自分磨き

【一人暮らしの親が心配】食事と安全をサポートする方法は?

親子

「母親が亡くなってから、一人で住んでいる父の元気がなくて心配」

「一人で住んでいる母が、持病の薬をすぐに飲み忘れる」

「父親がちゃんと食事をしているか心配」

など、一人暮らしの親の健康や安全が心配という方は多いでしょう。


今回は、「一人暮らしの親が心配」という方向けに、健康と安全を守るためにできる対策をご紹介していきます。


食生活を安定させるためにできること

一人暮らしの食生活

親が一人暮らしになって、一番心配なことと言えば、食生活ではないでしょうか。「料理をしていた母親が亡くなってから、父親は揚げ物ばかりかってきて食べているようだ」「最近、好きだった料理も億劫になってきているようで食事の回数が減っている」など、年齢を重ねると、これまで食に対して拘りがあった人でも、無頓着になりがちです。


親の食生活がいくら心配でも、遠方に住んでいる場合、毎日「ちゃんと食べた?」など確認することはできません。そこで活用したいのが、一人暮らし向けの食事サービスです。


★一人暮らし向けの食事サービス例★

食事サービス ・市町村が行っている生活支援サービス

介護保険の認定がなくとも、ボランティアカフェや会食会などを利用できる市町村が増えています。市町村に問い合わせてみましょう。


・民間の弁当配達サービス

生協・コンビニ・食品メーカー・介護施設など民間企業が様々な弁当配達サービスを行っています。たとえば、『宅配クック123』では、高齢者向けに栄養バランスを考えた弁当を一日二回届けてくれるサービスを実施しています。


・介護保険外での家事援助

市町村のボランティアセンターなどで、家事補助の有償ボランティアを紹介してもらい、食事の見守りなどを依頼することも一案です。


また、介護保険の認定をとることによって、ヘルパーやデイサービスを利用して食事の補助・見守りを依頼することもできます。介護保険の認定をとるためには、各市区町村に申請を出す必要があります。詳しくは各市区町村のホームページをご確認ください。


例:神戸市の場合の要介護・要支援 認定ガイドhttp://www.city.kobe.lg.jp/life/support/carenet/nintei_guide/index.html


家庭内の事故を防止するためにできること

骨折

食事の次に心配なのは、家庭内での安全です。躓いて骨折してしまったことをきっかけに、一気に介護が必要になったり、体調を崩してしまうことも珍しいことではありません。事故を防ぐために、事前に対策をしておきましょう。


★家庭内の事故を防止する方法★

しいたけの中華麺

『一人でもだいじょうぶ 仕事を辞めずに介護する』(おちとよこ著)P.120-121を参考に、家庭内事故の防止方法を紹介していきます。


・火事の防止

寝ながらのタバコやガスの消し忘れなどが原因で火事災害に発展してしまう可能性があります。タバコを吸う習慣がある場合は、できるかぎり禁煙を進めましょう。

また、「どうしても吸いたい」という場合は、水でしっかりと消せる灰皿を用意しましょう。また、なるべく火を使わない電化製品に変えましょう。

ストーブは電気カーペットに変えたり、ろうそくも電気ろうそくにするなどの工夫によって、火が燃え移ることを防ぐことができます。


・入浴中の事故を防ぐ

入浴中におぼれてしまったり、のぼせて倒れてしまったりすることは、下手をすると生死にかかわります。

高血圧などの持病がある場合には、銭湯やスポーツジムでの入浴など、人目がある場所で入浴することを勧めましょう。また、自宅の浴室に緊急の通報ボタンを設置しておきましょう。


・転倒事故を防ぐ

家庭内でつまづいて転倒し骨折してしまう、といった事故を防ぐために、なるべく段差は無くしておきましょう。小さな段差ほど、段差に気が付かずに躓いてしまう危険性があります。

また、滑りやすいフローリングは滑りにくい素材に変え、滑る危険性のあるスリッパには、滑り止めをつけておきましょう。バランスを崩しやすい階段などの周りには、つかまることができる手すりを設置しましょう。

「段差をなくしたり、手すりを設置するのにお金がかかるのが心配」という方でも、介護保険(簡単に言うと「原則65才以上で介護を必要とする人は、費用の一割を払えばサービスを受けることができる」保険)が適用される場合には、保険を使い費用を抑えることができます。


※介護保険制度に関して、詳しくは下記を参考にしてください。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/gaiyo/index.html


家庭内のちょっとした事故が引き金になり、家に閉じこもりがちになって、身体的な機能が弱ってしまい、気分も落ち込む、といった悪循環は避けたいですよね。健康を維持するために、家庭内での環境を整えておきましょう。


さいごに

親子

「一人暮らしをすることになった親のことがなんとなく心配だ」と思いながらも、「でも別々に住んでいるし、今できることはあまりない」と考えている人も多いと思います。

ですが、遠方からでも、親の健康を支援をすることや、安全確保を手助けすることはできます。


次回も引き続き、「一人暮らしの親を遠くから見守るためのサービスや防犯対策」について紹介していきます。


参考文献

・『一人でもだいじょうぶ 仕事を辞めずに介護する』おちとよこ著(日本評論社)



・『「介護が必要かな」と思ったときにまず読む本 』竹下さくら著(日本経済新聞出版社)



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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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