自分磨き

「最近の若い子は…」こんな愚痴を職場で言っていませんか?

ジェネレーションギャップ"

「最近の若い子は何を考えているのかわからない!」こんな愚痴をよく聞きます。

特に新入社員が入ってくるこの時期は、多くの職場で聞く言葉ですよね。あなたも最近、言った記憶はないですか?


これは上司や先輩から新人や若手に向けられる言葉です。でも、その裏では、新人や若手からはこんな愚痴がこぼれているんです。


「うちの上司はダメなんだよね!全然、私のことをわかってくれないし!」

「考えが古いんだよね。合わないわ~」


そして、双方わかり合えないまま、コミュニケーションがうまくいかなくなります。酷い場合には、お互いを全否定。

上司や先輩は部下に自分の価値観を押し付けて従わせようとし、新人や若手はそれを無視する…なんて光景さえ目にすることがあります。


この問題は、よく「世代間ギャップ」が原因であるといわれます。でも、それって本当なんでしょうか?


各世代の特徴とは?

さまざまな年齢

「〇〇世代」といわれるものは、いろいろありますが、よく聞くものは次のようなものがあります。

これは、マイナビウーマンの記事「『【保存版】「○○世代」「新入社員タイプ名」いろいろまとめてみました』からの一部引用です。

各世代の特徴を見てみましょう。


バブル世代

1965年-1969年生まれの人で、次のような特徴があると言われています。

・消費に積極的である。

・コミュニケーション能力が高い。

・見えっ張りな反面、自分の評価にこだわりがち。

・「男らしさ」「女らしさ」を意識している。


氷河期世代

1970年-1982年生まれの人で、次のような特徴があると言われています。

・貯金をする。

・浪費に消極的。

・結婚、出産をあまり気にしない。


ゆとり世代

1987年4月2日-2004年4月1日生まれの人で、次のような特徴があると言われています。

・失敗を恐れがちである。

・叱られることに慣れていないためか「打たれ弱い」。

・非常に現実的な「リアリスト」である。

・ルールを順守する意識が高い。


さとり世代

ゆとり世代の次の世代で、次のような特徴があると言われています。

・自動車、ブランド品などには興味がない。⇒浪費をしない。

・お酒を飲まない。旅行をしない。⇒浪費をしない。

・恋愛に淡泊な傾向が強い。


世代間ギャップが原因?

考え方の違い

各世代の特徴はいかがでしたでしょうか?「そうそう、よくわかる!」という人や、「いやいや、違うでしょ!」という人もいるでしょう。


もちろんこの特徴は、その世代のすべての人に当てはまるものではありません。その世代に多い傾向といったものです。

これらの特徴は、各世代がもつ「価値観」が大きく影響しています。そして、この価値観は、その世代が経験してきたことによって形成されます。


各世代間では、社会情勢や経済状況、起こった出来事、受けた教育などが違います。

さらに、技術革新のスピードはどんどん速くなっているため、使われるテクノジーは進化を続けています。そうなると当然、各世代で形成される価値観の傾向は変わってきますよね。

この価値観のずれが、世代間ギャップを生み出します。

それが「上司や先輩」と「新人や若手」の双方がわかり合えない状況を生み出します。

そして、コミュニケーションがうまくいかなくなり、お互いを全否定するなんてことも起きるのです。


例えば、「バブル世代」の上司と「ゆとり世代」の部下の間で起こりやすいことは次のようなことです。


「バブル世代」の上司は、消費に積極的なことからもわかるようにパワーや勢いがあります。だから仕事にもパワフルにこなし、仕事は多少無理して残業してでもやるものだと信じています。


一方で、「ゆとり世代」は、リアリストで仕事とプライベートをきっちり分けることを大切にします。

だから無理な残業をしたり、プライベートを犠牲にしたりしてまで仕事をしようとは思っていません。


この価値観の違いが、「バブル世代」の上司と「ゆとり世代」の部下がお互いに「理解できない!」と感じることを生み出すのです。


ただし、このような状況を「世代間ギャップ」のせいだけにするのは問題です。

なぜなら、コミュニケーションはお互いの価値観などの違いを認め合うことで成り立つものだからです。さらに、世代間ギャップは傾向としてありますが、そもそも価値観は一人ひとり違うものです。


「新人や若手」とのコミュニケーションがうまくいかない。

「上司や先輩」とのコミュニケーションがうまくいかない。

その言い訳を世代間ギャップのせいにして逃げていませんか?


世代間ギャップを乗り越えるコミュニケーションとは?

コミュニケーション

世代間ギャップによるコミュニケーションの問題を職場で抱えたときにするべきこと。それは、相手の価値観を全否定して愚痴を言うことではありません。

「価値観は一人ひとり違う」ということを理解して、相手の価値観を認めることです。


「部下や若手」が「上司や先輩」の価値観に合わせる訳ではありません。逆に、「上司や先輩」が「部下や若手」の価値観に合わせる訳ではありません。

お互いの価値観の違いを確認して、それを認め合うことが重要なんです。そして、それを踏まえたコミュニケーションを行いましょう。


ただし、新人や若手に多い勘違いもあります。

それは、「自分の価値観」と「仕事の仕方や職場のルール」を混同して考えてしまうことです。


仕事の仕方や職場のルールは、価値観とは関係なく守るべきものです。それを自分の価値観に合わないからと否定や拒否をする若手や新人を見かけることがあります。


こんなときは、上司や先輩が指導する必要があります。

そのときのポイントは、「なぜ、その仕事の仕方やルールが必要なのか?」を話して納得させることです。


また、新人や若手は、多様な価値観を受け入れた経験が少ない人も多いです。経験豊富な上司や先輩から、多様な価値観を受け入れることの大切さを話してあげることも必要です。


職場のコミュニケーションが円滑いくよう、上司や先輩がうまく新人や若手を導けるといいですね。


参考資料:『【保存版】「○○世代」「新入社員タイプ名」いろいろまとめてみました』 マイナビウーマン



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  • 浦田大暁(キャリアコンサルタント/中小企業診断士)

    1977年生まれ、静岡県出身。「このまま今の仕事を続けていていいのかな?でも本当にやりたいことがわからない…」 こんな悩みで苦しんでいる30代を支援する、やりたい仕事探し専門のキャリアコンサルタント。

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