人生崖っぷち母ちゃん

不妊も子だくさん家庭も、悪意のない言葉でみんな傷ついている。

  • 更新日:2019/07/23
マンガ

不妊で悩む人に対しての子どもに関する「デリケートな発言」は、ひと昔に比べ配慮すべき話題という意識が世間一般に高まりつつあります。

子育て中の女性であっても子どもに関するデリケートな発言で女性が傷つくことは、何も「子なし夫婦」に限ったものではないようです。


こんにちは。不妊治療を経て一人っ子子育てを満喫している赤星ポテ子です。


「一人っ子ママ」「男の子いないママ」「子だくさんママ」、それぞれの立場で言われて困った・傷ついたエピソードを不妊治療経験者のママ友から聞きまとめました。


「子なし夫婦」へのデリケートな発言

そろそろ子どもは作らないの?

子どもはカワイイよ


当事者じゃないとなかなか気づかない、よかれと思って悪気のないアドバイスをする人達。不妊で悩んだ経験がある方なら、誰しもが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。


不妊治療をはじめた当時、ギリギリまだ20代だった私。豆腐のように心が弱く、人生経験がまだ浅かったので「子どもができればうるさく言う人はいなくなるのかな」と安直に考えていました。


「一人っ子ママ」へのデリケートな発言

赤ちゃんが産まれると行動範囲は狭まりますが、街中で話しかけられる頻度はぐっと上がります。人生最大のモテ期到来か!?と思うほどです。(興味を持たれているのは子どもの方ですが……)


息子が赤ちゃんの頃は、ただただかわいがって頂くばかりで、デリケートな発言をされることは皆無でした。


子育てにも少し慣れてきた二歳ごろ、街で話しかけてくるご年配の方々に次を早く産むようアドバイスされるようになりました。


女は30までに二人産んであたり前

そろそろ次の子をがんばって作りなさい

一人っ子はかわいそうだから兄弟を作ってあげなさい


二人目に向けて不妊治療を再開した当時の私にとって、子なし時代より子どもについて周囲から聞かれる機会が増え、ボディーブロー……じゃなくて、メガパンチを食らう程胸をえぐられたものです。


恐らく子どもがいるので不妊で悩んでいるとは気づかれにくかったのでしょう。


また、一人っ子がめずらしい時代を過ごした年配の方々にとって、「はやく兄弟を作りなさい」という考えのほうが普通の考えだったのかもしれません。


「男の子がいないママ」へのデリケートな発言

子どもが二人いたら、「二人目プレッシャー」から開放されるんだろうか?


二人姉妹のママB子に「二人目プレッシャー」の話をしたところ、「そんなことないよ」と一蹴。

子どもが二人いて一人前とカテゴリーされる彼女ですが、B子は「男の子を産み育てて一人前」と言われた経験があるくらい、男の子プレッシャーを受けていたようです。


「子だくさんママ」へのデリケートな発言

男の子がいて三人も子どもがいる、私とB子の共通のC子。

C子は子どもができなくて苦労した時期もありましたが、不妊治療で二人出産。まさかの自然妊娠で3人目を授かりました。


「子育てに関することは彼女に聞け」と言われているくらい、ママ友の間では頼もしい存在のC子。彼女だったら、子どもに関するデリケートな発言で悩むこともプレッシャーもなさそう……。

そう思っていた私達でしたが、「あんた達、世間を甘くみちゃいけないよ」と一蹴されました。


C子いわく、

夜お盛んなんですね!

もう次(四人目)はさすがにないよね?


こんなひどいことを言われた経験があるそうです。


結局どんな家庭であれ口を挟む人がいる

子どもの人数に関係なく口を挟む人がいるというのが私達の結論でした。

子どもは授かりもの。他人の理想とする家族形態に振り回されるのは馬鹿らしい。


子どもの頃に描いていた家族物語通りに叶えられなくても、まわりの意見や考えに振り回されず、自分たちのスタイルで家族仲良く過ごす……それでいいじゃないですか。



▷▷連載を1話から読む

#1『ポチャッと小太り赤星ポテ子です』


▷▷人生崖っぷち母ちゃん|バックナンバー

#18『「二人目が欲しい」その想い、本当は誰のため?』


#19『子鉄にはたまらない!?一泊2500円から泊まれる寝台列車の旅』


#20『子どもが言うことを聞かない時はどうすればいい?年代別で見る最終手段に今さらながら後悔』


#21『子どもの「ユーチューバーになりたい」夢はダメですか…!?』


#22『「子どもを産めない」女にとって、男の「子どもが欲しい」は心がざわつくが共感もできる言葉。』



▼赤星ポテ子さんの作品はコチラ!▼




  • 赤星ポテ子 (イラストレーター&漫画家)

    武蔵野美術大学卒。不妊治療を経て一児の母に。いつか息子と海外移住できることを夢みている。 著者「ベビ待ちバイブル」「子どもにちゃんと伝わるお金の「しつけ」」(共著)など

この記事がいいと思ったら
いいね!しよう

Related関連記事

Pick Up編集部ピックアップ

Rankingランキング

#tag