女性のカラダ

卵子凍結について、皆どう思ってるか聞いてみた ひとり妊活#28

意見を言う女性

前回、「卵子凍結」についての基礎知識をご紹介しました。まだまだ一般に普及しているとは言えない卵子凍結ですが、実際のところ、一般の人たちはどんな風に思っているのでしょうか。


◆卵子凍結、肯定的な意見が増えている!?

私「仮に、独身のうちに卵子凍結をしたとして、将来の旦那さまに『卵子凍結してあるから大丈夫よん!』と言って、どれくらいの男性が理解をしてくれるんだろう。いざ相手に言って、ドン引きされたら悲しくない~?」


子宮「たしかに。それはあるわね……。ちょっと調べてみると、卵子凍結については肯定的な意見が増えてきたってニュースを見つけたわ。


昨年、岡山大学が調査したところによると、健康な未婚女性の卵子凍結保存について、市民の56%が認めてよいと考えているそう。3年前より肯定的意見が大幅に増えているんだって!」


私「なるほど、2人に1人ね。半数とみると、ちょっとまだ世間的に理解されているとは言い切れないかも。


私も男友達2人に聞いてみたの。仮に彼女が卵子凍結しているって言ったらどうする?って。そうすると、「準備しててえらい」と「引く」という意見と、真っ二つだったわ。とはいえ、男性ってあまり卵子の老化や出産に関して、無頓着な印象だけどね」


◆ネット女子たちも「気になる」との意見

子宮「昨年は、健康な女性で卵子凍結を経て出産をしたという、国内初のニュースが飛び込んできたのも、記憶に新しいところよね。今はほんの数例にすぎないけれど、これから増えていくのかもしれない」


私「おぉ!ついに出たのね。生みの親は44歳の女性看護師。医療に携わってる人だわね~。お金持ちかどうかは置いといて、気になるニュースだわ」


子宮「関連ニュースについて、ネット女子たちの声を拾ってみると、こんな感じよ」


ネット女子1「こういうニュースはやっぱり年齢的に気になる。もっと医療の進歩に期待している」


ネット女子2「女性の選択肢が広がるっていう意味では卵子凍結はいいと思う」


ネット女子3「医学が進歩して、こう言う形で妊娠出産が増えることは別に悪くないと思う。授かりものって感じではなくなるけど、延命治療だって自然の摂理に反してる訳だし」


私「ネット女子3さんの、『自然の摂理』って言葉、なんか考えさせられる!」


◆卵子凍結は、倫理的にアリなのか問題

子宮「社会的な動きを見てみると、費用が高額だからうんぬんではなく、倫理的な問題について指摘する人もいるわね。ネットの掲示板では、次のような女性の意見もあったわ」


ネット女子4「病気を持っている人達にはこういう選択もあっていいんだろうけど、医学的にも出産のタイムリミットを過ぎた健康な女性が、安易にこの選択を選ぶのはどうかと思う。自然の摂理に逆らうと何かしら代償はあると思う」


私「うん。たしかに、私も自然の摂理に反している気がするの」


子宮「でもさ、それを言ったら、外科手術や延命治療だってそうじゃない?」


私「たしかに、それを言い始めると、きりがないのかも。でもさ、新しい命に関しては、そう簡単に片づけられる問題ではない気がするの……」


子宮「難しい問題よね。そんな意見をよそに、昨年10月、iPS細胞から卵子をつくることに九州大・京都大などのチームが成功したんだって。医療はものすごいスピードで進化しているわ」


私「ひぇ~!なんだか目が回る」


◆結局、卵子凍結は「ひとり妊活」の1つなのか

子宮「結局、卵子凍結はひとり妊活の1つに数えられるのかしら?」


私「う~ん、最初は究極のひとり妊活だと思っていたけど、ちょっと考えが安直すぎたかも。お金の問題を置いといて、安心を得るためだけに実施するのは、私自身、ちょっとブレーキかかるなぁ」


子宮「保存するのにも年単位で費用がかさんでいくし。しっかりとした計画が必要よね」


私「卵子を取っておくことは、たしかに、お守りにもなるかもしれない。でも、時間が経つにつれて、重荷にもなりそうな気もするのよね。それに必ず妊娠できるわけじゃないってとこもミソよね」


子宮「読者のみなさんはどうかしら。これから実施する人は増えていきそうだし、自分の判断に任せられる時代が来たわよ」


◆ごもっとも!?卵子凍結の前にアレをやれ

子宮「掲示板にはこんな鋭い意見もあったわよ」


ネット女子5「卵子凍結を検討する前に、結婚を検討するのが自然の流れだと思う」


私「たしかに!なんか、大事なものを忘れていた気がする!!」


子宮「ふふふ。卵子を凍結したとして、必ず出産できるわけじゃないし、結婚できるという保証もないのよ。あんた、男もいないのに、卵子凍結って、どこかすっ飛ばしているような気がするわ」


私「なんか1本とられたわ……。卵子凍結のためにお金を使うんだったら、結婚相談所に登録するためにお金使うほうが賢明かも」


子宮「でも、知っておいて損はない情報でしょう?」


私「そうね!ひとり妊活として、知識は持っておいたほうがいいわね。あんた、たまには役に立つわね」


子宮「たまには!?」(ギューッ!)


私「いたたた!ごめんなさい。子宮さまぁ……」


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  • 東 香名子(恋愛コラムニスト)

    編集プロダクションを経て「東京独女スタイル」編集長を歴任。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。独身女性の生態に詳しい識者としてテレビ、ラジオ……

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