恋愛

いい恋は、あなたを幸せにしない。愛するよりも愛されていい

恋人

こんにちは、トイアンナです。「いい恋」って何だと思いますか? 


互いに激しく求めあって、かけがえないパートナーを得る感じ? 毎日相手の顔をみるだけでドキドキする夫婦が、そのまま末永く幸せになる像が思いつくのではないでしょうか。


でも、ここには一つの矛盾があります。ドキドキするのは緊張しているとき。逆に末永く平和でいる相手とは、リラックスしているはずでしょう。しかし緊張とリラックスは、反対の関係にあります。緊張しながらリラックスできる相手なんて、この世にはいません。


その点、ディズニーはとても合理的。シンデレラや美女と野獣では、二人が結ばれるところで物語が幕を閉じます。その後の「リラックスした関係」でも仲良くやっていけるかどうかはあえて見せないわけです。「我々は知りませんよ、シンデレラが介護問題で王子と修羅場を繰り広げていたって」てなわけです。


■ドキドキする恋は、あなたを幸せにできないかもしれない

若いカップル

10代のころ、アイドルが出てくる恋愛映画って見ませんでした? ちょっとドSな彼、それに振り回される主人公。でも二人は裏で惹かれあっていて……ってのは王道ですよね。


けれどよくよく考えてみると、彼らは主人公の女を平気で「ノロマ、バカ、ドジ」と否定しまくります。こんな男、結婚に向いているわけがない。


けれどモラハラ気質の男へドキドキすることは、否定できません。私だって、壁ドンされたいしお姫様だっこされてみたい。ただそういう男がいざというとき自分を守るどころか置いて逃げるタイプだと知った今、結婚相手にできなくなっただけです。


ドキドキする恋は、私たちを幸せにしないかもしれない。その事実に気づいたアラサーは、結婚相手へ誠実で、普段はちょっと頼りない男性を選びます。


■矛盾から逃れられないと、恋のさまよえる旅人になる

迷う女性

けれど、その矛盾に向き合うのが怖いひとほど、こんなことを願います。


「どこかに、デートでリードしてくれて、かつ誠実な人はいないんですか」

「話が面白くて、男らしくて家事育児に協力的、浮気しない人って夢ですか」


そう、夢です。それは少女漫画という宝箱に収められた幻想なのです。けれどその宝箱をいつまでも抱きしめていると、現実から離れていってしまいます。


ごく小さな割合で、誠実かつ男らしく、コミュニケーションに長けた人はいるでしょう。けれどそれはガチャでいうところのSSR。1,000回転生して1回結婚できたらラッキーです。来世に期待しましょう。


「漫画のドS男は漫画だから最高なのよね!」と割り切って消費できるくらいが、ちょうどいいんです


■それでもドキドキを捨て去れないなら

恋する女性

それでも、ドキドキすることから逃れられないなら。覚悟を決めてください。あなたはあなたを幸せにしない相手を選ぶかもしれません。「だがそれがなんだと言うのかね?」と言ってやりましょう。


幸せは自分の主観が決めるのです。あなたが最高にドキドキする相手といられるなら、相手が浮気性だろうが、ちょっとばかりギャンブルに狂っていようが、だから何?と。


ドキドキすることも、私は人生で大事な経験だと思います。大恋愛は、やっぱり楽しい。でもいい恋は心も体も使い果たすめんどくさくて、しんどいものなのです。楽をしながら、リラックスした状態で恋愛ができるなんて思わないでください。


恋に生きる、それも素晴らしいじゃありませんか。無理に望まぬ相手とつながって、「私の人生、こんなんじゃなかった」と呪うくらいなら。自分を幸せにしない相手でも、恋をして生きましょう。そもそも恋心って、自分でどうにかできるような感情じゃないんですから。



▼著者・トイアンナさんの人気コラム▼

雨は止む。恋は冷める。彼をどんなに好きだとしても。

隠れ既婚者多し!話の面白い遊び人が好きなあなたへの防衛術

イケメンという謎の生命体をなぜ女は追ってしまうのか

「話が面白くて誠実な男」が婚活で見つからないわけ

プロポーズされる価値のある女は、●●があった

恋愛結婚は本当に幸せですか。熟年離婚を迎えた夫婦の話

  • トイアンナ

    外資系企業で消費者インタビューを経験後ライターとして独立。500人超のヒアリングから女子の楽しさも悲しさもぎゅっと詰め込んで文章にしています。現在はアラサーの恋愛とキャリアを中心に多くの媒体で連載中。

女子力アップ

編集部ピックアップ

女子カレとは?

今週のお悩みQ&A

広告掲載について

Facebook

Twitter

ページTOPへ