女性のカラダ

はじめての不妊治療。生理中でも大丈夫?初診時の注意点

はじめての不妊治療

今回は、「不妊治療のために病院に通うことを検討しているけれど、初診でどんなことをが行われるのか分からなくて不安」という方向けに、初診時の注意点や検査内容についてまとめました。


これから不妊治療を始められる、という方はぜひ参考にしてみてください。


まずは予約。生理中でも大丈夫

不妊治療を専門にしている病院は、予約制のところがほとんどなので、事前に電話で予約を入れておきましょう。


初診自体にかかる時間は10分~40分程度ですが、場合によっては予約していても数時間待たされることになりますので、時間に余裕がある日に予約を入れた方がよいでしょう。


初診時には、触診(膣に手を入れて膣・子宮の状態を確認すること)が行われるので、できれば生理の時期は避けた方が無難です。ですが、生理中だからといって受診できない、というわけではないので、「できるだけ早く受診したい」という場合は、生理中に受診しても問題ありません。心配な場合は、予約のさいに伝えておきましょう。


初診時の持ち物と服装

持ち物と服装

持ち物

初診時に必ず持参すべき持ち物は、

・健康保険証

・お金

・(あれば)基礎体温表・紹介状

です。


初診の料金は病院によって異なりますから、電話で予約するさいに、いくらかかるか確認しておくと安心です。


服装

内診(触診)のさい、足を広げるポーズをとるので、パンツやタイトスカートは避けて、足を広げやすいスカートを選んでおくとよいでしょう。


初診から「夫婦そろって通院」が理想

夫婦病院

女性がひとりで受診するケースも多いですが、初診から夫婦そろって通院するのが理想です。


不妊の原因が男女どちらにあるのか、両方にあるのか、は検査してみなければ分かりません。夫婦そろって検査しなければ、効率的な不妊治療は行うことが難しいといえます。


夫婦で協力し合って不妊治療にトライすることが理想ですが、一般的に、不妊に関する意識の差は男女で大きな違いがあるとされています。女性側が「不妊の原因を知りたい」「できる治療は早めにしたい」と通院に積極的な場合でも、男性側が「不妊治療なんておおげさ」「まだ焦りたくない」「できれば通院したくない」と考えているケースも多いのです。


また、検査や治療は、女性の体に対して施されることが多いために、最初は一緒に通院していても、男性側は「自分はすることがないし通わなくてもいいか」と思いがちです。


ただでさえ女性側の負担が多くなりがちな不妊治療において、男性が通院に同行しないことで、不公平感が増し、不妊治療に対する温度差も開いていきかねませんから、できる限り通院は夫婦ふたりで行うべきでしょう。そのためには、夫婦間のコミュニケーションをしっかりとり、不妊治療を強力しながら進めていく意識を醸成する必要があります。


とはいっても、「毎回ふたりで通院するのは難しい」という夫婦も多いでしょうから、せめて初診は一緒に受診し、「ふたりで不妊治療を行っていくんだ」という認識をもてるようにしましょう。


はじめての診察で行うこと

問診

次に、初診で行うことを確認しておきましょう。


なお、下記に記す初診の流れは、『もう悩まない不妊治療』『最新 不妊治療がよくわかる本』で解説されていたものをまとめたものです。

「梅ケ谷産婦人科」および「はらメディカルクリニック」で行われている初診の流れですので、クリニックによっては、診察内容が若干異なる可能性もございます。一例としてご覧ください。


①問診

受付時に記入した問診票をもとに医師から質問があります。

一般的には以下のような項目について聞かれます。

・受診理由

・月経について(月経周期や最終月経の日にちなど)

・夫婦生活について(性交渉の頻度・避妊期間など)

・妊娠出産について(これまでに経験があるかなど)

・病気や服用中の薬について


②内診(触診)

問診が終わると、下着を脱いで内診台にあがります。医師が膣に手を入れて触診し、膣や子宮の状態を確認します。内診をすることによって、子宮奇形やポリープの有無などを知ることができます。


医師とはいえ、知らない人に下半身を触られるのを恥ずかしく感じたり、緊張したりする方も多いでしょう。ただし、緊張して力が入ってしまうことで痛みを感じる場合もあるので、「不妊治療の第一歩であり、必要なこと」と認識し、なるべくリラックスした状態で内診を受けましょう。


③超音波検査

内診のあと、内診台にのったまま、超音波検査を行います。この検査で子宮や卵巣の状態を詳しく確認していきます。


また、必要に応じて、おりものの細菌検査やクラミジアなどの検査が行われることもあります。


④尿検査・血液検査

尿や血液を摂取し、ホルモンバランスなどから、体の状態を調べます。

初診でおこなう血液検査は病院によって異なりますが、主にホルモン検査と感染症検査(B型・C型肝炎、梅毒、HIVなど)になります。


さいごに

今回は、初診時の注意点・検査内容についてお伝えしました。

次回は、気になる「不妊治療にいくらかかるか・いくらかけるか」など、経済的負担やマネープランの立て方についてご紹介します。



【参考文献】

『最新 不妊治療がよくわかる本』(辰巳賢一著・日本文芸社)

『もう悩まない不妊治療』 (原利夫著・新星出版社)

『不妊治療ステップアップベストガイド』(ニンプス編集部 ナース専科編集著・エス・エム・エス)



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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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