叫べるようになって。それからこのシーンのときは撮影当日まではストレスをとにかく溜めておいて下さいって言われて(笑)。それで溜めて溜めて本番では爆発させたんです。しかも一発勝負の撮影だったので「かましてやるぜっ!」って気持ちで臨んで、本番はすごく気持ちが良かったです。


──じゃあ、あのシーンは“素”だったんですか?

chay: そうなんですよね。それもどうかと思うんですけどね(笑)。



──みなさん、それぞれ苦労されたんですね。【後編】では本作のテーマである音楽について、この時期の美容法などについて聞かせていただきますね。



>>後編はこちらから

★映画『ダンスウィズミー』は8月16日(金)より全国ロードショー




プロフィール

三吉彩花(みよし・あやか)

1996年6月18日、埼玉県生まれ。ファッション誌『25ans』、『ELLE Japon』などのモデルを務める一方で女優として多くのドラマや映画に出演。2012年に公開された出演映画『グッモーエビアン!』で第67回毎日映画コンクール及び第35回ヨコハマ映画祭で新人賞を受賞。


やしろ優(やしろ・ゆう)

1987年7月9日、神奈川県生まれ。短大で保育士や幼稚園教員などの資格を取得後、お笑い芸人を目指しワタナベコメディスクールに入学。卒業後、二年間の下積みを経てワタナベエンターテインメントに所属。ものまねネタを得意とし、倖田來未、芦田愛菜、山村紅葉などのレパートリーを持つ。


chay(ちゃい)

1990年10月23日、東京都生まれ。幼少の頃から歌手を目指し大学入学時からギターを始め路上ライブを重ね、2012年に『はじめての気持ち』でCDデビュー。2015年にリリースした『あなたに恋をしてみました』(ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』主題歌)が50万ダウンロード突破の大ヒットになった。

9月には自身初となる単行本「chay’s BEAUTY BOOK」の発売が決まっている。


作品情報

ダンスウィズミー

出演:三吉彩花 やしろ優 chay 三浦貴大・ムロツヨシ 宝田明

原作・脚本・監督:矢口史靖(『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』)

企画・制作プロダクション:アルタミラピクチャーズ

配給:ワーナー・ブラザース映画

©2019「ダンスウィズミー」製作委員会




<Writing:鈴木一俊>

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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