恋愛

雨は止む。恋は冷める。彼をどんなに好きだとしても。

雨上がりの女性

こんにちは、トイアンナです。今夜は感傷じみた話をしましょう。


彼のためなら死ねると思うほどの大恋愛、したことありますか。私はあります。大学時代の彼は、学者を目指していました。とてつもない努力家で、家でも常に研究をしていました。私は彼のために生きて死ぬのだと思っていました。いいところに就職して、経済的に支えよう。そんな風に思っていました。


そして私は彼と別れ、生きています。


■誰かを愛し、冷めて、また愛する

終わる恋

その後、結婚したのも狂おしいほど好きな相手でした。キレキレの頭脳を持っていた彼が好きでした。突飛な発想を即行動に移せる力を尊敬していました。彼は変人とイジられているわりに社会性も高く、友達を大事にしていました。その絶妙なバランス感覚に、惚れ込んでいました。彼のために生きようと思い、正社員を辞めて海外転勤へついていきました。


そして、私は彼と別れ生きています。


大好きな仕事を辞めてもいいと思った。キャリアを変えていいと思った。そこまで人生を賭けた相手にだって、冷めてしまったのです。しかも恐ろしいことに、これは今年の話。


■最後の男なんて、いない

恋

私が惚れっぽいだけかもしれません。あるいは頭がユルいのかもしれない。好きな人と付き合うと、彼が世界のすべてになってしまうのです。彼が帰ってくるまでソワソワして、玄関まで迎えにいって飛びつくようなハグをするのが好きです。そんな男性と出会うたびに、「これが人生最後の相手だ」と思ってしまう。


けれど冒頭でご覧いただいたとおり、人生最後の男なんていません。


私は離婚してしばらく落ち込み、婚活を始めました。始めることができてしまいました。もっと離婚のショックから立ち直れないことを願っていました。だってそうでもなければ、愛が無かったみたいじゃないですか。自分がここまで冷淡な人間だなんて、信じたくなかった。


けれど私は婚活を始め、そして素敵な男性と出会えてしまいました。いまはその彼とお付き合いしています。彼が寛容なおかげで今のところ順調です。彼を愛しています。


人は何度だって、恋をできてしまう。その残酷さを痛切に知ってしまいました。私はたった一人の男のために生きたり死んだりなんてできない。私には「私」という世界で一番大事な存在がいて、パートナーを失ったくらいで死ねはしないのです。そしてまた、誰かを愛せてしまう生き物なのです。


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■あなたの恋も、いつか残酷なほど冷めるでしょう

カップル

「明けない夜はない」「いつか失恋は乗り越えられる」という言葉は、通常明るいトーンで話されますよね。でも現実は違います。私たちは、失恋を乗り越えてしまうのです。どんなに心底愛した相手でも、いつか忘れることができてしまうんです。


だから……。「この人を失ったら次はない」「彼よりマシな男はいない」と思っている全ての女性はあきらめてください。そんなことないんです。あなたは彼を失ったら次の男を見つけてしまえるのです。今は彼しかいないと思い込みたいだけです。


そしてどんなに自己犠牲を願ったとしても、あなたは自分を愛することをやめられないのです。いつか音を立てて一気に冷める日が来ます。「なんなんだ、この男は」と。相手がまっとうでも、クズでも同じです。3年、命を懸けて愛することはできます。一生涯はできません。我々のアドレナリンは、そうならないようにできています。


恋はそんなに強い感情じゃありません。脳は正直です。私たちは、愛した人を忘れてしまえる。自分を苦しめる相手へ執着するくらいなら、手放してしまいましょう。どうせあなたは次の男を見つけてしまえるのですから。



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  • トイアンナ

    外資系企業で消費者インタビューを経験後ライターとして独立。500人超のヒアリングから女子の楽しさも悲しさもぎゅっと詰め込んで文章にしています。現在はアラサーの恋愛とキャリアを中心に多くの媒体で連載中。

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