毒親からの解放

「毒親の影響」は、20代で片づけた方がラクになる

  • 更新日:2019/04/17

こんにちは、トイアンナです。

毒親という言葉が知られるようになり、カジュアルに「毒親の影響で、私って●●なんだよね」と語りやすくなったように思います。


それ自体はとてもポジティブな流れ。

ですが、言葉がライトに広がったせいで「ある欠点」が見えてきました。

それは「いつまでも毒親のせいにしていれば、自分の人生と向き合わなくていい」と思い始める方も増えたことです。


「毒親」の言葉を作った人が、当時目指していたもの

メッセージ

そもそも、毒親とはスーザン・フォワードの『毒になる親』を略した呼称です。このあと、著者は『毒親の棄て方: 娘のための自信回復マニュアル』を発刊。

「いかに毒親と上手に距離を置き、自尊心を回復するか」を伝えることが、「毒親」を発明した著者の意図であったとわかります。


著者は毒親を上手に棄てる方法として、以下3点を挙げました。

・かかわりを減らす

・親が改心すると期待しない

・自分を癒す


自分を大事にして、傷つける親から離れること。そうすれば親に囚われず自分の人生を始められる……。厳しくもあたたかいメッセージです。


毒親のせいにして、幸せを投げる女性たち

幸せを投げる女性

しかし、「毒親」という言葉だけが広まった今、そう受け止めない人も当然出てきます。私が実際に相談を伺った事例では、こういったものがありました。


「私が不倫をしてしまうのは、親のせい。父が家庭をないがしろにして、最後に母と離婚したから。母も私を愛してくれなかったし。だから私は男性へ潜在的に父親を求めてしまう。不倫はいけないことだとわかってるけど、私がこうなったのは親のせいだからしかたない」


確かに、母子家庭に育った女性が不倫をしやすいという報告はよく耳にします。しかしそれを「何とか親の影響から逃れて、次はいい恋愛をしたい」と考えるのと、「親のせいだから私のせいじゃない」と向き合わずに逃げるのとでは大きく異なります。


極端な話、20代の女性が「不倫は親のせい」「ダメな男をつかむのは親のせい」と言っていても、そうかもね、大変だったもんね……と周りも話を聞いてくれます。しかし40代、50代になってもこんな呪詛を吐く女性が多くいるのです。


傷つくな、ではなく「立ち上がれ」

立ち上がる女性

もちろん何歳であれ、あなたの傷つきは無視されていいものではありません。

もしいまあなたが50代で、親の呪縛に気づいたなら今すぐ「親から離れて、幸せを見つけよう」と動き出しましょう。

善は急げ、いまが人生で一番若い。


ただ、「傷ついたのは親のせいだ」と親を責めるだけでストップしていいのは20代まで。30代以降は自分が立ち上がり、自分を幸せにしていきませんか。


親のせいだから、と言っている限り、あなたの心は親に支配されたままです。

そんなの悔しくありませんか。毒親に支配されたままの人生なんて。


それに30代にもなれば、親が体力的に弱り始めます。

「こんなに弱っている人間を、なぜ私は恐れていたのだろう」

「殴ったら私が勝てるんだから、もうこんな親におびえなくていいんだ」

「この年で同居する必要もないや。シェアハウスでも何でも外へ出よう」


そんな風に思ってみませんか。


親を捨てよ、町に出よう

窓際の少女

あなたはもう、親のために十分尽くして、頑張ってきたじゃないですか。

これ以上「親のせい」と恨んで、自分の人生を親に支配させつづけるなんてもったいない。


カウンセリングは安価になりました。いまや病院以外でも受けられます。スキーマ療法など、書籍片手に自宅で始められる方法も生まれつつあります。

同じ境遇の人で集まる、グループワークも開催されています。


自力だけで親を棄てなくてもかまいません。

これからは人にたより、サービスを活用して毒親を上手に棄てましょう。



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  • トイアンナ

    外資系企業で消費者インタビューを経験後ライターとして独立。500人超のヒアリングから女子の楽しさも悲しさもぎゅっと詰め込んで文章にしています。現在はアラサーの恋愛とキャリアを中心に多くの媒体で連載中。

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