転職

転職を考えている人へ……企業が求めるスキルって知っていますか?

  • 更新日:2019/01/30

2月は1年の中で最も転職市場が盛り上がる時期です。

日本では、4月から入社してくれる人を探す企業が多いため、求人の数が2月に最大になります。なので、それに合わせて転職活動をする人も最大となり、盛り上がるのです。


あなたもそんな転職を考えているひとりですか?

もし、そうであれば転職の面接に行く前に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。


それは、企業が社員に求めるスキルについてです。2月は求人数が増えますが、ライバルも増えます。面接でライバルに差をつけるためにも、ぜひ続きを読んでみてください。


企業が社員に求めているスキルとは?

企業が社員に求めているスキルを知ると、面接でアピールすべきポイントが見えてきます。

次の資料は、企業が一般社員に求めるスキルについての調査結果です。

労働経済の分析

「平成30年版 労働経済の分析」 厚生労働省


社内の人材育成を重視する企業と、外部からのスペシャリスト採用を重視する企業によって若干の差はありますが、企業が重視するスキルの上位3つは下記になります。


<企業が一般社員に求めるスキル>

①コミュニケーション能力

②専門的な知識・技能

③マネジメント能力


では次に、企業が管理職に求めるスキルも見てみましょう。

労働経済の分析

「平成30年版 労働経済の分析」 厚生労働省

こちらも企業の人材マネジメントのスタイルによって若干差はありますが、上位3つは下記スキルです。


<企業が管理職に求めるスキル>

①マネジメント能力

②コミュニケーション能力

③創造力、企画・立案能力


創造力、企画・立案能力とほぼ同じ割合で、分析力・思考力も重視されています。また、特徴的なのは、専門的な知識・技能の優先順位が大きく下がっているところです。

そして、マネジメント能力が非常に重視されていることがわかります。


これからのAI時代に企業が社員に求めるスキルとは?

ここでちょっと目線を変えてみます。

次の資料は、これから訪れるAI(人工知能)の活用が一般化する時代において、企業が社員に求めるスキルについての調査結果です。

労働経済の分析

「平成30年版 労働経済の分析」 厚生労働省

これからの時代に企業が社員に求めるスキルの上位3つは下記となります。


<これからの時代に企業が社員に求めるスキル>

①チャレンジ精神や主体性、行動力、洞察力などの人間的資質

②コミュニケーション能力やコーチングなどの対人関係能力

③企画発想力や創造性


AI(人工知能)ではカバーできない人間的資質や対人能力が、これからの時代では重視されることがわかります。


転職の面接でアピールすべきポイントとは?

面接でアピール

ここまでは、企業が社員に求めるスキルを確認してきました。

それをまとめと次のように言えます。


①「コミュニケーション能力」を重視している企業が多く、これからはさらに重視される

②「マネジメント能力」は管理職では最も重視されるが、一般社員でも求められるスキルである

③「創造力」や「発想力」は、一般社員でも管理職でも必要とされる


これらを踏まえて、転職の面接でアピールすべきポイントを整理していきます。


まず、大前提ですが、転職の面接で評価されるポイントは「実績」です。面接官は、新卒採用ではポテンシャルを見ますが、中途採用では実績を見ます。なので、転職の面接では「実績」をアピールすることになります。


では、「実績」はどんなものをアピールすべきなのでしょうか?それは、面接を受ける企業によって変わります。


企業には必ず入社してほしい人物像があります。

その中で重要なのは「何ができるのか」、そして「入社後に活躍できそうか」ということです。


この企業が求める「できること」が、面接でアピールすべきことなんです。これは、企業や職種、ポジションによって違ってきます。

面接に行く前に、応募した企業は「何ができる人」を求めているのか?を明確にしましょう。


そして面接では、その企業が求めることを「私はできます!」とアピールするんです。でも、これだけだと面接官は「本当に?」と思います。

なので、それを証明するために「実績」を説明して、自分の言葉に説得力を持たせるのです。

面接のライバル

ここまでは、実は多くのライバルが面接でやっていることです。

なので、さらにここからライバルに差をつけるために必要なのが、先程まとめたこの3点。


①「コミュニケーション能力」を重視している企業が多く、これからはさらに重視される

②「マネジメント能力」は管理職では最も重視されるが、一般社員でも求めらるスキルである

③「創造力」や「発想力」は、一般社員でも管理職でも必要とされる


どういうことかというと、上記3点を実績を説明するエピソードの中に入れ込んでアピールするんです!


例えば、管理職以外の転職であれば、

・仕事で関係する人たちとのコミュニケーションを大切したことが結果につながった

・目標を達成するために上司やチームのメンバーに働きかけたことで、結果を出せた(マネジメント能力)

・自分のアイデアや独自の工夫によって良い結果を出せた


また、管理職の転職であれば、

・上司や部下だけでなく、社内の関係者へ積極的にコミュニケーションをとって結果を出している

・部下のやる気を引き出し、チームとしてまとめたことで、管理する部門全体の業績を上げた

・自分で考えたアイデアや仕事の仕方で変化を生み出した


こういった感じで、「実績」+「企業が求めるスキルを発揮している姿」を面接官にアピールできれば、採用に大きく近づけます。


応募する企業が採用する人に求めていること。それが自分にあることをうまく相手に伝わるように話す。

これが転職の面接における成功への近道です!



参考資料

「平成30年版 労働経済の分析」 厚生労働省



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  • 浦田大暁 (キャリアコンサルタント/中小企業診断士)

    1977年生まれ、静岡県出身。「このまま今の仕事を続けていていいのかな?でも本当にやりたいことがわからない…」 こんな悩みで苦しんでいる30代を支援する、やりたい仕事探し専門のキャリアコンサルタント。

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