人生崖っぷち母ちゃん

不妊治療で経験した想像を絶する「羞恥プレイ」 人生崖っぷち母ちゃん#6

  • 更新日:2019/04/17
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こんにちは、赤星ポテ子です。


不妊治療を経験したことがない人でも、不妊治療ってお金がかかる、体に負担がかかることを漠然と理解していても、どう大変なのかイメージがしづらいですよね。


今回は不妊治療の中で一番大変とされている「採卵」について漫画で生々しく解説してゆきます。

ここから先を読むみなさま、覚悟してくださいね!( ´∀` )


人生崖っぷち母ちゃん

「採卵日」はいろいろとツライよ…(泣)

不妊治療で一番ツライ治療といえば間違いなく「採卵」です。

なにが辛いのか、ざっくりいうとこの3点です。


●体力的にも

子宮に針を刺すので体に負荷がかかります。


●金銭的にも

体外受精・顕微授精の場合30万円から60万円になります。。


●精神的にも

卵がちゃんと育っているか、何個採れるかが採卵してみるまでわかりません。


上記の理由から、採卵が不妊治療の中でズバ抜けて負荷がかかると言われているゆえんです。


女性の場合、採卵日は手術台の上に手足を固定されて、こんな格好をさせられます。


採卵日の格好

一方男性は何をするかといえば、採卵日に採精室でエッチなビデオや本を観て、採れた精子を容器に入れて看護師に渡すだけ。移植日は夫の付き添いは必要ありません。採卵日に通院できない場合は、自宅で採取し、奥さんがクリニックまで持っていくことも可能です。


たったそれだけ?

はい…。たったそれだけです。


男性側は楽でいいと言いたいわけでは決してありません。


朝早くからいきなり出すもの出せと言われても気分も乗らないでしょうし、その後は普通に仕事をしないといけないし…。突然病院から指定される日に仕事を調整しろと言われても、なかなかできるものではありません。


そう、男性だって大変なんです!


男性側の気持ちも理解しているつもりではありますが、採卵に限らず、女性と男性では治療時の体への負荷にこんなにも差があるのか…と毎回思わずにはいられません。


クリニックが「本人確認」に慎重なのは、なぜ?

クリニックが本人確認慎重になるのはどうしてだと思いますか?


ずばり…。

精子、卵子、そして受精卵の取り違いを防ぐためです。


想像できないような話と思うかもしれませんが、海外のみならず日本でも過去に何度かそういった事件は起きています。取違いが起きた場合、最悪のケースでは、たとえやっとの思いで妊娠したとしても中絶せざるを得なくなります。


不妊専門クリニックは今まで4院ほど経験してきましたが、この漫画に出てくるクリニックが一番本人確認に手間をかけていました。


自分の生年月日、住所、携帯であればスラスラいえますが、夫の「生まれた年」となるとすぐに答えられないものです。ましてや、術台で大股開きで大勢に囲まれた状態なんですから、たとえ覚えていたとしても、治療開始当初は頭の中が真っ白で答えられなくなっていました(苦笑)


院長先生お願いです!

せめて採卵室のスタッフの自己紹介はスキップしていただけますか?

こっぱずかしいので。


採卵室は薄暗いのがせめての救い

手術室はたいていどのクリニックも薄暗い明りに設定されています。

卵になるべく刺激を与えないよう、体内と同じ環境にさせるためなんだそうです。


明るい部屋で、大勢に覗かれながら自己紹介するのも気が引けますから。

※最近は設備環境が進み、明るい術室が増えてきているようです。


うちの子、もしかして「他人の子!?」と思う瞬間

これだけ本人確認が徹底しているクリニックで授かった息子。

自分たちの子供に違いないはずですが、「どっちの遺伝から譲り受けた?」と思うことがあります。


どちらにも似ていない息子の特徴

●髪の毛が茶色。

●まつ毛がふさふさで長い。


自分の子どもがどちらの親にも似ていないところを発見する度に不思議な気持ちになります。


たとえ、息子が受精卵の取違いであったとしても、大切にしたい気持ちや可愛いと思う気持ちは変わらないと思います。


取違の問題はさておき、大人数の前で大股開き状態で本人確認をおこなわなくてもすむように、不妊治療業界のAIが発展していくといいですね。


NEXT》アナタは何個当てはまる?片付けられない親がよく言うセリフ4選 人生崖っぷち母ちゃん【番外編】



▷▷人生崖っぷち母ちゃん|バックナンバー

#1『ポチャッと小太り赤星ポテ子です』


#2『セックスだけで赤ちゃんを授かれる人たち』


#3『終わらない「一人目VS 二人目不妊」問題』


#4『子どもを二人産めない女は「女の宿題」をやり残している、なんて言わないで!』


#5『二人目ができずに悩んでいる私が救われた言葉』



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  • 赤星ポテ子 (イラストレーター&漫画家)

    武蔵野美術大学卒。不妊治療を経て一児の母に。いつか息子と海外移住できることを夢みている。 著者「ベビ待ちバイブル」「子どもにちゃんと伝わるお金の「しつけ」」(共著)など

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