恋愛

自己愛に溺れている?「自分がない女」が結婚できないワケ

自己愛

あなたは彼からの評価を気にしすぎるあまり、不安にかられたり、彼を束縛したりはしていませんか?

もしそうだとしたら、自己愛にしばられた自分勝手な恋愛をしている可能性があります。


他者愛よりも自己愛が先に立つ恋愛は、決して長くは続かず、結婚にいたることはほとんどないでしょう。

今回はそんなあなたのために、恋愛とアイデンティティの深い関係をご説明します。


「アイデンティティのための恋愛」は続かない

教育心理学者の大野久は、近年の若者に多く見られる恋愛のスタイルとして、次の5つの特徴をあげました。


・その1:相手からの賛美・賞賛を得たがる

・その2:相手から評価が気になる

・その3:しばらく付き合うと、呑み込まれる不安を感じる

・その4:相手の挙動から目が離せなくなる

・その5:結果として多くの場合、交際が長続きしない


大野はこれらの特徴を持つ恋愛を「アイデンティティのための恋愛」と名付け、相手に愛情を注ぐ他者愛よりも、自分を認めて欲しいという自己愛が上回る「身勝手な恋愛」であるとしました。


このような恋愛は、アイデンティティ(自分は何者で、どこに向かって生きているのか)が未発達な若者が、恋人からの賞賛や評価で、安直にポジティブな自己像を作り上げようという心理から生まれます。


もちろん、恋人からの空っぽなポジティブ評価だけでは、本来の自分に自信を持つことはできません。

結果として、相手の行動を疑ったり、不安を抱えたりして、その恋愛は破綻してしまうのです。


本当の恋愛をするためには?

では、アイデンティティのための恋愛を抜け出し、本当の恋愛をするためにはどうすれば良いのでしょうか?

大野は次の6つの重要事項を挙げています。


・その1:無条件性…相手に条件を求めず、ありのままを好きになる

・その2:相互性…自分のことだけを考えるのではなく、相手のこと、ふたりのことを考える

・その3:防衛の消失…ありのままの自分を、相手に出すようにする

・その4:人生のパートナーシップ…精神的に支え合う存在になるよう意識する

・その5:時間的展望…今だけではなく、将来のふたりのことに思いを馳せる

・その6:身体症状の消失…「ドキドキするから好き」という時期を越えて、「安心感や信頼感を持てるから好き」へ移行することを喜ぶ


こうして並べてみると、本当の恋愛をするには相手の表面的なステータスにとらわれるのではなく、本質的な意味で相手を好きにならなければいけないこと、また、そのためには自分に対する自信が必要なことが見えてきます。


つまり、結婚相手に対する条件を並べるばかりで、自分を確立していない女性は、いつまで経っても不毛な恋愛を続けることになってしまうのです。


アイデンティティの確立が困難な時代

未婚・晩婚化が叫ばれて久しい昨今ですが、その根底にはアイデンティティの確立ができていない男女が増加している、という背景があるのかもしれません。

価値感の多様化によってアイデンティティの確立が困難であると言われる現代、このような恋愛の傾向はますます増加していくことでしょう。


しかし、どれほど世の中が複雑になろうとも、自分の芯を持つことは不可能ではないはずです。


これまで「身勝手な恋愛」に振り回されてきたというあなた。

まずは、自分がどんな人間で、どこへ向かっているのかを、改めて問い直してみてはいかがでしょうか?


アイデンティティを確立するのは容易なことではありませんが、きっとその先には、本当の恋愛が待っているはずですよ。


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