早見あかりさんインタビュー

脳科学とAIで男女トラブルを解決! 早見あかりさんインタビュー【前編】

  • 更新日:2019/07/12

 女性脳を脳科学とAI研究から解析した、男女間のトラブル解決の指南書との評判も高い『女の機嫌の直し方』(黒川伊保子著、集英社インターナショナル)。それを原案として作られた映画『女の機嫌の直し方』が間もなく公開されます。大学でAI研究を行うリケジョ・真島愛がアルバイト先の結婚式場を舞台に、次から次へと起こる男女間トラブルを解決していく──というハートフルコメディです。インタビュー前編では、主演の真島愛を演じられた早見あかりさんに撮影エピソードを中心にお話を伺いました。


男女トラブルの原因を改めて認識

女の機嫌の直し方早見あかりさんインタビュー

──原案となった『女の機嫌の直し方』のエッセンスが随所に散りばめられている本作ですが、台本を読まれた感想は?

早見あかり(以下、早見): 最初に思ったのは「なぜ、コレをもうちょっと早く知ることができなかったか」って(笑)。早く出会っていたら、いままで起きた男女トラブルを未然に防ぐことができたのではないかと思いました。自分でも感じたことのある、男女トラブルでのモヤモヤ感やよく判らないイライラする感情がちゃんと明確に、理由が述べられているんですね。それで自分自身のことを初めて理解できたり、女性からしたら要らない言葉でも男性からしたら善意で言っているんだという事実を改めて知ることができましたね。


──勉強になったんですね。演じた真島愛はAI研究のデータ収集のために結婚式場でアルバイトをするリケジョです。

早見: 愛ちゃんはとにかく賢いんですよね。そもそも“リケジョ”という肩書きだけで賢さが出ているじゃないですか(笑)。どの年代の方に対しても、どんなシチュエーションに対しても解決策を見出して、しかもそれをきちんと伝えて、男性にそれを実践させるというのはやっぱり人に伝える力もなきゃダメだし、すごいな~って思いました。


ウェディングプランナーに共感

女の機嫌の直し方早見あかりさんインタビュー

──ウェディングプランナーという設定ですが、撮影前にリサーチはされたりしたんですか?

早見: 愛ちゃんにとってアルバイト初日……ということだったので、判り過ぎていても良くないと思ったんです。ただ、今回の映画が決まる前にウェディングプランナーのアルバイトをしている友人から、このお仕事について興味本位で訊いてみたことがあったんですね。

それで撮影を通してちょっと体験してみたら、やっぱり楽しそうだし、責任もあるし、大変そう……って思ってたんですが、その友達も最後にみんなが笑っているのを見るとチョー幸せになれる、だから辞められないんだよね……みたいなことを言っていて、その気持ちがよく判りました。


──その気持ち判ります。それにしても今回はセリフの量が多かったですね。

早見: 多かったですね~(しみじみ)。でも、私、憶えるのは得意な方で、それに今回は単なる説明ゼリフじゃなくて、リアルに自分が感じたことのある内容だったり、腑に落ちる説明ゼリフだったりしたので、それほど難しいとは感じなかったです。


──演じる上で心掛けたことはありましたか?

早見: 私の勝手なイメージで、リケジョも含めて何かに特化している人って誰かに何かを伝えるときになると、スイッチが完全に入った瞬間に“ダダダーーー”って勢いで話すイメージがあったんです。なので、普通に話しているときのスピードとスイッチの入った“教育モード”のときの切り替えができたら良いなって思っていたんです。それでモノローグは比較的ゆっくりでしたが、相手を諭すときの結構な長セリフは早口で言うようにしていました。私自身、ベースが早口なところがあるので、そこは演りやすかったです。


コメディで培った表現力を活用

女の機嫌の直し方早見あかりさんインタビュー

──同じ男性でも、新郎、新郎の伯父、新郎の同僚に話すときはセリフの言い回しやそのときの表情はそれぞれ、微妙に使い分けられているように感じましたが……

早見: 年齢や立場はバラバラでしたけど、その辺はあまり意識していなくて、相手のお芝居にあわせればいいのかなって感じでした。普段のお芝居でも、こちら側が「こうやるゾ」って意識するよりも、結局は一緒にいる相手の空気感に合わせた方が良いと思っているので。


──早見さんはこれまでも色んなジャンルの作品に出演されていますが、今回は王道なコメディでしたね。

早見: とは言え、愛ちゃんの役割的にはスタンダードなお芝居が多かったですね。言葉には出ないけど表情で気持ちを表す……というときに、これまでのコメディで培った表現力が活かせたかなとは思いましたね。だから、平岡祐太さん扮するウェディングプランナーの青柳さんのコメディチックな動きがすごく羨ましいなとも思ったところもありました。

女の機嫌の直し方早見あかりさんインタビュー

──【後編】では本作が出品された沖縄映画祭の話や早見さん御自身の機嫌の直し方についてお話を伺います!



>>後編へ続く



★映画『女の機嫌の直し方』は6月15日(土)より東京、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場 他全国順次公開



早見あかりプロフィール

1995年3月17日、東京都生まれ。2008年~2011年までアイドルユニット「ももいろクローバー」(現ももいろクローバーZ)のメンバーとして活躍。ユニット脱退後は女優に転身。2014年、NHK連続テレビ小説『マッサン』で注目を集める。同年、映画『百瀬、こっちを向いて。』で映画初主演を果たす。2016年には『夢の劇‐ドリーム・プレイ‐』で舞台初主演を務めた。


作品情報

映画『女の機嫌の直し方』

早見あかり/平岡祐太/松井玲奈/佐伯大地/

水沢エレナ/前田公輝/朝加真由美/原日出子/金田明夫  他

監督:有田駿介

原案:『女の機嫌の直し方』黒川伊保子(集英社インターナショナル)

配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー

©2019『女の機嫌の直し方』製作委員会

ヘアメイク 青木理恵(SOUP)/ スタイリスト 坂井七帆
衣装:Adonisis/Coutulife



<writing:鈴木一俊/Photo:川しまゆうこ>

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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