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彼が転勤するならついていくのが「正解」なの?

彼が転勤したらついていく?

ある日、Instagramを見て「んん?」と声が出ました。

友達がアメリカ住まいになってるぞ? 「そういえばこの前結婚報告をfacebookへアップしてたな」控えめな彼女は、ひっそりと駐妻になっていたのでした。


■駐妻って、女にメリットあります?

駐妻になるメリット

若かりしころ、駐妻といえばメイドつき豪華なマンション♪ リムジン貸し切り女子会♪ 子供をバイリンガルに♪ とバブリーな妄想をしてしまった安直な私。


しかし現実で贅沢ができているのは物価の安いアジア圏へ行けた友人だけ。ヨーロッパ、アメリカへ駐在した友人らは、物価高にヒイヒイ言っております。

「彼の仕事なら海外転勤もありそうだから結婚したい」と駐妻ポジションに憧れた方ほど現実とのギャップが激しいようで、ウツによる帰国も少なくありません。

ある駐在員は「帯同する妻の仕事は病まないこと」と断言します。


しかし、もともとバリキャリ女性……ってフレーズすら差別的ですよね。ただ普通に働いている女性にとって、仕事を辞めて夫と海外貧乏暮らしをするメリットってあるでしょうか? 多くの企業では駐妻の就労を禁じています。その理由を数社に問い合わせたところ、回答は揃って「前例がないから」。


海外転勤に限らずいきなり仕事を辞めて友人もいない土地へ着いていき、夫は会社の友人とワイワイしている中で自分は就労もままならないとしたら。それって、本当についていくのが「正解」なんでしょうか?


■ついてきてくれる夫っているの?

駐妻になるメリット

転勤の可能性は我々にもあります。いま東京にある会社が、来年から大阪へ移転したら? 自社が海外企業に買収される可能性だってあります。そのとき同じくらい稼いでいる彼は、仕事を辞めてついてきてくれるでしょうか。自分と同じくらい仕事にやりがいを感じていたら、海外貧乏暮らしを強いるのは正解なんでしょうか。


「じゃあ、別々の地域で働けばいいじゃん」と解を出しても、今度は離婚するかもしれない。


知人に夫婦そろって商社勤務の方がいました。奥様はドイツ、旦那様はチリへ。もともと激務のふたり。時差6時間を乗り越えたコミュニケーションもままならず、双方話し合いの末お別れを選ぶことになりました。


■普通にいい人って、どこにいるの?

普通にいい人っている?

普通に働きたい「だけ」のはずが、こんなに難しいなんて。

年収は条件から外してもいいかなと、年収不問の婚活パーティに行ったこともあります。けれどそこで出会ったのは「無職です。結婚しても家事育児やりたくありません」なニート志望か、「俺なんて〇〇職だからこんな低年収で」と初対面から卑屈になってしまうタイプばかり。


対等なパートナーシップを築けそうな相手は全くいませんでした。男性が家事をする気がない専業主婦志望の女性とお見合いしたらこんな気持ちになるんでしょうね。

でも逆に、年収を気にせずのびのびと婚活している男性って驚くほど少ないんです。男性は男性同士、年収や肩書で互いを見すぎているんじゃあないでしょうか。


自分の仕事に誇りをもっている人がいい。仕事より趣味に打ち込んでいてもいい。語り合える何かを持っている「普通にいい人」と出会いたい。テレビで叩かれるような高望みなんてしてないのに、なんで「普通にいい人」っていないんだろう。


年収が私より低ければ結婚できないなんて勝手に決めつけて卑屈になられるのも、自分の方が稼いでるからって「転勤になったら仕事辞めてついてくるだろ?」と決めつけられるのも嫌。たったそれだけの希望を叶えるのが、本当に難しい。もう21世紀も中盤戦に差し掛かるところなのに「2人は遠く離れても 同じ空の下でつながってる」と326ばりのポエムを呟けないアラサーがここにいます。


※個人情報保護のため事例を一部編集いたしました。予めご了承ください。



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  • トイアンナ

    外資系企業で消費者インタビューを経験後ライターとして独立。500人超のヒアリングから女子の楽しさも悲しさもぎゅっと詰め込んで文章にしています。現在はアラサーの恋愛とキャリアを中心に多くの媒体で連載中。

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