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親が突然倒れたらどうする? 親が元気なうちに知っておきたいこと

親の入院

両親と離れて暮らしている人はとくに、お正月などで帰省したときに「うちの親も老けたな」と、老いを実感することが多いのではないでしょうか。


今は元気に見えても、いつか必ず介護をしなければいけない日が来ます。今回は、親が突然倒れてしまったり、介護が必要となったときに慌てないために、今からできることをご紹介します。


親が元気なうちにこれだけは確認しておこう

両親

「親が突然倒れるわけはない」とたかをくくっているため、いざという時に備えていない家庭が多いのが現状です。そのため、突然親が倒れたときに、「保険証の場所が分からない」など混乱してしまいがちです。


そういった混乱を避けるため、以下の場所や連絡先は必ず確認しておきましょう。


・かかりつけ医はいるか

・保険証の保管場所

・預金通帳の保管場所

・印鑑の保管場所

・税金の支払い・光熱費・電話代などの支払い口座

・新聞をやめるさいの連絡先

・生命保険に入っているか

・住所録

・遺言書はあるか

・亡くなったときは誰に知らせればいいか


最低限これだけは把握しておく必要があるでしょう。


親が突然倒れたら。救急車を呼ぶべき症状とは?

救急車

つぎに、親が突然倒れ、あなたがその場に居合わせた場合の対応策をご説明します。


一番大切なことは、焦らず冷静に対処することです。


嘔吐した場合、衣服をゆるめて、吐いたものが器官につまらないように横向きに寝かせましょう。以下の救急車を呼ぶべき症状が出ている場合は、速やかに119番し救急車を呼びましょう。かかりつけ医がいる場合は、救急車を呼んだ後に連絡を入れておきましょう。何らかの指示が出る可能性があります。


救急車を呼んだほうがよい症状

・手足がしびれている

・手足がしびれて腕や足に力が入らなくなる

・ろれつが回っていない

・ものが二重にみえている

・顔色が明らかに悪い

・顔半分がしびれていたりゆがんでいる

・支えなしでは立てない

・呼吸困難

・下血

・吐血

・持続する激しい腹痛

・けいれんしている

・意識がとんでいる

・食べ物をのどにつまらせた

・転倒して頭をうった

・大量に出血している


電話

また、119番をしてから、患者を病院に運び込むまでの時間は、平均してい一時間程度だと言われています。ですから、できるだけ迅速に救急車を呼ぶ必要があります。


電話をかけると、最初に「火事か救急か」を確認されますので、救急だと答えてください。その後、患者の状態や住所・氏名・電話番号を聞かれます。一刻を争いますので、必要最低限の情報をできるだけ簡潔に伝えるようにしましょう。


119番したあとの会話例

救急隊員「消防です。火事ですか?救急ですか?」

あなた「救急です」

救急隊員「どうされましたか?」

あなた「〇さいの女性(男性)が○○で○○の状態です。(具体的に伝える)」

救急隊員「住所を教えてください」

あなた「(住所・建物の特徴・名前を伝える)」


救急車が到着するまでに準備をしておくべきこと

必要なもの

救急車を呼んでから、実際に到着するまでの時間は平均すると8分だと言われています。その間に、「意識はあるか」「顔色はどうか」「吐いているか」「出血やケガはないか」を確認しておきましょう。


病院に運ばれたらすぐに手術や入院になるケースも多いので、

・現金 クレジットカード

・保険証

・診察券

・常備薬

・お薬手帳

・院内用の履物

を準備しておきましょう。


救急車が到着したら、救急隊員に以下のことを伝えましょう。

・倒れたときの状況

・(応急手当を行った場合)応急手当の内容

また、症状が重い場合には、延命措置の希望などについて聞かれる場合もあります。


緊急入院に必要なものリスト

入院生活

病院に搬送され、そのまま入院となった場合には、入院手続きをする必要があります。


入院手続きには、

・保険証

・診察券

・入院申込書への記入

・印鑑

・入院保証金

が必要になります。


入院がスタートしたら、入院生活に必要なものをそろえて病室に届けましょう。


入院生活に必要なものの例

・寝間着

・靴下

・下着

・スリッパ

・洗面用具

・財布

・洗濯物入れ

・時計

・イヤホン


入院生活に必要なものについては、病院でもらえる入院案内に詳しく記載されていることが多いので、そちらを参考にしましょう。

注意点として、病院といえど、泥棒などが入る可能性はあるので、現金を多く持ち込まないようにしておくことが挙げられます。また、病院に持ち込んだ私物には、他の人の持ち物と混ざってしまうことを避けるために、できるだけ目立つ場所に大きく名前を書いておきましょう。


さいごに

元気だと思っている親でも、いつなんどき健康を害するかは分かりません。いざというときに、「保険証の場所が分からない」「誰に連絡したらいいのか分からない」と混乱することを避けるためにも、元気なうちに必要な情報を聞いておきましょう。


介護は長期に渡る可能性がありますので、周りの人と協力して行っていく必要があります。一人で抱えこまずに、使えるサービスは利用していくことで介護ストレスを減らすことができます。民間・国の介護支援サービス・相談窓口は多岐に渡りますので、積極的に情報を集め、使えるサービスはどんどん活用していきましょう。


参考文献

不安解消!親の入院・介護のしくみと手続きがすぐわかる本 (城島明彦、大津佳明著。秀和システム)



介護で仕事を辞めないために:親が元気なうちからやるべきこと52 (グループ・けあ&けあ21著・編集。創元社)



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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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