お金と女性

今さら聞けないお金の超基本!貯金できる人になる4つの方法とは?

  • 更新日:2019/05/22

「お金のことは、なんとなく話題にしづらい」

「節約、貯蓄、投資について、知識があった方がいいんだろうけど、なんとなく後回しにしている」

「貯金が増えないことが気になってはいるけど、なんとかなるか、とも思っている」

といった、漠然としたお金の不安を感じている方は多いのではないでしょうか?


今回は、知っていると役に立つお金の基礎知識を、ファイナンシャルプランナーの坂本綾子さん著『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』を参考にご紹介していきます。


お金の6つの機能とは?

普段お金について考えるとき、収入と支出という大きなふたつの枠組みで考えてしまいがちです。ですが、お金には大きく分けて6つの機能があり、この6つの機能を意識することで、「お金の知識を吸収しやすくなるだけなく、適切に判断し行動する力も高まる」と著者は述べています。


お金の6つの機能(P.18-19参照)

1稼ぐ

どういった雇用形態を選ぶのか、副業をするか、などによって稼ぎ方は変わってきます。


2収める

税金を支払う必要があります。


3貯める

効率的にお金を貯めるためには家計の工夫も大切です。


4使う

生活必需品だけではなく、趣味や子どもの教育費などにもお金はかかります。


5備える

病気や事故に備えて、保険に加入していた方がいい場合もあります。


6増やす

お金を運用することで、増やせる可能性があります。


「貯金ができる人になる」簡単な方法とは?

貯金

本書では、6つの機能について詳細に書かれていますが、ここでは、「貯める」方法について取り上げていきます。

貯金は、おもに3つの目的で行われます。1つ目は、家や車の購入など高額な買い物に備えるため、2つ目は怪我や事故などの不測の事態に備えるため、3つ目は結婚や子供の教育費・老後など将来に備えるためです。


みんな貯金はいくらしてる?会社員世帯の貯蓄額の中央値は743万円

貯金を始めようと考えたとき、気になるのは、「平均的にはどれくらいみんな貯めているのだろうか」ということではないでしょうか。


2017年度の総務省の調査(※1)によると、勤労者世帯(世帯主が勤め人の世帯)の二人以上世帯の平均貯蓄額は1327万円で、中央値は743万円です。また、この調査は、「貯蓄額が2000万円以上ある世帯が全体の2割以上ある一方、貯蓄額が100万円に満たない世帯も1割ある」という、貯蓄額に関する大きな世帯間格差も示しています。


世帯主が社長や取締役である、勤労者以外の世帯の貯蓄は、これよりも高くなり、平均値は1812万円、中央値で1016万円となっています。世代や働き方によって貯蓄額の中央値・平均値は変わってきますので、「中央値の貯金がないと危ない」というわけではもちろんありません。大切なのは、自分の生活スタイルとライフプランに合った無理のない貯め方をしていくことです。


どれくらいの金額を貯金に回せばいいのかは、個々人によって異なるわけですが、著者は目安として「手取りの2割を貯蓄に回すこと」を推奨しています。


貯金できる人になるコツとは?

次に、具体的な貯金できる人になるコツをご紹介していきます。(参照P.86~P.89)


●貯金できる人になるコツ1:先取り貯金をする

「余ったお金を貯金しよう」と考えると、ついつい使いすぎてしまいがちです。そこでおすすめなのが、先取り貯金です。お給料が振り込まれる口座から自動振替で強制的に先取り貯金をしてしまいましょう。会社員ならば、勤務先の財形貯蓄や社内預金が利用できる可能性もありますので、勤務先に確認してみましょう。


●貯金できる人になるコツ2:目標貯金額を設定する

理想的な貯金額は、手取り年収の2割です。たとえば手取りの年収が400万円程度の場合、一年間で80万円の貯蓄を目標としましょう。


●貯金できる人になるコツ3:家計簿をつける

すべての収入・支出を細かく記載していくタイプの家計簿は面倒になって挫折しがちです。ざっくりでも家計簿をつける効果は期待できるので、ゆるく始めてみましょう。家計簿をつけると、何にいくら使ったのかを可視化することができるため、自然と支出が引き締まっていきます。続けるコツは「正確さにこだわりすぎないこと」です。


●貯金できる人になるコツ4:保険で貯める選択肢を検討してみる

保険の中には、貯金代わりに使えるものもあります。個人年金保険、終身保険、養老保険、子ども保険の4つがその代表例です。保険を利用した貯蓄は、所得控除できるため、節税効果もあります。ただし、早期で解約した場合には元本割れする、などのリスクもあるので、加入前には慎重に検討する必要があります。


さいごに。お金のリテラシーを高めると、人生の選択肢が広がる!

お金と人生

貯金額は多ければいいというわけではありません。貯金にこだわりすぎるため、今現在使うべきことに使えないようでは本末転倒です。


ですが、貯金がなければ、いざというときに適切な治療が受けられなかったり、自分や子どもがしたいことにチャレンジできなかったり、という事態に陥ることも考えられます。お金がないということは、選択肢が少なくなるということでもあります。言い換えれば、お金を稼いだり、貯めたり、増やしたりするための知識を身につけることは、人生の選択肢を広げることにもつながるのです。


『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』は、お金のリテラシーを高めたい、いちから貯金や投資について学びたい、という方におすすめの一冊です。



※1 総務省 統計調査 家計調査報告(貯蓄・負債編)2017年(二人以上の世帯)



今回ご紹介した本

『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』

著者:坂本綾子

監修:泉美智子

出版社:朝日新聞出版




【バックナンバー】女性を幸せにする本

量産型女子になってない?ゴミのようなモテテクは捨てよう!
結婚相談所で恋愛はできる?仲人に聞いた「現代日本の婚活事情」とは
恋愛・人間関係・仕事の悩みを解決するたったひとつの秘訣とは?
卵子凍結って興味あるけど、実際のところどうなの? 値段・時期・方法
不妊治療を経て44歳で出産した女性が語る「妊活クライシス」防止法
女性を幸せにする本
  • 今来 今 (フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

この記事がいいと思ったら
いいね!しよう

Related関連記事

Pick Up編集部ピックアップ

Rankingランキング

#tag