自分磨き

キャリアを会社任せにするとリスクが高まるワケ

働く女性

会社にぶら下がって仕事をしている人、と聞いてどんなイメージが湧きますか?


・毎日、適当に仕事をして、時間が過ぎるのを待っている

・仕事をさぼることばかり考えている

・遅刻や欠勤が多いなど不真面目な勤務態度

・とりあえず会社にいれば給料がもらえると考えている

・成果を上げていない


などなど、いろいろなイメージがあると思います。でも、実はこれだけじゃないんです。


「私の将来のキャリアは今の会社にいれば安泰だ!」と思っている人。それは、会社にぶら下がって仕事をしている状態かもしれません。

ドキッとした方は、ぜひ続きを読んでみてください。


会社にぶら下がって仕事をすることのリスクとは?

やる気のない女性

会社にぶら下がって仕事をしている。これは、給与に見合った仕事をしていない人のことを指すことが多いです。

でも、真面目で一生懸命に働いている人でも、会社にぶら下がっている状態の人はいます。

どんな状態の人だと思いますか?


それは、すべて会社任せにしてしまっている人です。言い換えると、「私の将来のキャリアは、今の会社が与えてくれる」と思っている人です。でも、これってとてもリスクが高いことなんです。

なぜなのでしょうか?

それは、現代はとても変化の激しい時代だからです。そして、これからはもっとその変化は激しさを増して、複雑になっていきます。


そうなるとどうなるのでしょうか?

それは、今いる会社が突然無くなってしまうことが普通に起こりうるということです。つまり、今の仕事が、ある日突然無くなってしまうんです。


ここ数年、日本を代表するような会社でも、海外の企業に買収されたり、倒産してしまうニュースをよく目にするようになりました。これって、あなたの身にも起こりうることなんです。

突然、会社が無くなってしまう。そんな時に、会社にぶら下がってきた人はどうなると思いますか?想像するだけでも恐ろしいですよね。


これからの時代に必要なものとは?

考える女性

では、そんな変化の激しい時代に必要なものとはなんだと思いますか?


それは、「自分のキャリアは自分で作っていくこと」なんです。


キャリアを会社が作ってくれるという考え方は捨てましょう。自分のキャリアは自分で作っていくものなんです。

変化する環境に適応しながら、自分が望むキャリアを変幻自在に自分で作っていく。これを「プロティアン・キャリア」といいます。これはホール(Hall,D.T.)の提唱した理論です。

今のあなたは、会社に頼ることなく、自分で自分のキャリアを築いていますか?


会社へのぶら下がり度チェック

会社へのぶら下がり度チェック

そういわれても、私が会社にぶら下がっているかどうかはよくわからないよ!という人は次のチェックリストをやってみてください。


□仕事をする上で大切にしているのは、会社への貢献である

□仕事をする上で関心があるのは、昇進や給料である

□仕事をする上で気になるのは、自分が会社から必要とされてるかどうかである

□仕事をするときにいつも考えるのは、自分は何をするべきかである

□10年後の自分を想像すると、今の会社で働いている姿がまず思い浮かぶ


このチェックリストに3つ以上当てはまる場合は、会社にぶら下がっている状態といえるかもしれません。あなたはどうでしたか?


では、自分が望むキャリアを変幻自在に自分で作っている人は、どんな価値観で仕事をしている人だと思いますか?それはこんな感じです。


・仕事をする上で大切にしているのは、仕事の満足感

・仕事をする上で関心があるのは、自分の望むものが得られるかどうか

・仕事をする上で気になるのは、自分で自分のことを尊敬できるかどうか

・仕事をするときにいつも考えるのは、自分は何がしたいのか


自分で自分のキャリアを築くために必要な2つのこと

働く女性

それでは、自分が望むキャリアを変幻自在に自分で作っていくためには何が必要なのでしょうか?それは、この2つです。


(1)自分の軸(アイデンティティ)

(2)適応力(アダプタビリティ)


それぞれを見ていきましょう。


(1)自分の軸(アイデンティティ)

自分が望むキャリアを変幻自在に自分で作っていくためには、まず自分が何を望んでいるのかが明確でなければいけません。


・私は何に興味があるんだろう?

・私は仕事をする上で何が大切なんだろう?

・私は何が得意なんだろう?


これらを整理してみましょう。そうすると、あなたが仕事をする上での「軸」が見えてくるはずです。


(2)適応力(アダプタビリティ)

自分の軸がわかったら、次に必要なのは変化への適応力です。この適応力は次の式で表せます。


適応力 = ①適応コンピテンス × ②適応しようとする意欲


①適応コンピテンス

・環境の変化から学ぼうとする努力

・自分の軸を環境の変化に合わせて変えていくことのできる柔軟性

この2つを合わせて、環境へ適応していく能力です。


②適応しようとする意欲

この式のポイントは掛け算であるということです。

適応するための能力を持っていても、意欲がなければ意味がありません。

環境の変化に対応することの重要性を理解して、適応することに前向きに取り組むことが必要なんです。


もし、あなたが「私は会社にぶら下がっているかも」と感じているのであれば……。それに気がついた今がチャンスです!


「私のキャリアは、私が作っていくんだ!」と意識を変えて、そのために今できることは何か?を考えてみましょう。きっと明るい未来が待っているはずです。


参考資料

「新版 キャリアの心理学」 渡辺三枝子 編著 ナカニシヤ出版



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  • 浦田大暁(キャリアコンサルタント/中小企業診断士)

    1977年生まれ、静岡県出身。「このまま今の仕事を続けていていいのかな?でも本当にやりたいことがわからない…」 こんな悩みで苦しんでいる30代を支援する、やりたい仕事探し専門のキャリアコンサルタント。

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