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「夫が家事や育児をしない!」この実態とは? ―共働き世帯の現状―

家事をしない夫"

「なんで家事や育児をしてくれないの!?」こんな夫への不満を耳にすることは本当に多いですよね。


あなたもこんな不満を抱えていますか?特に共働き世帯では、この不満が大きくなる傾向があります。

では、この「夫が家事や育児をしない!」ということについて、実態はどうなっているのでしょうか?

厚生労働省の「平成29年版 労働経済の分析」で発表されているデータに基づいて見ていきましょう。


働いている女性の現状

働いている女性の現状

働いている女性は増加傾向

まずは、働いている女性の現状から見ていきましょう。

「平成29年版 労働経済の分析」(厚生労働省)によると、働いている女性は増加傾向にあります。


2000年と2016年を比べてみると、働いている女性は2,629万人から2,810万人と181万人増加しています。特に25歳~44歳のいわゆる子育て世代が増加しています。

共働きに関するグラフ 資料:平成29年版 労働経済の分析(厚生労働省)

女性の働くことへの意識が変化

以前は、25歳~44歳の女性は、出産や子育てで仕事を離れる割合が高かったため、この年代の就業率が低くなっていました。いわゆる「M字カーブ」といわれるものです。


これを裏付けるように、2000年時点では、「子供ができたら職業をやめ、大きくなったら再び職業をもつ方がよい」と考える女性の割合が4割弱と最も高い状況でした。


しかし、2016年時点では、「子供ができても、ずっと職業を続ける方がよい」と考える女性の割合が最も高く、過半数を超えています。

共働きに関するグラフ 資料:平成29年版 労働経済の分析(厚生労働省)

このような女性の働くことへの意識の変化が、働くママの増加につながっています。そして、それに伴って共働き世帯は増加しています。

共働きに関するグラフ 資料:平成29年版 労働経済の分析(厚生労働省)

仕事と家庭の両立ストレス

そのような中で、共働き世帯の夫婦が感じている「仕事と家庭の両立に関するストレス」を調べた結果が次のグラフです。

共働きに関するグラフ 資料:平成29年版 労働経済の分析(厚生労働省)

共働き世帯では、仕事と家庭の両立に関するストレスは夫も妻も感じています。

でも、妻の方がより強いストレスを感じていることがわかります。


「わかるわぁ~」と感じる人もいるでしょうか?


ではなぜ、仕事と家庭の両立に関するストレスを妻の方がより強く感じているのでしょうか?その主な原因が次のグラフでわかります!

共働きに関するグラフ 資料:平成29年版 労働経済の分析(厚生労働省)

このグラフは、共働き世帯と専業主婦世帯別の1日の夫婦の家事時間の平均を表しています。

ここからわかるのは、共働き世帯と専業主婦世帯では、夫の家事時間がほとんど変わらないということです。そして、妻に比べて夫の家事時間は極端に短いのです。


「うちもこんな感じ!」という人も多いのではないでしょうか?


共働き世帯でこの状態だと、妻にかかる負担はかなり重くなることは容易に想像できますよね。

だから、共働き世帯では、仕事と家庭の両立に関するストレスは妻の方がより強く感じているのです。


この状態は良くないですよね。では、どうすれば夫は家事や育児をしてくれるのでしょうか?


夫と家事や育児を分担する方法

「平成29年版 労働経済の分析」(厚生労働省)には、こんなデータも掲載されています。

共働きに関するグラフ 資料:平成29年版 労働経済の分析(厚生労働省)

これは夫へ聞いたアンケートの結果です。ここからわかるのは、夫婦で役割分担について話し合いをして、その納得度が高い夫ほど家事や育児を行っているということです。


働くママさんは、毎日、仕事に、家事に、育児に追われて本当に大変だと思います。だから、「家事や育児をしない夫が悪い!」と怒りが込み上げてくることもわかります。


そして、その怒りを夫にぶつけて、家事や育児をするように夫に言っているかもしれません。でも、もしかしたらそれは逆効果になっている可能性が高いです。


怒りの感情や正論を夫にぶつけても、家事や育児をするモチベーションにはつながりません。そして、もしかしたらそれが夫婦関係の悪化につながるかもしれません。


なので、重要なのは冷静に夫婦で役割分担について話し合うことなんです。

「平成29年版 労働経済の分析」(厚生労働省)の中でも、夫婦で役割分担について十分に話し合うことは、ワーク・ライフ・バランスを良くしていくために有効な手段として紹介されています。


夫への不満や怒りの気持ちがあったとしても、それは一旦抑えて、夫婦で話し合いをしてみてはいかがでしょうか?

夫の「家事や育児を手伝う」という考えを、「家事や育児は夫婦で協力して行っていくもの」という考えに変えていくことを目標にしてみましょう。


これができれば、夫も家事の役割分担についての納得度が高まり、家事や育児をあなたと協力して行うようになるはずです。


「そんなのどうせ無理だよ……」とはやる前から諦めずに、まずは夫と話をする時間を作ってみましょう。

その一歩から変化ははじまりますよ。



参考資料:「平成29年版 労働経済の分析」 厚生労働省

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/17/dl/17-1.pdf



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  • 浦田大暁(キャリアコンサルタント/中小企業診断士)

    1977年生まれ、静岡県出身。「このまま今の仕事を続けていていいのかな?でも本当にやりたいことがわからない…」 こんな悩みで苦しんでいる30代を支援する、やりたい仕事探し専門のキャリアコンサルタント。

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