
「八方美人」と聞いて、あなたはどんな人を思い浮かべますか?
本来「八方美人」はホメ言葉ではありませんが、ときには誰にでも感じよく接することができる、良い意味で八方美人という人もいます。同じように見えるけれど、良い八方美人とそうでない人…この違いはどこにあるのでしょう?
「悪い八方美人」とは?
まず、悪い八方美人とはどんな人かを考えてみましょう。
八方美人が嫌い・苦手な人にその理由を聞くと、だいたい2つの答えが返ってきます。
ひとつめは「裏表があるから」。一見誰にでも感じよく接しているように見えて、実はホンネを隠していたり、外部では悪口を言いまくっていたりと、実は腹黒いタイプだから嫌、ということです。
そしてふたつめは「主体性がないから」。相手の顔色をうかがって自分の態度をコロコロ変え、その場での印象は良いけれど、実態はただ自分の意見を持たない頼りない人だ、ということですね。
確かに、この2つの特徴がある八方美人に良い印象は抱けないですよね。
「良い八方美人」になろう!
逆に良い八方美人は、上記の特徴がないタイプ。つまり、裏表を見せず、かつ主体性がきちんとあれば、八方美人でも問題ないのです。
もしあなたが八方美人の自覚があるなら、ぜひ良い八方美人を目指してください。
まず、裏表について。ありがちなのが、Aさんの前で話を合わせてBさんの悪口を言い、同時にBさんの前ではAさんの悪口を…という態度を取ること。これはバレたときにすぐ腹黒のレッテルを貼られます。悪口・愚痴などネガティブな発言は相手に合わせず、さらっと流すようにしましょう。
そして次が主体性。もちろんムリに主張する必要はありませんが、自分の意見はきちんと持ち、必要なときに言えるようにしておきたいですね。
ちょっとした心がけで、印象はがらりと変わります。ぜひ普段の言動に気をつけて、誰からも好印象な人になりましょう!
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