恋愛

【モテ3.0】6人に1人は婚活アプリ使用? 多様化する恋愛・結婚観

女性を幸せにする本

時代が変われば、恋愛観や結婚観も変化していきます。


先日、ブロガーのはあちゅうさんが結婚を公表しました。世間を騒がせたのは、お相手が人気AV男優しみけんさんであったことに加え、入籍しないで事実婚を選択した、という事実でした。


ひと昔前であれば、入籍を伴わない事実婚は、「入籍ができない事情のある可哀想な人がするもの」と考えられていましたが、女性が経済力を持つようになった現在では、主体的に選択する人も増えてきています。共働きでお互いある程度経済力がある場合、入籍によるメリットをあまり感じない、と考える人も少なくないようです。


実際、博報堂キャリジョ研が20歳〜34歳の働く独身女子1280名を対象に行なった調査では、15.6%が「必ずしも結婚(入籍)する必要があるとは思わない」と回答しています。また、「女性が働き、男性が専業主夫でも構わない」と考える女性は14.9%と、専業主婦が当たり前だった時代には考えられない数値を叩き出しています。


今回は、博報堂キャリジョ研による『働く女の腹の底 多様化する生き方・考え方』を参考に、現代に生きる働く女性の恋愛・結婚観を紹介していきたいと思います。


効率化を重視する恋愛。スマホ恋愛・スマホ婚活は当たり前

現代の働く女子は、運命の出会いをぼーっと待ち続けるなんてことはしません。様々なツールを利用し、効率的に最適な人材と出会おうと考える戦略的な女子も多いのです。


本書では、実際に行われている二つの「出会いの効率化」が紹介されています。


一つは婚活アプリです。(略)何時間も拘束され相手がどんな人なのか手探りで会話を進める合コンとは違い、これらのサービスでは、最初から気軽にメッセージを交換し合い、相手のプロフィール情報を収集し、いいと思った人にだけ会ってみる、というプロセスを踏むことになります。この時間短縮化によって、忙しい毎日の中でも、スキマ時間を見つけて効率よく出会いのチャンスを作れるのです。もう一つの「出会いの効率化」は、知り合う前後における情報収集の仕方です。具体的には、合コンなどの場に来る人の情報を事前に集めたり、知り合ったばかりの人の情報をすぐに調べたりすることです。(P.34-35)


博報堂キャリジョ研の調査によると、キャリジョ(20歳〜34歳の働いている独身女子)の6人に1人は婚活アプリの使用経験があるとのこと。アプリでの婚活・恋活は「普通の出会い方」になりつつあるようです。


働く女性が結婚相手に求めることは?

結婚相手に求めること

バブル時代、高身長・高学歴・高収入の「3高」が結婚相手に求める理想だと言われていました。現代では、結婚相手に求めるものは変化したのでしょうか? 


「結婚相手やパートナーを選ぶ上で重視することは何か?」を選択式で答えたアンケート結果を見ていきましょう。


結婚相手やパートナーを選ぶ上で重視するものランキング(P.37参照)

【第一位】優しさ         70.8%

【第二位】一緒にいて楽      69.9%

【第三位】自分を大切にしてくれる 62.9%

【第四位】年収・貯蓄額の高さ   59.1%

【第五位】職業の安定       58.5%


顔などの容姿を重視する女性は43.5%、学歴の高さを気にする女性は13.8%と少なめ。学歴を気にする女性が減少したのは、学歴と収入がリンクしない場合も多くなってきたことが関係しているのかもしれません。いずれにせよ、「パートナーに求めるのは、収入と身長と学歴」という時代は終わったということは確かなようです。


【モテ3.0】「これをすればモテる」時代は終わった

モテる女子

恋愛観・結婚観の変化は、「モテ」の変化も引き起こしています。10年ほど前、エビちゃんOL(モデルの蛯原友里を筆頭としたフェミニンなファッションの女性)が「モテの王道」として認識されていた時代がありました。巻き髪・スカート・ばっちりメイクの「女性らしい女性」が「モテる」と信じられていた時代があったのです。


ですが、現在では、「これをすれば必ずモテる」「「このファッションが一番モテる」というモテの答えみたいなものは無い、と皆気がついているように見えます。


キャリジョの「モテ3.0」ともいうべき新しい流れが起きています。これは一言でいうと、モテの多様化です。王道のコンサバ系と、対するカジュアル系の二極では語れないほどに、ファッションやライフスタイルが多様化し、どのような女性が「モテ」るのか、最大公約数を出すことが難しくなっているのが現状です。(略)男性ウケを意識した男性志向の「かわいい」から、自分がこうありたいと願う、もしくは心地良いと感じる自分志向の「かわいい」を女性が求めるようになった、と解釈することもできます。ファッションだけでなく趣味・志向までも、男性への「媚び」の要素が薄くなり、「自分のため」に何を選択するか、という面が傾向として強くなってきたように思えます。(略)この流れは、モテを過度に意識せず、自分志向のスタイルを選択できるような〝モテからの解放〟を意味しているのかもしれませんね。(P.39-40)


何を着ればモテるのか、どんな性格がモテるのか、その答えが一つではなくなった現代だからこそ、選択肢の多さに戸惑う人もいるでしょう。ですが、自分のスタイルを追求しやすく、多様性が認められやすい、より自由な時代になったことは確かだと言えるでしょう。


さいごに。多様な生き方を知ることは、自分自身の幸せにつながる

働く女性

『働く女の腹の底 多様化する生き方・考え方』では、多様化する女性の生き方・考え方・働き方がデータと共に紹介されています。


同じ働く女性でも、「趣味重視で我が道を行く人」「仕事第一の人」「家族との幸せを最優先にする人」など、様々な人がいます。多様な生き方・価値観を裏付けるアンケート結果を見ていると、「どの道を選んでも、そういう生き方もあるよね、と受け入れられる時代がすぐそこに来ているのかもしれない」と感じさせられました。


恋愛・結婚・モテなどについて、「こうあるべき」と考えて苦しくなってしまっている人に特におすすめしたい一冊です。



今回ご紹介した本

『働く女の腹の底 多様化する生き方・考え方』

著者:博報堂キャリジョ研

出版社:光文社




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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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