恋愛

イケメンという謎の生命体をなぜ女は追ってしまうのか

イケメン

こんにちは、トイアンナです。先日、ちょっとした下町で焼き鳥を食べていたところ、女子数名のグループが入ってきました。そして彼女たちは2時間ほど「イケメンはいかに素晴らしい生き物か」を語り続けたのです。


別にイケメンが嫌いとは言いません。顔の造形が整っているのはすばらしいことです。私だって金城武や岡田准一が好き。けれどイケメンか否かは、幸せな恋愛や結婚と一切関係ないから面白くありませんか?


■ 結婚で一切実利のない「イケメン」がなぜモテるのか

イケメン

女性が男性へ求める条件のほとんどは、背景に実利があります。たとえばマッチョは、重い荷物を持てます。私は昔、ガリガリの彼と引っ越し作業をしたことがあります。ところが作業を開始した瞬間に彼が喘息の発作を起こして倒れ、同情しつつも一人で2人分の荷物を運ぶのは疲れましたとも。ベッドマットを担いで運べるマッチョと付き合う女の気持ちもわかりましたよ。


同様に頭がいい彼なら、家計を管理してくれそう。金を稼いでいる彼、自分が倒れても経済的に安心。なるほどこの世の「ハイスペック」と呼ばれる条件には、実利が少なからず含まれているわけです。


それに比べてイケメンは、何の実利もない。セックスをしたい相手として本能がうずくのはわかります。なぜドライに相手を選ぶべき婚活でもなお、女性はイケメンを讃えるのでしょうか。


■ イケメンの定義があいまいなほど危ない

考える女性

私はそもそも「イケメン」という言葉すら怪しいと思っています。万人が認めるイケメンなんて、この世にいないからです。ジャニーズ系が好きな女子はきっとEXILEを同時に愛せませんし、瑛太と平井堅は明らかに系統の違うイケメンでしょう。


本当に相手の顔へこだわりのある女性は、イケメンという言葉を安易に使いません。「堀りの深い顔で、浅黒い肌がいい」「薄い色の瞳が至高」など、細かなパーツの好みを語ります。そうしないとタイプが異なるイケメンを紹介されてしまい、ミスマッチが起きるからです。


けれど「イケメンが好き」とあえてふわっとした言葉で造形のよい男を求める女性は、実のところ顔へそこまでこだわっていないのです。それなのに「イケメンじゃないと無理なんです」と相談してくださる女性は多くいます。


■ 自分の基準がない人ほど、イケメン志向になる

街を歩く女性

なぜ、実利もないイケメンを、それも顔へのこだわりがないのに求めるのでしょうか。おそらくその理由は「みんなが褒めてくれるような彼が欲しい。そのためには彼がイケメンじゃないと困る」からです。


「イケメンじゃないと無理」とおっしゃる女性には、共通点があります。あまり男性と付き合った経験がないのです。しかしいくら恋愛経験が少なくとも、結婚はしたい。結婚するなら、相手へ求める条件を考えなくちゃ。そう思った女性は、イケメンを条件へ加えがちです。イケメンの彼なら、周りが褒めてくれるからです。


別にこういう女性が浅はかなのではありません。たとえばあなたが、人生で初めて万年筆を買うとしましょう。それまで万年筆を触ったこともなければ、どのブランドがいいかも知らない。そうなれば自然と「ベストセラー」「よいレビューがついている商品」を探すのではないでしょうか?


■ 条件を精査できるまで「結婚候補以外で」男性と会話しましょう

男性と話す女性

イケメン志向は、知らない万年筆を買うのと同じです。自分ではよくわからないから、人が褒める相手を選びたい。けれど万年筆も試し書きを繰り返せば「これがいいや」と気に入るものを見つけられます。


婚活でも同じです。男性とたくさん話していると「一般的じゃないけれど、こういう男性が好き」と好みがハッキリしてきます。そのためにも、「結婚候補以外で」男性と会う機会を増やしましょう。結婚を意識すれば、どうしても緊張してしまいます。それより男友達を増やすつもりで、リラックスしてたくさんの男性と話してみてください。


そのうち「あれ、私ってイケメンが好きって言うより〇〇が好きじゃなんじゃない?」という気持ちがわいてくるはずです。そのとき、本当の婚活は始まりますよ。



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  • トイアンナ

    外資系企業で消費者インタビューを経験後ライターとして独立。500人超のヒアリングから女子の楽しさも悲しさもぎゅっと詰め込んで文章にしています。現在はアラサーの恋愛とキャリアを中心に多くの媒体で連載中。

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