
ダイエット中のお鍋はこれ!『鍋つゆ』頂上決戦!カロリーor糖質? どっちでダイエット?#4
- 更新日:2020/03/02
- 公開日:2020/03/02
寒くなってきたこの季節、お鍋は、欠かせない存在です。でもお鍋のスープでカロリーや糖質の量が変わってくるってご存知ですか? 体に良くダイエットに最適のお鍋でも、スープをたくさん飲んでしまうと話は別。
そこで今日は市販の鍋つゆの糖質とカロリー、そして鍋のお供のぽん酢についても数値を見ていきましょう。

※100gあたりのカロリーと糖質量
やはりお鍋の中でもすき焼きはカロリーも糖質もトップでしたね。それでは、鍋のつゆについてと、シメのご飯や麺類の食べ方もご紹介しましょう。
すき焼きのたれは糖質もカロリーもダントツに高い
すき焼きの牛肉は甘辛く、卵につけて食べると最高に美味しいですよね。でも表を見ていただくとわかるように、糖質もカロリーもかなり高め。ネギやごぼうなど冬の野菜を美味しくいただけますが、糖質とカロリーだけでなく、塩分も取り過ぎてしまいます。たまに食べるくらいが丁度いいです。
また、白いご飯と合いますが、ご飯は軽くお茶椀に一杯だけにしてくださいね。
意外!糖質が高いのに、カロリーは低めなキムチ鍋
すき焼きを除くと、鍋スープの中では3.8g/100gと糖質高めのキムチ鍋。発酵食品のキムチだけでなく、冬が旬の美味しい白菜をたっぷり食べることができます。白菜はカリウムが豊富なので、むくみを予防する効果が期待されています。
ダイエットのためには、キムチ料理によく使われる豚バラをモモ肉にするのがおすすめです。シメの麺類は取り皿に一杯だけにしましょう。
ダイエットにおすすめは「鶏だし生姜鍋」
鶏だしに生姜の風味のきいた鶏だし生姜。糖質もカロリーも一番低い鍋つゆです。鶏肉はタンパク質が豊富に含まれ脂質も少ないので、ダイエットにはピッタリです。鶏肉だけでなく、たっぷりの野菜で食べるのがおすすめ。
ただし、塩分を取り過ぎてしまいますので、糖質とカロリーが低くてもスープを飲み過ぎないようにしてください。
鍋のシメの糖質とカロリー比較
鍋のだしがたっぷりしみこんだ、つゆで作るシメは最高です。ダイエット中であっても、シメの雑炊や麺類、ご飯は食べたいですよね。
そこで、シメのカロリーと糖質を低い順に紹介しますね。
1位:雑炊(カロリー71kcal/100g、糖質15.7g/100g)
2位:ゆでうどん(カロリー105kcal/100g、糖質、21.6g/100g)
3位:ゆで中華めん(149kcal/100g、糖質は29.2g/100g)
雑炊が糖質もカロリーも低いのでおすすめですが、ダイエット中は食べ過ぎないこと。雑炊ならお茶碗に軽く一杯、麺類ならお鍋の取り皿に一杯が目安になります。卵やネギもいれて美味しく食べましょう。
※雑炊は*水稲全かゆ 精白米のカロリー、糖質量を使用
それでは次に番外編のぽん酢の順位をご紹介しましょう。
【番外編】ぽん酢のカロリーと糖質
しゃぶしゃぶや水炊きなどの鍋には欠かせないぽん酢の糖質とカロリーを見ていきましょう。

ごまは体にいいけど、高カロリー、高糖質
ごまは抗酸化力が強く、二日酔いの元になるアセトアルデヒドの分解を助け、肝臓の負担を和らげる効果が期待されています。
体に良い効果を持つ「ごま」ですが、ごまぽんは、カロリーも糖質もトップ。体に良いからと使いすぎてしまうと、糖質もカロリーもオーバーしてしまいます。適量使うことが大切ですね。
「ゆずぽん」はカロリーも糖質も2位
ゆずは香りも良く、体に良さそうだから、安心してたくさん使っても大丈夫と思いがちですが、思っているよりも糖質もカロリーも高めです。酸味が弱く美味しいのですが、使い過ぎに注意しましょう。野菜や肉にたっぷりつけて食べるのではなく、さっとつけて素材の味を楽しみましょう。
「ぽん酢」はカロリーも糖質も低い
なじみのあるしょうゆ味の「味ぽん」に対して、柑橘系の果汁に醸造酢をプラスしたおしょうゆの入っていない製品を「ぽん酢」とミツカンさんは定義しています。あっさりしているので、お鍋だけでなく揚げ物にかけるといった使い方も◎。
馴染みのある「味ぽん」は糖質もカロリーも3位と低くはありませんので、使い過ぎ注意です。
いかがでしたか?
すき焼きのたれを除けば、鍋のスープよりも「ぽん酢類」は、糖質もカロリーも高いですね。ぽん酢類を使いすぎないことも大切なダイエットのコツ。野菜や肉、魚をたっぷり食べ、鍋のスープの飲み過ぎに注意しながら、シメは控えめに。
お鍋はダイエットの強い味方、これらに気をつけてお鍋を楽しみましょう。
参考文献
ミツカンHP
・食べ物辞典
・栄養成分の辞典
■カロリーor糖質シリーズ
»ドレッシング編はコチラ
»ドリンク編はコチラ
»フルーツ編はコチラ
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岡野ユミ
(栄養士、美肌マイスター、アンチエイジングアドバイザー)
「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広くダイエットを指導。溢れるダイエット情報を精査して、正確で信頼できるものを発信。体の中から美しくなる情報もお届けします。
公式サイト株式会社アリオール
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