香取慎吾さん『凪待ち』スペシャルインタビュー

“心の闇”からは逃げない! 香取慎吾さんインタビュー【後編】

  • 更新日:2019/06/25

【後編】では映画『凪待ち』に出演したことを通じて、香取さんが “感じ取ったこと”を中心に伺いました!


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髭面、ノーメイクは監督の指示の下で

──今回はほとんどノーメイクだったとか……。

香取:それは白石和彌監督の指示の下でだったんです。そもそも、僕は衣裳合わせのときでも自分から意見することは一切無いんです。担当の方に着せられたら、監督に「どう思います?」って話を振って、それで監督が良いんじゃないですかって言ったら、僕も「じゃあ良いんじゃないですか」って感じで。だから今回のメイクも同じでしたね。

香取慎吾さん『凪待ち』スペシャルインタビュー

──髭を蓄えた顔にも“ろくでなし感”が漂っていて、キャラに合っていますね。

香取:たまたま最初の衣裳合わせのときにちょっと伸ばしていたら白石監督に「そのままでいきたい」って言われたんです。


──髭を伸ばした顔を、御自身、鏡でご覧になっていかがでしたか。

香取:今日の取材もそうだけど、慎吾ちゃんとしてはちゃんとして色んなところに映っていますが、普段はコレで生活しているんで。そういう意味では僕は初めて見る感じじゃないから、全く違和感はなかったですね(笑)。


心の闇からは逃げずに、こじ開けて……。

香取慎吾さん『凪待ち』スペシャルインタビュー

──なるほど(笑)。さて、本作は“心の闇”がテーマでしたが、出演されて改めて生きるのに必要なことや大事なことなど、何か感じたものはありましたか?

香取:エンターテイメントが好きでよく見るけど、この手の映画って、もっと光が射すんですよ。ネタバレになるから詳しくは言えないけれど、この映画のエンディングの光の射し具合、見え具合がホントに大好きなんです。映画を観終わって、郁男の人生と自分の人生を置き換えて、改めて人生を考えさせられたところはありましたね。


──その“心の闇”を感じる瞬間って、あったりしますか。

香取:え~、それはここでは言わないですよ。だって、編集や記者の皆さんだってこういう場で心の闇を聞かれても言わないでしょ?(笑)


──それはそうですよね。おっしゃる通りです(笑)

香取:やっぱり、華やかで闇とはかけ離れたアイドルとして生きているから、みなさんの見たことの無い、見せない闇の部分っていうのはあるかもしれません。闇って思われるかもしれないけれど、でも自分としては好きな部分かもしれないですし。

香取慎吾さん『凪待ち』スペシャルインタビュー

──つまり、それはガッチリ闇ではないと。

香取:うん。その闇の部分をお芝居ではあるけれど、今回は白石監督に結果として引き出されたのかなって。そこは僕からしたら、ちょっとやられたなって感じでもあるんですけど。


──映画では郁男は自分の闇の部分や辛いことに向き合ったときに逃げて逃げて……という行動をとりましたが、香取さんご自身だったら逃げますか?

香取:それは、逃げないかもしれないですね。逃げそうになった瞬間もいっぱい経験してきましたけど、結果逃げなかったから今ここにいるのかなって感じがしています。


──逃げない分、どうにかして乗り越えていかれたんですね。

香取:基本設定としては逃げる方があるかもしれないけど、でもやっぱり逃げて後悔はしたくないですからね。闇の部分に少しでも隙間を見つけたら、その瞬間にそれをこじ開けてでも光を目指す……って、俺、カッコいい(笑)。


日々のエゴサーチで発見

香取慎吾さん『凪待ち』スペシャルインタビュー

──カッコいいですね(笑) ところで、郁男は賭け事から逃れられない役ですが、香取さんは何かに依存することってありますか。

香取:依存ということに近いところでいうと、絵を描くこと……ですかね。描かずにはいられないというか。


──先日まで個展を開かれていましたけど、見に来てくださったお客さんと向き合って生の声を聞かれることによって変わったり、発見とかってあったりしましたか。

香取:SNSを始めて、Twitterもやり始めた頃から自分のことを色々と検索していたんですけど、これってエゴサーチのことですが、そう呼ぶんだってことを最近まで知らなかったんです(笑)。知らずにエゴサーチをして、日々皆さんの声を聞いたりしていたんです。それで「あの絵、ちょっと曲がっていましたよ」とか「キャプションに誤字がありましたよ」とか、すぐに僕からスタッフに連絡して直してもらってたんです(笑)ホントメッチャためになりました!


──先ほど、逃げることはあまりされていないと仰っていましたが、“止めた方が良いのに、でも止められないモノとかコト”ってありますか?

香取:あー……ありますね…。

個展が終わって家に帰ったときに自分への御褒美とか色んな言い訳を付けて、いわゆる“ドカ食い”をしちゃったんです。僕、基本的にダイエットを人生続けているから、止めた方が良いんだろうなと思いながらも、つい、ね(笑)。


──ちなみに何を召し上がったんですか。

香取:ビッグなハンバーガーとポテトを、夜の2時ごろに(笑)。


──それは……魅惑ですね(笑)“基本的にいつもダイエットしてる”って共感しかない読者も多いであろう“止められないもの”を聞くことが出来、身につまされる取材となりました。そんな香取さんのこれまでの作品には無い顔を観ることの出来る『凪待ち』、たくさんの方に届くよう応援しております。本日はありがとうございました!

香取慎吾さんスペシャルインタビュー

★映画『凪待ち』は6月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷 他全国公開


映画『凪待ち』予告動画



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香取慎吾プロフィール

1977年1月31日、神奈川県生まれ。A型。91年CDデビュー。『新選組!』(04年)、『西遊記』(06年)などのドラマや『座頭市 THE LAST』、『クソ野郎と美しき世界』などの映画に出演。日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーター、及び国際パラリンピック委員会特別親善大使に任命される。昨年9月にはパリのルーヴル美術館で,今年3月~6月には東京で初個展を開催した。


映画『凪待ち』作品情報

映画『凪待ち』

香取慎吾

恒松祐里/西田尚美/吉澤健/音尾琢真

リリー・フランキー

監督:白石 和彌 脚本:加藤正人

配給:キノフィルムズ

©2018「凪待ち」FILM PARTNERS



Writing:鈴木一俊 / Photo:川しまゆうこ

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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