人生崖っぷち母ちゃん

「二人目が欲しい」その想い、本当は誰のため?【人生崖っぷち母ちゃん】

  • 更新日:2019/04/17
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妊活中のみなさん、冬休みはどう過ごされましたか?

ゆっくりお休みできましたか?


不妊治療中は赤ちゃんを見るのが辛かったり、子作りの話題を振られるのも嫌になってしまうくらいナイーブな時期ですよね。

正月の親戚の集まりには参加するのすら憂鬱になる。

多くの妊活女子にとって、誰しもが「共感」できる悩みではないでしょうか。


こんにちは、漫画家の赤星ポテ子です。

子育て・不妊治療・仕事の3足のわらじでもがき苦しんでいた、二人目不妊治療中。当時の心境と辞めるまでの葛藤について今日はお話ししたいと思います。


子どもが一番かわいい時期を不妊治療と子育てに費やした

二人目不妊治療は夫婦二人の問題ではない

タクゾー(息子5歳)が産まれてから断乳までのお休み期間の一年を間に挟みましたが、約7年間不妊治療をしていました。


28歳からはじめた不妊治療も気がつくとあっという間に35歳。貴重な30代前半のほとんどを不妊治療にお金とともに費やしました。


最初はママになりたい自分の願望のためと、子どもが出来ないかもしれない私を受け入れて結婚をしてくれた夫をパパにしてあげたいという想いから不妊治療を始めました。


一人目不妊治療は私たち夫婦のため

タクゾーが産まれてからの不妊治療は、タクゾーに兄弟を作ってあげたい思いから、再び通院を開始。


二人目治療は、自分たち夫婦のためというより息子のためでした。

私も夫にも兄弟がいたので、無意識のうちに自分たちと同じ家族のカタチを辿ろうとしていたのかもしれません。


「兄弟を作ってあげたい」その想いは誰のため?

子どもと一緒に今どう過ごしたいか、将来に子どもにしてあげたいことは何?

息子が産まれてからはタクゾーのためにと二人目治療に約3年間励んでいました。


私は期限を決めずに治療を続けることが、息子の将来を搾取している。いつしかそんな罪悪感を持つようになりました。


かわいい盛りの息子との時間を犠牲にしてまで、成功するかわからない不妊治療をいつまでも続けることが果たして本当に息子のためだろうか?


お休みの日に通院日と重なることもしばしば。

二人目の治療でかけた費用は200万円。

この金額で息子に何をしてあげられただろう?


留学をさせてあげられたかもしれない。希望する学校の学費にあてられたかもしれない。


タクゾーが大きくなった時に、自分の意志で叶えたいと思うたくさんの夢。全部叶えてあげられたかもしれない。


そもそも息子は「兄弟が欲しい」と一度でも言ったことがあっただろうか?

一人目のときは、息子に出会うために頑張った…。

今度は息子のためにケジメをつけよう!!


そう私は決心し、7年間の不妊治療にピリオドを打ちました。

学校(病院)に後ろ髪を引かれつつ、妊活中退。

卒業証書(母子手帳)はもらえませんでしたが、不妊治療・育児に仕事とがむしゃらに頑張った30代前半でした。


兄弟を作ることよりも家族で過ごす時間が一番大切

当たり前のことですが、私にはこの言葉を理解するまでに時間がかかりました。


断乳の時期を決めたのも、不妊治療のため。

不妊治療を辞めてほどなくして生理が来なくなり、35歳で閉経。


もう二度と戻れない息子のかわいい赤ちゃん時代。

あの時、悔いのないように治療に専念したからこそ、二人目を授かれなかったことに悔いはないけれど、あの時の妊娠・出産が最後とわかっていたのなら、息子との一緒にいる時間をもっと大切に過ごしていたと思います。


治療と子育ての両立はそもそも困難で、どちらかを優先せざるを得ないもの。

30代女性の人生のさじ加減は難しい…。


二人目不妊で悩む全国のママさん!

今は大変な時期だと思いますが、気持ちの整理がつく時期が必ずきます。


頑張り過ぎず、二人目妊活に取り組んでください。

元妊活ママとして応援しています。



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  • 赤星ポテ子 (イラストレーター&漫画家)

    武蔵野美術大学卒。不妊治療を経て一児の母に。いつか息子と海外移住できることを夢みている。 著者「ベビ待ちバイブル」「子どもにちゃんと伝わるお金の「しつけ」」(共著)など

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