忙しい人

「時間がない!」は錯覚?「時間不安」を消すための3ステップとは?

  • 更新日:2019/05/29

「したいことがあるのに、時間がない!」

「仕事するだけで平日はつぶれる。毎日忙しすぎる」

というように、「自分の時間がない!」と感じている方は多いのではないでしょうか?


自分の人生なのに、日々の雑務や仕事、家事に忙殺されて、やりたいことができないで終わっていくなんて切ないですよね。「でも本当に忙しいし、時間がないのだからどうしようもない」と思っていませんか?


メンタリストとして活躍されているDaiGoさんは、「時間がないという感覚は錯覚」だと言い切り、誰でも自分の時間を取り戻すことは可能だと断言しています。今回は、DaiGoさん著『週40時間の自由をつくる 超時間術』を参考に、「やりたいことをするための時間」を取り戻すためのヒントをご紹介していきます。


「時間がない」は錯覚? まずは「忙しい」と言うのをやめてみる

「日本人は働き者だ。会社に拘束されている時間も長い」というイメージを持っている方は多いでしょう。ですが、実際には、日本人の労働時間はここ数年、着実に減っていて、「1970年代で、年平均2200時間だったのが、2016年時点では1713時間になった」といいます。この労働時間は、アメリカ・ロシア・ギリシャなどよりも少ないのです。


時間とうまく付き合っていくためには、まずは「思い込んでいるよりも、自分は忙しくない」ことを認め、「忙しい」と言うのをやめてみる必要があると著者は主張しています。

というのは「忙しい」という口癖は、百害あって一利なしだからです。


ポーランドのワルシャワ大学が行なった研究によれば、「忙しい」と口に出すたびに、あなたの意識は未来や過去に向かい、そのせいで目の前の本当にやるべきことに集中できなくなるとのことです。こうなると予定した作業はどんどん遅れてしまい、本当は余っていたはずの時間が無意味に浪費されるわけです。(P.27)


未来や過去ではなく、今という瞬間を大切にするためにも、まずは「忙しい」と言うのをやめてみましょう。


「やるべきことが多すぎる」なら、やるべきことを選択しよう!

選択

「忙しい」と言うのをやめても、「とはいっても、私にはやるべきことがたくさんある」という人もいるでしょう。しかし、著者は、「やるべきことが多い=生産性が低い」であると述べ、やるべきことを選択することの重要性を指摘しています。


なにか大きな成果を出すためには、目的に向かって行動を絞り込む必要があります。「やるべきことが多すぎる」と弱音を吐いている時点で、本当に必要なことを選択できていない証拠なのです。(P.36)


今現在「やるべきことが多すぎる」方は、まずは、本当にそれを自分がする必要があるのか、やるべきことを絞れないか、を考えてみましょう。


「時間がない」という焦りや不安を消すための3ステップ

3ステップ

「大事なプレゼンまで時間がない」「締め切りに間に合いそうにない」といった時間によるプレッシャーを日々感じている人もいます。そういった焦りを日常的に感じることで、「いつも時間に追われている」「自由な時間がない」と思い込んでしまうことになります。


本書では、「時間がない」という焦りを正すための方法として、「リフレーミング」の3ステップが推奨されています。


リフレーミング実践3ステップ(P.90-109参照)

◆1深呼吸

アメリカで行われた調査では、「深呼吸によって時間が足りない感覚がやわらぐ」ことが報告されています。普通の深呼吸でも効果は期待できますが、本書では、「パワーブリージング」という呼吸法が推奨されています。


最も手軽なのは、(略)『パワーブリージング』でしょう。その方法はとても簡単で、息を吸った長さの倍の時間で吐く、これだけです。たとえば4秒で息を吸ったら8秒で吐けばいいし、1秒で吸ったら2秒で吐ききりましょう。(P.95-96)


◆2感覚のラベリング

次に、自分の感覚にラベルをつけていきましょう。「手が汗ばんでいる」「胸がドキドキしてきた」など、最低でも5〜10種類の自分の体に起きている変化を言葉で説明しましょう。


◆3リフレーミング

最後にリフレーミングを行います。リフレーミングとは、嫌な状況を前向きに解釈することで、ネガティブな感情に立ち向かうテクニックのことです。うつ病の治療などにも使われてきた方法ですが、近年、時間不足の感覚を癒す効果があることも報告されています。


アメリカで行われた実験では、リフレーミングを使った被験者は、何もしなかったときとくらべて時間不足の感覚が25%もやわらいだそうです。この実験では、時間のプレッシャーに悩む人たちに、こんな指示をしています。1、時間がなくて焦りを感じたら、「自分はワクワクしているだけだ」と声にだしてみる。 2、同じセリフを3回くり返して、自分が言ったことを信じこむように努力する。自分の焦りを「ワクワク感」だと解釈し直して、なかば強引に時間不足のストレスをやわらげてしまうわけです。(P.105)


リフレーミングでは、「ワクワクしてきた」「興奮してきた」「集中力が上がってきた」など、自分の感情にしっくりくるフレーズを選ぶと、効果が高まるといいます。


さいごに。時間不安をなくすと、「自分のしたいことができる時間」が見えてくる

楽しい女性

「時間がない」という焦りは、「自分の本当にしたいことができない」という焦燥感をつのらせます。


一度きりの人生ですから、「したいことができる」人生にしたいですよね。時間のなさに不安や焦りを感じている方は、まずは、「忙しい」と言うのをやめ、やるべきことを取捨選択し、呼吸法やリフレーミングを試してみるところから始めてみましょう。



今回ご紹介した本

『週40時間の自由をつくる 超時間術』

著者:メンタリストDaiGo

出版社:実務教育出版




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  • 今来 今 (フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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