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独身女性は老後を考えていない、というのは間違いだと思います

老後の心配

こんにちは、トイアンナです。30代独身ともなれば、心ない言葉の矢を浴びるのがデフォルト。防衛一辺倒、ちょっとムカつくじゃありませんか。というわけで私が釘バットを持参し「独身なめんな」とぶん殴るのがこの連載です。


特に私が「独身なめんな」と感じるのは「独身は老後を考えていない」という偏見。んなもん、30代にもなれば考えているに決まってるわ! と、ツッコミたくもなる。むしろ既婚女性にだって、無計画な人は多くないでしょうか。


■むしろ無計画な既婚者多くないですか問題

既婚女性

独身、アラサー。ともなれば一度は老後を考えます。私は20代前半で最愛の祖父を亡くし、同時に「人は体を壊してから何年も生きるのだ」と痛感させられました。シングルとしては死ぬことよりも、動けないまま生きるのが怖い。働けないのに出費が続くなんて、怖すぎる。


ちょっと古いですが厚生労働省の「健康でいられる寿命」と「平均寿命」を比較したデータを見てみると、女って体を壊してから約13年も生きるんです。親の莫大な遺産も眠らせたビットコインもない私には「死よりヤバい」と冷や汗流れる事実でした。


そこから貯蓄計画を立て、親と話し合って相続手続きを整理し……先行きは暗いものの、どれくらい足りないかは見えるようになりました。しかしこれは私が一生未婚を覚悟していたからで、一度結婚していた期間はなーーーんにもしなかった。夫がいたって大富豪じゃあるまいし人生は変わらないはずなのに、です。既婚者の方が「結婚してるし何とかなるっしょ」とぬるま湯気分になるのは、自分の経験からも否定できません。


■既婚だって、最期はおひとりさまです

おひとりさま

もしあなたが既婚女性で、旦那さんが大富豪ならそれもよしです。しかし結婚した夫婦の3割は離婚します。1/3の確率で失われるものへ経済的に依存するのは怖すぎる。さらに男は女より早く死にます。旦那さんがうっかり50歳で大病でもして70歳まで生き続けたら、資産がいくらあっても足りないことでしょう。何より、自分のメンタルがしんどい。


というわけで「最期はおひとりさま」を想定して生きるのはリスクヘッジとしてごくごく常識の範囲……なのですが、未婚の方がそこは危機意識を抱きやすい。なにしろ資本は自分ひとり。親の持ち家があったところで、医療費で簡単に吹っ飛ぶわい。自分の医療を支えるのは自分。しかも、これから何割負担になるか分からない高齢化社会・日本で。


■変な投資に手を出さない、それが私との約束ね

おひとりさま

で、焦りだした独身アラサーが女性向けビジネス誌を開くとですね、結構とんでもないことが書いてあるものです。「FXでレバレッジをかけるとよい」「仮想通過へ全財産を投下して丸儲け」なんて金融ワーカーが見たら鼻血出してぶっ倒れそうな広告がバンバン掲載されています。いくら雑誌不況とはいえ、こりゃないよ……。


投資に関する商品は本来、ガッチガチに法律の規制がかかっているはずです。そこへ「年利〇%が確実にもうかりそう」「初心者でも大丈夫」「寝ているだけで儲かる」なんて表現が出てきたら、その商品は信号真っ赤です。たぶん、時給1,000円のバイトしたほうがまだ儲かるよ。


というわけでアラサー女子のみなさまよ、ここからは私と約束してください。

ひとつ、投資をするならしっかり勉強すること。

ひとつ、確実にもうかるという発言を一切信じないこと。

ひとつ、失っても痛くない額を投資すること。


そして最後に「儲かる話」に乗りそうになったら、不安になりすぎていないか考えてください。せめて、本当にそこまで不安になる必要があるのかファイナンシャルプランナーへ相談してからでもいいはず。既婚も未婚も、たくましく生きましょうぞ。



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  • トイアンナ

    外資系企業で消費者インタビューを経験後ライターとして独立。500人超のヒアリングから女子の楽しさも悲しさもぎゅっと詰め込んで文章にしています。現在はアラサーの恋愛とキャリアを中心に多くの媒体で連載中。

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