漢方とダイエットの関係

  • 更新日:2016/05/20
増田美加先生

漢方薬で痩せる!?

春らしくなってきましたね。25℃以上の夏日を記録した地域もあって、そろそろファッションも初夏に向けた薄着の季節。ということは、ダイエットの季節でもありますね。


ダイエット法には、さまざまありますが、「漢方薬」でダイエットというのを聞いたことがある人も多いかもしれません。


「漢方薬=やせ薬」ではありませんので、むやみに飲めば痩せると考えるのは間違いです。でも、確かに「漢方薬で、おなか周りがスリムになって、ウエスト-3㎝に!」という話はよくあります。


これは、体質に合った漢方薬を服用したことで、冷えが解消し、血流がアップ、水の巡りもよくなって、むくみや便秘が解消。その結果、「体重が2㎏落ちて、ウエストも細くなった!」という話はめずらしくありません。


スタイルアップには、冷えないようにすること、血流をアップして新陳代謝を上げること、水の巡りをよくしてむくみを解消すること、がとっても大切! これが漢方薬で叶うことで、健康になってむくみや便秘が解消して、体重やウエストダウンにつながるというわけ。無理なダイエットと違うので、リバウンドも少ないと思います。


確かに、漢方薬はいいことづくめのダイエットにつながるかもしれません。


最初の漢方薬はドクター処方で!

では、どんな漢方薬がいいのでしょうか?


漢方薬といえども、副作用もあります。また自分の体質や症状にあったものを飲まなくては、期待した効果も出ません。最初に飲む薬は、やはり医師に処方してもらうことが大切です。


私も、医師に漢方薬を処方してもらって、不調を解消し、体調がよくなったおかげで、便秘解消、むくみ改善、自然と体重も落ちました。私の周りには、40代後半でも漢方薬で便秘とむくみを解消したら、ウエスト-3㎝という友人も少なくありません。


それに、医師に処方してもらえば、ほとんどの漢方薬に健康保険が使えますから、ひと月分でも2千~3千円くらいで済みます。


どんな漢方薬が使われるの?

たとえば、どんな漢方薬が処方されるかと言うと…。


「麻子仁丸(ましにんがん)」。これは、食べ過ぎ飲み過ぎでおなかにガスがたまって、グルグルゴロゴロ鳴る人に。


「大承気湯(だいじょうきとう)」。こちらは、下腹部に硬いものが触れて、コロコロ便の人に。


「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」。血流が悪く、生理前や生理中に吹き出物や目の下のクマができやすく、下腹部が張っている人に。


「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」。比較的体力があって、アザや目のクマができやすく、むくみやすい人の便秘に。


「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」。熱や便や尿や汗などたまっているものを出す作用が。


ほかにも体質、不調によって、使われる漢方薬はたくさんあって、人によって効果を発揮する漢方薬はさまざまです。


どんな漢方薬で元気になったか、不調を解消したか、などなど、「みんなの漢方」のサイトで紹介されていますので、参照してみてください。きっといいヒントが見つかります。

  • 増田 美加 (女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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