女性のカラダ

女性が気になるおりもの、かゆみ、女性ホルモンの検査

女性の検査

かゆみ、おりもの、性経験がある人は…

 気になるけれど、人に相談しにくい症状のなかには、腟や外陰部のかゆみやおりものがありますね。

 いつもと違う、かゆみやおりものの症状は、心配で不安だけれど、病院に行くのは恥ずかしくて…という相談をよく受けます。

 でも、恥ずかしがる必要はありません。10代後半~40代のどの年代の女性にも起こりやすい症状ですから。

 そこで、おりものやかゆみなどの心配な気になる症状があったら、受けるべき検査を紹介します。これらは、症状がなくても、20代~40代の女性なら年1回は受けておいてもいい検査項目です。

 女性特有の検査ですから、知っておくと役に立ちます。恥ずかしがらず、早めに婦人科で検査してもらうと安心です。万が一、病気がある場合でも、早めに治療すれば大事にならず、簡単な治療で済むことが多いですから。


おりもの、かゆみの検査

女性の検査

いつもと違うおりものやかゆみ、性感染症の疑いがあったら、行うのはこんな検査項目です。


◎おりもの検査

 腟から“おりものを採取”して、細菌、クラミジア、淋菌、カンジダ、トリコモナスなどを検査します。

腟炎、外陰炎、性器クラミジア感染症、淋菌感染症、腟カンジダ症、腟トリコモナス症などの病気の有無がわかります。

不妊症の原因になる病気もあるので、これらは性経験がある女性は、年1回行うとよい検査です。


◎性感染症(STD)検査

 心配の可能性があれば、“採血”で、梅毒、エイズ(HIV)、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスなどの検査ができます。

 梅毒の人はエイズにも感染しやすいという報告があるため、両方を検査します。B型、C型肝炎ウイルスへの感染の有無は、行っておきたい検査です。


無月経、無排卵、更年期障害があれば、女性ホルモン検査

女性の検査

 女性ホルモンの検査は、生理不順や無月経、無排卵の可能性があるような場合、卵巣の機能が低下していないかどうか(卵巣機能不全)を確認するために行います。

 また、40代以降の更年期世代で、更年期障害の症状がある場合にも行います。

 “採血”で、

「エストラジオール(エストロゲンの値)」

「LH(黄体形成ホルモン)」

「FSH(卵胞刺激ホルモン)」

「プロラクチン(PRL)」 を検査します。


 「エストラジオール(エストロゲンの値)」が低いと、卵巣機能が低下していることが推測されます。無排卵、無月経、更年期障害などが考えられます。妊娠中にこの値が低いと切迫流産、妊娠高血圧症候群などが考えられます。


「LH(黄体形成ホルモン)」「FSH(卵胞刺激ホルモン)」はともに脳下垂体から分泌されるホルモンです。

 この2つのホルモンが脳から分泌され、卵巣に指令を出して、卵巣はその指令を受けて、女性ホルモンの「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」を分泌します。

 「LH(黄体形成ホルモン)」「FSH(卵胞刺激ホルモン)」が高い値だと、更年期に入っていることや閉経が近づいている(あるいは閉経している)ことがわかります。逆に、低い値だと、脳下垂体機能が低下していて、無月経や無排卵などの月経異常、不妊症などが疑われます。



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  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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