キレイな女性

キレイと健康の新常識!毛細血管を元気にするとキレイになれる理由

  • 更新日:2019/06/06

毛細血管が今、美容と健康の分野で話題になっています。毛細血管は、45歳を過ぎると老化が一気に加速します。そして、肌、髪の変化や、体の不調にも影響することがわかってきました。体のすみずみまで張り巡らされている毛細血管に、注目です!


栄養補給もデトックスも……。その要は毛細血管!

毛細血管

毛細血管が体重の血管の9割以上を占めていることを知っていますか? 血管の中で太い血管は、わずか1割程度しかないのです。静脈や動脈のような太い血管のダメージは、心臓や脳などの命にかかわる大きな病気に関係します。

一方で、動脈と静脈をつなぐ、髪の毛の10分の1ほどの細い毛細血管は、すぐに命にかかわることはありませんが、健康維持や美容に大きな影響力をもっています。


毛細血管は、37兆個を超える全身の細胞に、大切な栄養分や酸素を届け、老廃物を回収して静脈に送るという重要な働きをしています。


毛細血管にダメージがあると、栄養分が届かず、老廃物や水分を回収する機能も低下します。新陳代謝に欠かせない、栄養補給にも、デトックスにも、毛細血管は大きな役割を担っているのです。


毛細血管の壁がユルユルに。“血管モレ”は45歳から始まる!

血管モレ

毛細血管も例外ではなく、加齢とともに老化します。毛細血管は細くてもろいので、ちょっとした衝撃や摩擦で傷つきやすい存在です。


急速に、毛細血管の老化が進むのは、45歳から。30歳~44歳に比べると、75歳~80代では3分の1近く、毛細血管が減少するといわれています。


毛細血管のダメージによって起こるのは、血管の内皮細胞のゆるみ。ゆるんで大きくすき間ができた細胞から、大事な栄養分が外へモレ出します。


すると、末端にある毛細血管にまで、栄養や酸素を含んだ血液が届かなくなり、毛細血管が損傷を受けます。これが続くと、毛細血管は消滅してしまうのです。

老化すると、手の指先や足先、頭皮などが冷えて乾燥しやすく、シワができやすいのは、毛細血管が消滅してしまっているからかもしれません。


大きな影響を受けるのが「肌」と「髪」

髪と肌の老化

一人のヒトの毛細血管を繋ぐと約6万~7万キロの長さになると言われます。毛細血管は体の隅々まで張り巡らされているのです。


毛細血管の老化が最初に、現れやすいのは、肌と髪。見た目年齢に大きく影響します。


正常に、肌細胞に酸素や栄養分が届かないとターンオーバーがうまくいかず、コラーゲンやエラスチンなどのうるおい成分をつくり出す繊維芽細胞が活性化されません。くすみ、シワ、しみ、たるみの原因になります。


また、頭皮の毛根の下にも、毛細血管が張り巡らされています。毛細血管が劣化することで、髪の材料となる栄養分が届かず、髪が細くなり、薄毛、抜け毛の原因にもなるのです。


冷え、肩こり、関節痛、疲れ目、EDまで起こします!

カラダの不調

毛細血管の老化による“血管モレ”の影響は、肌と髪(皮膚の乾燥、くすみ、シミ、シワ、たるみ、抜け毛、薄毛)だけではありません。

毛細血管のモレは、全身の血行不良はもちろん、粘膜、関節、骨、脳、内臓、代謝や免疫にも関係しています。


毛細血管のモレが進行すると、冷え、眼精疲労、ドライアイ、爪が欠けやすい、肩こり、頭痛、関節痛、もの忘れ、勃起不全(ED)、メタボリックシンドローム、アレルギーなどを起こしやすくなります。


毛細血管の機能が低下することによって起こる“血管モレ”は、さまざまな不調を誘発する原因になるのです。

毛細血管の健康維持は、全身の健康を司る要といっても過言ではありません。健康と美容のために、毛細血管をケアする重要性はこんなにあるのです!


毛細血管を老化から守る“タイツー(Tie2)”に注目!

若々しい女性

毛細血管の細胞をピタッと結合させるには、接着剤の働きを強めることが大事です。


その接着剤の働きをしているのが血管の内皮細胞にある“タイツー(Tie2)受容体”という体内酵素です。

毛細血管をケアするには、このタイツー受容体を活性化(活発化)させることが重要になります。


そのために、もうひとつ重要な物質があります。

それが血管の壁細胞から分泌されている“アンジオポエチンー1”という物質です。この物質に、タイツー受容体を活性化させる働きがあるのです。


“アンジオポエチンー1”は、加齢やさまざまなダメージにより、減少してしまいますが、近年、似た働きをする成分が植物にあることがわかってきました。

ヒハツ(長胡椒の一種)、シナモン、月桃葉、ルイボス、ハス胚芽、かりん、スターフルーツなどです。

これらをお茶やスパイスとして利用したり、サプリメントで摂ることで、タイツ―を活性化して、血管から大事な栄養分がもれるのを防ぎ、丈夫な毛細血管にすることができるのです。今、毛細血管を丈夫にするタイツー作用のある食品がさまざま出てきています。


 次回、ほかにもタイツーを活性化させて、“血管モレ”を防ぐ方法を紹介します。



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  • 増田 美加 (女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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