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独身と「結婚できなかった人」を一緒にしないでよ

独身女性

こんにちは、トイアンナです。アラサーで独身。わずか8文字分の事実から、たくさんのリアクションが返ってきます。


「婚活してる?」

「どんな人と結婚したいと思ってるの?」

「子供は?」

「いつまでに結婚したい?」


こういうリアクションが並ぶと、もうやめてよ、と言いたくなります。あたかも「結婚」という試験に落第しつづけているかのような扱いをしないで、と。


■ 結婚したい気持ちにだって、アップダウンがある

結婚願望

そりゃあ、普通に思っていますよ。私も結婚したいと。でもそれは毎年「結婚試験」を突破するために受験するような心構えじゃないんですよ。「できたらしたい」ときもあるし「今はいいかな」って時期もあります。


年を経れば婚活市場で不利になることも分かっている、けれど今はムリ。そんなタイミングもあるじゃないですか。

尊敬していた既婚の先輩がアッサリ不倫を持ち掛けてきて、ガックリきちゃったときとか。離婚できないと嘆く友達の愚痴をたっぷり聞いてしまった後、とか……。

結婚そのものを否定するわけじゃないけれど、幸せじゃない結婚の事例だって、腐るほどあるわけで。


結婚への気持ちがトーンダウンしているときの「婚活は?」「子供は?」という言葉って、マシンガンのように体を打ち抜くんですよね。いつもだったらノーダメージでいられるはずなのに。弱っているときに結婚の話を出されると、なんだか自分が落第生のようで。


■ 「とりあえず今は結婚していない人」扱いを希望

楽しい女性

だから、もしこの記事を読んでいる方が既婚者なら、私たちを見ても「とりあえず今は結婚していない人」くらいのトーンで話しかけてほしいんです。「彼氏いる?」なんて質問は全然かまわないので、なぜ結婚しないのか、いつまでにするつもりなんだ、と仕事の納期をせっつくようにおっしゃらないでください。


私たちは「とりあえず、いま」結婚していないのよ。その事実に対して「死ぬ気で結婚したがったのにできなかった人」という情報を付与しないでください。どうか、どうか。


そして、既婚者だからといって過度に話を伏せなくても大丈夫です。あなたが旦那様とラブラブなのは聞いていて楽しいですし、お子さんの顔写真も見たい。「あなたは既婚で幸せ、私は独身で幸せ」の線引きさえあれば、友情は続きます。


■ 婚活ハラスメント、笑って自衛してやろうよ

舌を出す女性

そして当事者の私たちも、笑って自衛するレディでありたいものです。私などはバイセクシュアルなのを利用して「好きな子がいるんだけど、女の子なんだよね……」と語ることにしています。実際、女の子が好きなときもあるわけです。婚姻制度でカバーできない恋愛なら相手も黙るしかありません。


ノンケのみなさまにおかれましては「最近、友達の離婚話を聞いちゃってさ。ちょっとやる気でないんだよね~」くらいで逃れましょう。それでも結婚をごり押ししてくる人がいたら、そこそこ図々しいお方なので疎遠になっても構いません。


そして、こちらもいくら赤子の写真を見せられたり、結婚式の映像を流されたりしても「彼女が幸せでよかった」と線引きできるメンタルを身に着けたいものです。幸せな結婚もあれば、不幸な結婚もある。同様に、私たちは「幸せな独身」でありさえすればいいんです。いまが不幸なら、それは独身のせいではないでしょう。


「結婚すれば幸せになれる」というドグマこそ、私たちを不幸にする毒じゃありませんか。それより自分の機嫌を取りましょう。あなたが幸せでいるだけで、アラサー独身=不幸という偏見も世界から少し減るはず。ささやかですが、私も後ろからお支えします。一緒に幸せになりましょう、幸せでありましょう。



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  • トイアンナ

    外資系企業で消費者インタビューを経験後ライターとして独立。500人超のヒアリングから女子の楽しさも悲しさもぎゅっと詰め込んで文章にしています。現在はアラサーの恋愛とキャリアを中心に多くの媒体で連載中。

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