コロナ禍で結婚願望はどう変わった?

コロナ禍により男性の間で結婚願望が強まるものの先延ばし傾向に

  • 更新日:2020/07/30

 今年に入ってから結婚式を延期するという話をよく聞くようになりましたが、コロナ禍による影響は、結婚願望自体にも及んでいるようです。2019年と2020年で独身男女の間で結婚に関する意識にどのような変化が起きたのか、株式会社オーネットが実施した調査を参考にご紹介します!


【2020年】何歳で結婚をしたい(したかった)ですか?

 まず、何歳で結婚をしたい(したかった)かという質問では、以下のような結果が出ています。


コロナ禍で結婚願望はどう変わった?

「29歳までに結婚したい(したかった)」という回答は、女性で42.2%、男性で25.6%という結果となり、女性の方が男性より若い年齢で結婚を望んでいる結果となりました。特に20代前半の男女で比較すると、女性で「29歳までに結婚したい(したかった)」の割合が71.1%、男性が49.5%となり、20ポイント以上、女性が上回る結果となりました。

 また、20代後半の男女では、女性が44.8%、男性が22.3%とその差は22.5ポイントとなり、20代前半より若干増加する傾向となりました。さらに30代前半の男女においては、「34歳までに結婚したい(したかった)」と回答した男性が34.0%であるのに対し、女性は49.2%という結果で、女性は20代の回答と同様に、年齢が少しでも若い時期に結婚をしたいと希望する傾向がある結果となりました。また男性30代前半では「39歳までに結婚したい」と回答する割合が20代後半の7.8%から一気に31.2%に拡大することから、男性は30歳を過ぎると結婚のタイミングを39歳、つまり「40歳までにはしたい」、と意識する傾向にあることが推察されます。


【2019年と2020年の比較】何歳で結婚をしたい(したかった)ですか?(男性)

 次に、今年の調査結果を昨年4月に行われた調査結果と比較した結果がこちらです。


コロナ禍で結婚願望はどう変わった?

 まず男性の調査結果を年代別に見てみると、20代前半男性の「29歳までに結婚したい」という割合が昨年の59.0%から49.5%に10ポイント近く減少する結果となり、一方で「30歳~34歳で結婚したい」という回答が昨年の14.6%から22.3%と7.7ポイント増加するという結果となりました。

 20代後半男性についても、「29歳までに結婚したい」割合が、昨年の30.0%から22.3%と7.7ポイント減少し、一方で「30歳~34歳で結婚したい」割合は、昨年の25.5%から48.1%と22.6%も増加する結果となりました。

 30代前半男性の昨年との比較では、「34歳までに結婚したい」割合は昨年と比較してあまり変化が見られない一方で、「35歳~39歳で結婚したい」割合が、昨年の23.0%から31.2%に大きく増加する結果となります。


 昨年の調査との比較を通して分かった事として、結婚希望年齢がどの年代においても昨年対比で、明らかに高い年齢にシフト、つまり結婚を先延ばしする意識が高まっているということが調査結果から読み取れます。

 一方で、「結婚するつもりはない」という回答が20代後半で昨年の25.5%から14.1%と10ポイント以上減少し、30代前半男性でも22.5%から18.1%に減少していることから、結婚願望は昨年と比較して高まっているという事が調査から推測できる結果となりました。


 要約すると、20代前半~30代前半独身男性の結婚願望は、コロナ禍を経験して高まったが、結婚時期については意識が働いていることが容易に想像できる結果となりました。


【2019年と2020年の比較】何歳で結婚をしたい(したかった)ですか?(女性)

 最後に、女性の調査結果を年代別に昨年の結果と比較した結果がこちら。


コロナ禍で結婚願望はどう変わった?

 まず、20代前半女性で「29歳までに結婚したい」割合は、昨年の71.4%に対して今年も71.1%とほとんど変わらない結果となりました。20代後半女性で「30歳~34歳で結婚したい」割合は、昨年の57.6%に対して、今年の調査結果は78.5%と、昨年と比較して20ポイント以上も増加する結果となりました。さらに30代前半女性で、「39歳までに結婚したい」割合は、昨年の59.6%が今年の調査では74.6%と、15ポイント増加という結果となりました。


 これらの結果から言えるのは、20代前半女性の意識はほとんど変化がないが、いわゆる結婚適齢期といわれる年齢ゾーンを含む20代後半から30代前半の女性は、昨年と比較してより早い時期に結婚したいという意識が高まっているといえる結果となります。また、「結婚するつもりはない」という回答の割合はどの年代でも、それほど変化していない反面、「その他(わからない)」という割合が、20代後半女子では28.3%から6.7%へ、同じく30代前半女子では24.1%が13.1%と大きく減少し、その減少分が「いつかは結婚したい」という回答に大きく寄ったことが容易に想像できる結果もいえます。つまり女性は昨年と比較して、結婚願望が大きく高まり、尚且つ、昨年と比較して早い時期に結婚をしたいという意識が高まっている事が調査結果からわかりました。


 以上のことから結婚希望年齢の昨年の調査結果とコロナ禍を経験した今年との調査結果における男女の意識については、男性の「結婚したい」という意識は昨年より高まったが、不安定な世情等が安定するであろう少し先のタイミングで結婚をしたい、一方、女性は結婚意識の高まりが男性よりも高く、また、結婚希望時期についても早く結婚をしたいという意識が高まったという変化がこの1年で起きているといえる結果となりました。



 コロナ禍を受けてか、男女ともに結婚願望は高まっているものの、そのタイミングに男女で差ができているようですね。現状を不安に思うからこそ早めに結婚をしておきたいという女性と、少し落ち着いてから結婚をしたいという男性と、意見は分かれますが、結婚を意識しているパートナーがいる場合はお互いにしっかりと話し合うことが重要となりそうです。



【参考】

株式会社オーネット

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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