自分磨き

資格を持っていると転職に有利って本当?

資格

世の中にはさまざまな資格があります。

みんなが知っているような資格からマイナーなものまで。


そして、その資格の取得を目指してがんばっている人もたくさんいます。あなたの周りにもいませんか?


そんな人たちに「なんでその資格を取るの?」と聞くとさまざまな理由が返ってきます。


・やりたいことを実現するため!

・今の会社で昇進したいから

・会社から資格を取れって言われて……

など


でも、意外と多いのがこれです。

「何となく興味があって……取っておけば転職するときに有利になりそうじゃない?」


資格を持っていると転職に有利になる。

これはよく言われることですが、本当なのでしょうか?


人事部門は募集している職種に必要な資格しか見ていない

人事部門

転職は、ほとんどの場合、人事部門による書類選考(履歴書、職務経歴書など)からスタートします。

この書類選考のときに、人事部門は何を見ていると思いますか?


それは、「採用したい人物像」の条件にマッチしているかどうかなんです。

この「採用したい人物像」は、大抵の場合、募集を始める前に決まっています。


そして、学歴から職歴、仕事の経験、などが条件に合っているかをチェックしていきます。

もちろん、書類選考だけではわからないこともあります。

なので、この段階では最低限の条件は満たしていて、直接会って話をしたいかどうか?という選考になります。


では、ここで資格はどうやって評価されるのでしょうか?

実は資格は、その人がその資格に関わる分野の知識やスキルを持っていることを客観的に証明するものでしかありません。


そのため、「採用したい人物像」にマッチする知識やスキルと関係のない資格はスルーされます。


「へぇー、こんな資格をもっているんだ。努力家で真面目なんだね」と思われることはない……とまで言いませんが、評価の対象からは外れます。


何か資格を持っているということだけで、評価されるわけではないんです。

つまり、転職に有利になる資格というのは、その転職先が求めている人物像の条件に合う資格だけなのです。


資格を取る前にやるべきこととは?

資格を取る前にやること

資格を取るには、どんな資格であれ、それなりの時間とコストがかかります。

そのかけた時間とコスト、そして自分の努力は実らせたいですよね?


だから、資格を取る前には「やるべきこと」があるんです。

それは、「私は何がしたいのか?」を明確にすることです!


「私は何がしたいのかよくわからない。だけど、今のままじゃダメな気がする」こんな不安や焦りの気持ちから逃れるために、とりあえず資格取得を目指す。


実は、こういう人は意外と多いんです。

資格取得という目標があると前に進んでいる感じがして、気が楽になるからです。


でも、もしその資格が活かされなかったら。そこにかけた時間やお金は無駄になってしまいます。時間もお金も有限です。

できることなら有効に使いたいですよね。


だから「私は何がしたいのか?」を明確にすることはとても大切なんです。

では、自分がやりたいことは、どうすればわかるのでしょうか?


自分がやりたいことを知る方法とは?

自分が「やりたい!」と思えることは、次の3つ質問に答えると見えてきます。


「何に興味がある?」

「何をやっている自分が充実している?」

「何が得意?」


これは組織心理学で有名なシャイン(Schein,E.H.)の理論です。


あなたはこの質問にすぐに答えられますか?

ちょっと難しい……ということであれば、次のステップで考えてみてください。


ステップ1:自分の興味を知る

自分の興味

あなたが「この資格はおもしろそうだな」と興味をもった資格を思い出してみてください。

そうしたら、それがなぜ「おもしろそう」だと思ったのかを自分に問いかけてみましょう。

ここにあなたの「興味」が隠れています。


自問自答では難しい場合は、友達など他の人に頼んで自分に質問をしてもらい、話を聞いてもらいましょう。


そうすると、あなたが「興味」をもっていること、好きなことがわかってきます。


ステップ2:自分が充実感を得られることを知る

充実感

あなたが今までの人生のなかで「充実感」や「やりがい」を感じた経験を思い出してみましょう。


仕事でもプライベートでも大丈夫です。

10代、20代など年代で区切ってみると思い出しやすくなります。


いくつか思い出したら、「なぜ、そのときに充実していたのか?」という理由を考えてみましょう。

そうすると、そこに共通して現れるあなたの価値観があるはずです。


ステップ3:自分が得意なことをまとめる

得意なこと

最後に自分が得意なことをまとめてみましょう。


あなたが自分で得意だと思っていること、向いていると思っている仕事などです。

さらに、人から「あなたはこれが得意だよね」と言われたことを思い出してみましょう。


いかがでしょうか?

「何に興味がある?」

「何をやっている自分が充実している?」

「何が得意?」


この質問の答えは見えてきたでしょうか?

この答えが見えてきたら、あなたが「やりたい!」と思えることも見えてくるはずです。


そうしたら、その自分のやりたいことには資格が必要かどうかを調べてみましょう。

そして、資格が必要であれば、全力でその資格の取得を目指しましょう!


参考文献:「新版 キャリアの心理学」 渡辺三枝子 編著 ナカニシヤ出版



▼著者:浦田 大暁の人気コラム▼

これからのビジネスの世界で生き残っていくために必要な4つのこと

プライベートの幸せと仕事の充実、この「二兎を追う」のは贅沢?

本当にやりたい仕事が見つかる3つの方法

「人の役に立つ仕事がしたい!」では、本当にやりたい仕事にたどり着けない理由とは?

「本当にやりたい仕事を見つけたい!」は逃げているだけ?

  • 浦田大暁(キャリアコンサルタント/中小企業診断士)

    1977年生まれ、静岡県出身。「このまま今の仕事を続けていていいのかな?でも本当にやりたいことがわからない…」 こんな悩みで苦しんでいる30代を支援する、やりたい仕事探し専門のキャリアコンサルタント。

女子力アップ

編集部ピックアップ

女子カレとは?

今週のお悩みQ&A

広告掲載について

Facebook

Twitter

ページTOPへ