夏の終わりのデトックス 夏バテ肌の毛穴ケア
- 更新日:2016/05/27
- 公開日:2012/09/09

エストロゲンの低下による肌の線維量不足かも!?
毛穴を気にして「韓流タレントやモデルのように、ゆで卵みたいな肌になりたい!」と願う女性が増えています。
毛穴が目立つのは、肌がたるんできた証拠です。毛穴が気になる人は、ほうれい線も目立ってきていませんか? 肌たるみが原因の“たるみ毛穴”かもしれません。
女性ホルモンのひとつ、エストロゲンは、皮膚の弾力を保つコラーゲン、エラスチンや水分量を保つヒアルロン酸という線維量を維持する働きをもっています。エストロゲン量が少なくなると、これらの線維量が減少します。
「壁」がヒアルロン酸で、「梁」がコラーゲン。ヒアルロン酸が肌のみずみずしさを保つ一方で、コラーゲンが梁として肌をリフトアップしてくれています。そして、エラスチンは、梁であるコラーゲンに巻きついて、一層強固に補強します。
エストロゲンの低下によって、これらが少なくなると、肌の老化が進み、うるおい、弾力、つやがなくなり、たるみやシワができやすくなります。つまり毛穴が目立つようになるのです。
毛穴対策にも、普段から女性ホルモンのバランスを安定させておくことが大事です。そのためには、ストレスを解消し、冷えに気をつけて、疲れすぎないようにします。
コラーゲンを摂りましょう
毛穴や肌たるみには、コラーゲンの多い食事がおすすめです。
コラーゲンが豊富な食材は、フカヒレ、鶏の手羽先、牛スジ、サケの皮、ウナギ、カレイのエンガワ、豚の耳など。
サプリメントとして売られている低分子のコラーゲンパウダーを1日5000mg、毎日摂ることで、肌たるみやうるおいアップに効果があるというデータも出ています。
また、化粧品では、たるみやシワに効果があるレチノール(ビタミンA)入りのものがおすすめです。
血行をよくして肌の再生力を高めるために、ローズヒップオイルの入った化粧品もあります。ローズヒップには、たるみや大人のニキビで陥没した肌の再生を促す作用もあります。
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増田 美加
(女性医療ジャーナリスト)
女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。
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