
夏の終わり。食べてないのに、おなかがぽっこりしていない?
- 更新日:2020/09/23
- 公開日:2020/09/23
“夏の間は食欲がなくて、あまり食べていなかったから体重が落ちているはず”そう思っていたのに、お腹がぽっこりしてしまった。なぜ、と思っている方も多いのではないでしょうか。
夏は暑さから、脂肪を蓄積しやすい糖質の多いものが食べやすいことも関係しています。今日は、スッキリして秋を過ごすべく、原因と対処方法をお伝えしたいと思います。
お腹がぽっこりした原因は?

気温が高い日が続くと、食欲がなくなりますよね。そんなときは、冷たい麺類などをチョイスしがち。これらは、糖質がたっぷり含まれていています。取り過ぎた糖質は、おなかぽっこりの原因の一つになります。また、暑いとちょっとの距離でも歩きたくなくなりますよね。動くと汗をかくし、疲れるからから動きたくなります。涼しい室内で過ごす時間が多くなり、運動不足につながります。これらが原因と思われます。
7つの対処方法

暑さが落ち着いてくるこの時期に、食生活、日常生活の中で少し気をつけてみませんか。今回ご紹介する対処方法は、シンプルなものばかりなので、参考にしてみてくださいね。です。では、具体的にご紹介していきたいと思います。
1.甘いドリンクは飲まないようにする
暑い日は特に甘い味の飲み物や炭酸飲料を飲みたくなりますよね。でも糖質をたっぷり含んでいるので、意外に多くの糖質を摂取しています。それが、ぽっこりお腹の原因に。それをミネラルウォーターしましょう。果物100%のジュースは体によさそうですが、糖質は多め。無糖のお茶などもおすすめです。
2. パスタなど主食だけのランチは避ける
ランチを選ぶときに、パスタ、うどんなど単品を選ぶと、糖質を多めに摂取してしまいます。秋が旬を迎える魚や野菜がありますよね。それらを取り入れた定食を選びましょう。お刺身定食や焼き魚定食などです。イタリアンなら季節の魚のソテーなど。満足感があり、糖質の摂り過ぎを予防する効果も期待できますし、美味しく栄養バランスも良いランチになります。
3.仕事終わりのビールは控えめにする
仕事が終わってからの冷たいビールは至福の時間ですね。美味しいからと2杯、3杯と飲むと、糖質の取り過ぎにつながりかねません。2杯目からは、糖質量が0g/100mlの焼酎、ウィスキーウィスキーがおすすめ。ウィスキーはハイボールや水割り、焼酎はお茶割りや水割りはいかがですか。糖質を控えめにして、飲み会を楽しみましょう。
4.野菜を先に食べて脂肪をつきにくくする
同じ食事でも「いきなりご飯から食べてしまう場合」と「野菜から食べる場合」では、血糖値の上がり方が違ってきます。ご飯などの糖質を先に摂取すると血糖値が急上昇し、インスリンも多く分泌されます。インスリンは糖質をエネルギーに変えますが、脂肪も合成してしまいます。野菜から食べること血糖値の上昇をゆるやかにし、インスリンも分泌も抑えられることができます。さらに先に食べることで、食物繊維により、食べ過ぎを防ぐ効果が期待できます。ぜひ野菜から食べて下さいね。
5.おやつを食べるなら10時から4時までにする
糖質を取り過ぎないためにも、甘いものは控えたいのですが、どうしてもおやつを食べたい、と思ったときは、10時~16時までの間に食べるようにします。この時間は体の中で脂肪を作るビーマルワンというタンパク質の活動が低下する時間、この時間帯がおすすめです。でもいくら食べても、何を食べても良いというわけではありません。小さいサイズのものを選び、食べ過ぎには注意しましょうね。
6.冷房の効いた駅ビルやショッピングモールでウォーキングをする
暑い日は一日中を通して、運動のために外を歩くことは厳しい状況ですね。でも何もしないと運動不足になりがちです。冷房の効いた駅ビルやショッピングモールを歩くことをお勧めします。秋に向けての流行のファッションのチェックをしながら歩いていると、自然に1時間くらいは、時間が過ぎてしまうはずです。楽しみながら歩いてカロリーを消費させてくださいね。
7. 睡眠時間をしっかりとって食べ過ぎを防ぐ
熱帯夜も落ち着き、睡眠をとりやすい環境になってきましたね。睡眠と食は関係があります。「レプチンという食欲を抑制するホルモン」と「グレリンという食欲を高めるホルモン」のバランスで、食欲はコントロールされています。睡眠時間が不足すると、レプチンの分泌が減り、グレリンの分泌が増加。寝るだけで、食欲を抑える効果が期待できるのです。ゆったりとお風呂に入り、リラックスして早めに寝ることおすすめします。
食べていないと思っていても、糖質を摂取しすぎることで脂肪が、つきやすくなってしまいます。甘い飲み物は、無意識に糖質を多く摂取しがちです。おかず、野菜、ご飯のバランスの取れた食事をたべることで、糖質の取り過ぎを防ぐようにして下さい。寝不足を予防することも大切。秋はすぐそこまで来ています。スッキリして、秋のおしゃれを楽しみましょう。
参考
・食べる量が少ないのに太るのはなぜか
・七丁食品成分表2017
・栄養成分の辞典
▼栄養士監修の関連記事▼
・暴飲暴食の後の体重リセットと冷え予防を同時に叶えるポイント・あなたが太る原因はコレ!“タイプ別太る習慣をやめる方法”
・秋の旬の食材を食べてダイエット
・全方位から!紫外線対策のまとめ【栄養士監修】
▼どっちでダイエット?シリーズ一覧▼
»ドレッシング編はコチラ
»ドリンク編はコチラ
»フルーツ編はコチラ
»鍋つゆ編はコチラ
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»パスタ編はコチラ
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岡野ユミ
(栄養士、美肌マイスター、アンチエイジングアドバイザー)
「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広くダイエットを指導。溢れるダイエット情報を精査して、正確で信頼できるものを発信。体の中から美しくなる情報もお届けします。
公式サイト株式会社アリオール
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