自分磨き

老いていく親に焦りを感じるなら、今からできることをしよう

親子

親と離れて暮らしている人は、「久しぶりに帰省したら親があきらかに老いていてショックを受けた」という経験がある方も多いでしょう。


人間は誰しも老います。ですが、自分の親には、できるだけ長く健康に生活してほしいものですよね。


今回は、一人暮らしの親と離れて暮らしている方向けに、遠方からでもできるサポート方法をご紹介します。


一人暮らしの親を犯罪から守る方法

一人暮らしの老人は、空き巣や詐欺などのカモとして狙われやすい存在です。老人はお金を持っていて、騙されやすいという認識があるからでしょう。「自分は騙されるはずはない」といった過信が被害につながるケースもあります。


犯罪を未然に防ぐためにも、防犯対策をおこなっておきましょう。


★一人暮らしの親の防犯対策★

犯罪から守る

『一人でもだいじょうぶ 仕事を辞めずに介護する』(おちとよこ著)P.126-127を参考に防犯対策を解説していきます。


・母親が一人で住んでいても、女性の一人暮らしだと悟らせない

力の弱い女性の老人が一人で住んでいると分かれば、空き巣被害などに合う可能性が高まります。母親一人だけの暮らしをしている場合であっても、表札に父親の名前を書いておいたり、あなたの名前を書いておくなどしてカモフラージュしておきましょう。

また、男物の衣類を干しておくなどして、男性も住んでいると強調することで、ターゲットになることを防ぐことができます。


・不審者の侵入を防ぐ機械・器具を利用する

泥棒は侵入しやすい家を狙います。

まずは、鍵を二重につけたり、玄関や裏口に人感センサー付きのライトを設置するなどして、分かりやすく「防犯意識のしっかりした家」であることをアピールしましょう。また、玄関にはテレビモニター付きのインターホンを設置し、顔見知り以外がインターホンを押しても表に出ないようにと伝えておきましょう。

さらに、泥棒が窓を切って侵入してくるのを防ぐために、防犯フィルムを窓に貼っておきましょう。


・防犯グッズを持参させる

家に不審者が侵入してきても、被害に合わないために、防犯ブザーを用意しておき、親に渡しておきましょう。防犯ブザーには様々なタイプがありますが、使い方が簡単で、音量が大きなものを選ぶようにしましょう。


・防犯意識を高める

老人に限らず、多くの人は「自分が犯罪に巻き込まれるはずはない」と思っています。

そのため、オレオレ詐欺などの電話がかかってきても、とっさに「騙されるのでは」といった疑問が浮かばないのです。日ごろから詐欺の事例などを親と話し合い、自分も被害者になる可能性があるので気を付けた方がいい、という認識を共有しておくことが大切です。


一人暮らしの親にきちんと薬を飲んでもらう方法

年齢を重ねてくると、病院に通い薬をもらってくることも多くなってきます。薬の量が多くなってくると、飲み忘れたり、飲み間違えたり、薬の管理がおろそかになってくる可能性があります。


★一人暮らしの親が薬を余らせている場合★

老人と薬

『一人でもだいじょうぶ 仕事を辞めずに介護する』(おちとよこ著)P.124を参考に一人暮らしの親の薬管理方法について解説していきます。


もらった薬を飲まずに余らせてしまっている場合、まずは親になぜ飲んでいないのかを確認しましょう。

「この薬が効くか分からないから」など薬自体に疑問をもっている場合には、医師に相談してみましょう。また医師との信頼関係が築けていない場合は病院を変わることも考えましょう。


「薬が大きくて飲み込みにくい」「数が多すぎて管理できない」といった場合は、医師や薬剤師に相談し、薬を変えたり減らしたりすることが可能か確認してみましょう。

薬の飲み忘れが多い場合は、一包化といって、一緒に飲む薬をひとつの袋にパッキングしてもらえるか薬局で確認してみるのも一案です。また、市販のカレンダー状になっている仕分け袋を利用することで、飲み忘れを防ぐこともできます。


一人暮らしの親の安全を確認する方法

親の安全を確認

つぎに、一人暮らしの親の安全を確認する方法について解説していきます。


いくら帰省したきに親の住居の安全確認や、薬の飲み忘れ確認などを行っていたところで、「心臓発作で倒れてしまっていたらどうしよう」「何かあったときに気が付くのが遅れたら……」と心配はつきません。


そこで、民間の様々な企業が、緊急通報サービスや、見守りサービスを提供しています。

中には、センサーを使って、「トイレへ行った回数」や「現在どの部屋にいるか」、などを遠方から逐一確認することができるサービスもあります。親と相談し、そういったサービスの利用を検討してみるのも一案です。


さいごに

今回は、一人暮らしの親の安全・健康をサポートする方法をご紹介しました。一人暮らしの親の健康や安全をサポートするためには、こまめに連絡をとることが最も大切です。


「気になっているけれど、最近はあまり連絡していない」という方は、この機会に親に電話してみてはいかがでしょうか。



参考文献

・『一人でもだいじょうぶ 仕事を辞めずに介護する』おちとよこ著(日本評論社)



・『「介護が必要かな」と思ったときにまず読む本 』竹下さくら著(日本経済新聞出版社)



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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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