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お互いの距離を保ち、プライバシーを大事にする ~どうしてあの2人はうまくいくのか#2

夫婦円満の秘訣

円満なパートナーシップの秘訣を探るこの連載。今回お話を聞いたのは、千葉県在住、結婚37年目のOさん。40年近く一緒にいるのに、大きな喧嘩はナシ。一緒に旅行や外食を楽しんでいるという仲良し夫婦の奥様に、円満のポイントを聞きました。


◆一定の距離を保ち、お互いのプライバシーを守る

夫婦円満の秘訣

東「結婚37年目。夫婦円満のために、心がけていることはありますか?」


Oさん「まずは相手のプライバシーを守るということですね。環境がまったく違うところで育ってきたので、なんでもかんでも全て知ろうと思わないこと。お互い一定の距離を空けるようにしています」


東「円満夫婦はずっとベッタリしているイメージがあったのですが、そういうわけではないのですね」


Oさん「うちはそうですね。私がプライバシーのない状態が嫌なので。おそらく主人も。夫婦仲は良いですが、距離は保つようにしています。一緒にいる時間があって、別々の時間がある、というイメージです」


東「なるほど。休日はどんな過ごし方をしていますか」


Oさん「休日も、一緒に過ごすこともあれば、バラバラに過ごすこともあります。私が友人と会うときも、笑顔で送り出してくれますよ。その分、主人も自由な時間を過ごしたいんじゃないかな」


東「一緒に過ごす時はどんなことを? 例えば、共通の趣味などあったりしますか?」


Oさん「はい、私たちはサッカー観戦が共通の趣味です。地元にJリーグのチームがあって、ずっと応援しています。スタジアムで観戦することもしょっちゅうで、それ以外はテレビ観戦。サッカーがある日は、夫婦の会話はサッカー中心になります」


東「夫婦でサッカー観戦! 話も盛り上がりそうですね」


Oさん「そうですね。ちなみにサッカーが始まる前までは2人で野球観戦に行っていました」


東「2人で共通の楽しい時間を過ごせるのは、会話も増えるし、すごく素敵なことですね」


◆相手の両親を大切にする

両親を大切にする

東「円満夫婦は、旦那様にとても大切にされている印象があります」


Oさん「そうですね。うちはお互いの両親とも仲がいいですよ」


東「向こうのご両親とも!」


Oさん「はい、私が結婚するときに母に言われた言葉があって。それは『自分を大切にしてほしいと思ったら、相手のご両親を大切にしなさい』ということ」


東「旦那様だけでなく、そのご両親も大事にする」


Oさん「そうです。そうすれば旦那さんも自分を大事にしてくれます。それはずっと頭に残っている言葉です」


東「大事にするというのは、具体的にどんなことをしていますか」


Oさん「お正月、お盆、お彼岸など節目の時は顔を見せること。それから誕生日などのお祝い事の日は、プレゼントを贈るようにしています。高価なものではなく、お花など、気持ちのものです。主人とご両親と4人で食事をする機会も多いですし、うちに泊まってもらったりもします」


東「定期的に『気持ち』を示すことが大切なのですね」


Oさん「はい。向こうの家には女の子がいないので、とてもかわいがってくれました。うちにも男の子がいないから、主人をかわいがってくれます。ご両親といい関係が作れると、主人も大切にしてくれるし、私も主人を大切にしようと思えてきます」


◆相手に求めすぎない

相手に求めすぎない

東「夫婦間の暗黙のルールみたいなものはありますか?」


Oさん「そうですね、お互い相手に『あれして、これして』と、多くのことを要求しないことですね」


東「相手に求めすぎないということですね? 女性はついついパートナーに求めてしまいがちですが……」


Oさん「人間関係はギブアンドテイクが基本です。相手にたくさんのことを要求しても、私が同じくらいを返す自信がないんです。主人も同じ性格かなと思います。逆に『あれしないで、これしないで』と、禁止事項を増やしても、自分にも返ってくるはずです。私も自由にしたいから、これも主人には言いません」


東「ここでも、冒頭にあった『自分が嫌なことはしない』という理論が生きているのですね」


◆結婚とは、精神的に自立した男女がするもの

結婚とは

東「Oさんにとって、結婚とはどういうものですか?」


Oさん「精神的に自立した男女がするのが結婚、だと思うんです。依存はダメ。依存が強いと『相手があれしてくれない、これしてくれない』のループにはまってしまいます。我が家では、自分のものは自分で管理しています。だからお互い手がかからないんですよね。例えば、主人の出張の支度なんかも勝手に彼が自分でやっています。逆に、私が支度するのが嫌みたいですね」


東「旦那さんの身の回りのことを全てやるのが、良き妻ではないのですね」


Oさん「そうですね。自分のことは自分で。もちろん、頼まれたら手伝いますけどね。その辺の距離感の保ち方の波長が合っているのだと思います。それが合うから一緒にいるのかな」


東「世に言う『価値観』ってやつですね~!」


※後半に続きます、お楽しみに!



NEXT >>#3:相手を尊重しながら喧嘩すること|結婚生活38年Oさんご夫妻【後編】

▼《どうしてあの2人はうまくいくのか》バックナンバー

「旦那デスノート」よりも知りたいのは「夫婦円満の秘訣」

  • 東 香名子(恋愛コラムニスト)

    ひとり妊活実践者。独身女性の本音に切り込み、これまで1000本以上のコラムを執筆。

    著書に「100倍クリックされる超Webライティング実践テク60」(パルコ出版)。趣味は鉄道。

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