
第一印象をアップさせる食事【栄養士監修】
- 更新日:2020/06/12
- 公開日:2020/06/12
第一印象を良くするために、どんなことに気をつけていますか。誰かと会ったときに、最初に目が行くのはヘアースタイルなど、顔が中心で次に姿勢などではないでしょうか。そこで今日は第一印象をアップさせるために、顔の肌トラブルを予防し、髪の毛のツヤに効果が期待できる食事と姿勢を保つためのシンプルな筋トレをお伝えしたいと思います。
美肌のために肌トラブルを予防する

肌のターンオーバーは成人で約28日周期とされていますが、年齢とともに遅くなり老廃物は除去されず、肌トラブルが起こりやすくなります。これを予防するために、必要な栄養素が次の通りです。
・ニンジンなどに含まれる、ビタミンA(うるおいを助ける)
・豚肉などに含まれる、ビタミンB群(肌トラブルの予防)
・フルーツなどに含まれる、ビタミンC(美肌、肌のツヤを助ける)
・アーモンドなどに含まれる、ビタミンE(アンチエイジング効果が期待)
これらを摂取して美肌を目指しましょう。
おすすめの食事
うなぎのおにぎり、うな玉丼、そば、豚肉のソテー、生姜焼き定食、豆腐サラダ、焼き鳥のレバー、カボチャの煮物、麻婆豆腐、ニンジンシリシリ、カニサラダ、ヒレカツなど。おやつのアーモンドミルクやアーモンドでも手軽に摂取できますね。
髪の毛のパサつきを予防して豊かな髪質に

髪の毛はタンパク質で作られているので、髪の毛のパサつきを予防するにはタンパク質は欠かせません。肉、魚などの質の良いタンパク質以外にも、大豆などに含まれる銅、豚のレバーなどに含まれる亜鉛なども大切な栄養素。おすすめなの食品は、卵、牡蠣、ウナギ、レバー類、昆布、玄米などです。しっかり摂ることでキレイな髪に生まれ変わるはずです。
おすすめの食事
昆布のおにぎり、カキフライ、オムレツ、茶碗蒸し、ウナギのかば焼き、レバーとキャベツのソテー、豚肉や牛肉のソテーなど。ご飯を食べるときに玄米を選ぶなどすると摂取しやすいですね。
顔のむくみを取りスッキリを目指す

朝から顔がむくんでいるとなんとなく、気になってゆううつな気分になりませんか。むくみは細胞に余分は水分が溜まってしまった状態。むくみ予防に大切なのは体の水分調節をすること、この余分は水分を体の外に出してくれるのが、カリウムです。摂取することでむくみ予防効果が期待できます。野菜やフルーツだけでなく大豆にも含まれています。
おすすめの食事
トマトのスパゲッティ、トマトサラダ、野菜サラダ、大豆の煮もの、冷奴などの豆腐料理、ポテトサラダなどイモ類の料理。おやつにバナナ、焼き芋を食べるのもいいですね。
笑顔のために唇の乾燥を予防する

季節に関係なく、唇の乾燥が気になる方が多くいらっしゃいます。唇は体の水分で潤っているので、水分をしっかり摂ることが大切です。唇だけなく、舌や口の中を正常に保つためにはビタミンB2がおすすめ。うなぎやレバーなどに含まれています。摂取することで唇に潤いを取り戻しましょう。
おすすめの食事
レバーペーストの野菜ディップ、焼き肉のレバー焼き、レバニラ定食、チーズの盛り合わせ、ピザトースト、チーズサンドなど。食事のときに納豆をプラスする、おやつや朝食にヨーグルトを食べるのもいいですね。
肌が整い、髪の毛にツヤがありむくみがないと、自然に笑顔になりますよね。きっと第一印象もアップするでしょう。次に簡単にできる筋トレをご紹介しましょう。
歩きながらヒップアップ
歩く時間は毎日ありますよね。その時間を利用しましょう。コツはお腹に力を入れて引き締め、お尻を持ち上げるように意識して歩きます。歩くだけなら簡単と思った方もいるかもしれませんが、やってみると実はとてもキツイ歩き方。最初は“すぐそこのコンビニまで”など、近い目標まで歩きます。力が入ると呼吸を止めてしまいがちですが、いつも通りの呼吸をするように意識してください。慣れてきたら10分、20分と時間を伸ばしてくださいね。
座っているときにポッコリお腹を予防
オフィスで座っている時間を使って、お腹を鍛えましょう。椅子に座り、机の上に手をのせます。足を垂直に上げ、ゆっくり下げていきます。これを繰り返してください。無理せずに5回から始めて、余裕が出てきたら回数を増やしていきましょう。始めたときは大変だと感じていても慣れてくると楽にできるようになるはずです。
待ち時間に足のシェイプアップを目指す
通勤で信号をまっている時間、歯を磨いている時間など立っている時間は見つけると案外あるものです。そのときに、かかとを上げてふくらはぎの運動をしましょう。ヒップに力をいれると、同時にヒップアップの効果も期待できます。5回~10回から始めてください。慣れないうちはよろける心配があるので、手すりなどにつかまってくださいね。
空いた時間で背中を鍛えて美しい姿勢
背中や肩を鍛えることで姿勢を良くする助けになります。時間のあるときに行ってくださいね。足を肩幅に開いて立ちます。次に膝を曲げて体を少し倒します。そのまま手を腰のあたりに持っていき、指を組んで握ります。その姿勢で腕を上にあげていきます。そのときに腕ではなく、背中を意識してゆっくりと上下に動かしてください。回数は5回~10回から始めましょう。
筋トレの注意点は、食後1時間以内に行わないようにしましょう。無理に時間を作らず、生活の中で組み込んだ方が長続きします。体を鍛えてることでキレイな姿勢ができれば、第一印象がアップするはずです。
どれも簡単に今日からでも始めることが出来るものばかりです。ランチでのメニュー選びやコンビニでご飯を買うときに意識して取り入れましょう。筋トレもまずは手軽に始められるものからスタートして下さい。1ヵ月後、2ヵ月後を楽しみに続けて、第一印象をアップしてくださいね。
参考
スロトレ 石井直方
栄養成分の事典
栄養の基本がわかる図解辞典
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・【実践編】今年こそ、ダイエット脳にアップデートしよう・今年こそダイエット脳にアップデート!【栄養士監修】
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▼どっちでダイエット?シリーズ一覧▼
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岡野ユミ
(栄養士、美肌マイスター、アンチエイジングアドバイザー)
「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広くダイエットを指導。溢れるダイエット情報を精査して、正確で信頼できるものを発信。体の中から美しくなる情報もお届けします。
公式サイト株式会社アリオール
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