プレスリリース3人に1人がマタハラ被害者の可能性アリ!?

3人に1人がマタハラ被害の可能性も!妊産婦の働き方調査

  • 更新日:2019/04/13

 出産後も仕事を続けたいと思っている女性にとって、産休や育休はなくてはならない存在。おそらく多くの会社で取得可能な制度だと思いますが、妊婦に対するマタニティハラスメントはまだまだ存在するようです。

 今回は、【赤ちゃんの部屋】が全国の出産経験のある女性を対象に実施した、マタハラと働き方に関する調査をご紹介します!


産休・育休が取りにくかった人は約35%

 まず、育休や産休などについて、そもそも取りやすかったのかどうか尋ねた結果がこちらです。


産休や育休が取りやすかったどうかについての調査結果

 産休を取得した方の中で「取りやすかった」と回答があったのは36.4%。対して「取りにくかった」との回答も34.9%と、ほぼ同数ほどの結果となりました。

“取得のしやすさ”という点においては「どちらかといえば取りやすかった」を含めると、全体の65%が取得しやすいと感じているようです。


妊娠中に働いていて会社にあって助かった制度って?

妊娠中に働いている会社にあって助かった制度

 妊娠中に会社にあって助かった制度を聞いたところ、「時短勤務」が最も多くて31.4%という結果に。次いで「通院休暇(有給)取得」20.6%、「休憩の拡張」16.8%、「業務配置転換」16.2%と続きました。

 経済面に関する「補助・手当」や「マタニティ相談窓口」といった点に関しては、働く企業には比較的求めていないようですね。


もっとも会社や上司に言いづらかったのは「妊娠報告」

妊娠に関連することで会社や上司に言いづらかったこと

 働くうえで、もっとも妊婦さんが言いづらかったのが「妊娠報告」。その数は圧倒的で、なんと37.2%もの方が回答しています。

 また、「悪阻などによる体調不良」「切迫早産による早期休暇」などがその他13.4%の多くの意見としてあがりました。


伝え方は言いづらくてもストレートに!

言いづらいことをどのように伝えたのかの調査

 続いて、言いづらいことについてどのように伝えたのか調査したところ、78%が「正直に伝えた」と回答。

 厚生労働省から推奨されている「母性管理健康指導事項連絡カード」の利用については0.8%と、その存在の認知自体が低いことが明らかとなりました。



妊娠時マタハラを受けたと感じるのは、可能性も含めると3人に1人

マタハラを受けたと感じる人の割合 受けたマタハラの内容

 妊娠してからマタハラを受けたことがあるかという質問については、「受けたかもしれない」を含めると33.8%、約3人に1人がマタハラを受けたと感じているようです。


 さらに、その内容を聞いてみたところ、もっとも多く受けたとされるマタハラは「皮肉や嫌味を言われた」で40%でした。また5人に1人にあたる22.8%もの方が、退職勧奨を受けていたという驚くべき結果も。


産休・育休の取得後、復職をしたのは結局何割……?

産休・育休の取得後、復職をした人の割合

 “復職をしなかった”は約4割という結果に。完全には復職していないことからすぐにやめてしまった人も“復職をしなかった”組に含めると46.5%となり、復職に関してはおおよそ半分に分かれるようです。


復職時に「こんな制度があったらよかった」と思った制度は?

復職時に思った会社にあれば良いと思った制度

 復職後にあればよかった制度について聞いた結果、「時短勤務」が30.1%となり1位に。3位以下を見てみると、フレックス勤務や休憩の拡張など時間緩和に対する回答が多くを占める結果となりました。


“専業主婦になりたかった”も4人に1人の割合で存在

復職しなかった理由

 続いて、復職しなかった(できなかった)理由について見てみると、47.7%が「育児と仕事の両立が難しそうだった」という理由で復職をしていないことが分かります。

 待機児童などが社会問題となっているように、「保育園に入園できなかった」方が9.1%おり、復職したくてもできない現実があるようです。

 また、「仕事がなかった」が8.7%、退職勧奨の流れともとれる「解雇された」4.6%など、産婦に対する会社の対応が不十分だと見受けられる回答も。


復職をした人の43%は子どものことで休むことに後ろめたさを感じている

復職後、後ろめたさを感じたこと

 復職後には多くの方が、子どものことで休むこと(43.4%)に後ろめたさを感じたり、周囲の人に遠慮して疲れてしまうこと(38%)に働きづらさを感じているようでした。

 また「育児と仕事の両立が大変だった」が37.1%と、ママが背負う負担の多さもうかがえます。


子育てと仕事の両立で一番必要なのはやはり……!

妊産婦が思う子育てと仕事の両立で必要なこと

 子育てと仕事の両立にもっとも必要なことは「パートナーの理解と協力」が28.8%となり、育児と家事の両立に悩むママにとって、家庭内でのケアや理解が重要なファクターになっているようです。

 いっぽうで「周囲の理解と協力」が24.3%、「会社としての制度の整備」は18.6%と、働く環境の改善が必要なことも浮き彫りになりました。


復職後のやりやすさを41.3%は感じていない

復職後の仕事のやりやすさの変化

 時短勤務や残業の減少などによって仕事にやりやすさを感じている層も一部いるようですが、驚くことに41.3%の女性が復職をしたものの仕事にやりやすさを感じられていない結果が明らかとなりました。



 以前だとマタハラといえば男性から女性にというイメージでしたが、実は女性からのマタハラも多いそうですね。現実問題、同僚のカバーをすることになる人の立場を思えば、少しぐらいグチを言いたくなるのかもしれません。でも、本来なら会社や制度などに怒りの矛先が向けられるべきなのに、本人に直接向かってしまうのは悲しい状況ですよね。マタハラがなくなり、全ての女性が輝ける社会が実現することを願います。



【参考】

株式会社ゼネラルリンク

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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